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日常の生活

学園都市は、全幅300メートルの大河「蓬莱川」によって、東側から完全に隔離されている。
ショッピングモールのような大型商業施設や大学区画(キャンパス・スクエア)は、大河を隔てた対岸にあり、休日は蒼天学園数万の女子生徒達によって溢れかえる。
もっとも各校区とも全寮制であり、日常に必要な物資は各校区の市場で賄えるため、平日から東地区へ向かう生徒は少ない。
 
蓬莱大橋は徒歩・自転車でも通行できるが、殆どの生徒は各校区の寮から出発するバスや路面電車を使う。
さすがに馬車や馬で外世界のショッピングモールへ出掛ける生徒は少ない。(一応厩舎はある)
 

買い物

日常用品は各校区の購買や市場で揃ってしまうが、マイナーな書籍やコミック、嗜好品の類は、蓬莱大橋を渡ってショッピングモールへ買い出しに出掛ける。また、ネット通販を愛用する生徒も多い。
ただ、 司州校区そばに無秩序に拡がる「中原市場(生徒主催の闇マーケット)」に行けば、「無い物は無い」といわれ、ネット通販価格よりも遙かに安い場合がある。
同じく、青州校区の「東莱電気街」には、マニアックな電子パーツ類や、アニメ・コミックのグッズが所狭しと並んでおり、その道の通たちは、ここを聖地と敬い、週ごとの巡礼を欠かさない。
 
また「今シーズンは冀州菜園部の大根が美味い」などという奥様情報が各所で飛び交い、それらを広範に伝播するためにミニFMや学園TV、学園新聞などの学園メディアが発達したといわれる。
 

食事

自炊派も多いが、三食を学生食堂で済ます者も多い。当然ながら各校区にそれぞれ喫茶店や学食が乱立し、趣向を凝らして味を競い合っている。
定食で400円ほど。味は店によって天から地の開きがあり、そういう情報もハデに飛び交っている。
中原市場や、それに類する各校区の闇マーケットでは、料研系サークルが屋台を連ねて激安料理を披露。こちらの場合、味の差は天地どころでなく、場合によっては命に関わるとさえ言われる。
とうぜん市や国の保健所無届け営業であり、風紀委員ないし保健委員に見つかれば即刻立ち退きを命じられるのが原則だが、ほぼ放任状態。市にしても「学校教育の一環」という名分があり、ことさら取り締まろうとはしない。
 
基本的に、蒼天学園内の生鮮食品は自給自足。海産物を除くほぼ全ての山の幸・水の幸が自足可能で、もし突然敵軍(←?)に寄せられても十年は戦える、と豪語されるほど。
各校区の農耕サークルや漁業サークル、ハンターサークル、畜産サークル等によって生産が支えられているが、当然衛生局無認可で、これまた「学校教育の一環」ということで黙許されている。