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『1.争いの系譜』について系譜ができるくらい考察するスレ
56:かのん 2007/08/02(木) 16:27:10 ID:P7JQOjnP 「血の贖罪」だと思います。「地の食材」も耳では変わらないですけど・・・。 アベルの捧げた羊の初子とカインの捧げた地上の実りを対比させるなら地の食材ですが、羊の初子=血の贖罪という話を聖書の解説書で見たことがあります。 アベルは血を流す生き物を神に捧げた。カインはそうではなかった。アベルの方が神に忠実であり真剣である。だから神はアベルの捧げものにだけ目を留められたのだ、という話なのですが。 神に捧げる生き物から流れる血は、人の罪を贖う意味もあるそうなので。 神に目を留められなかったカインは激しく怒り地に顔を伏せたそうなので、その後は「怒りに伏し」ではないでしょうか。 楽園を追われ〜 の後は私は「人は荒野 子をなした」と聞こえたのですが、それにしてはあまりにも言い方が続きすぎてる気がして・・・自信がないです。 ただ、「業」というのは仏教の宗教用語でカルマと同義なので、ここでは使わないと思います。 公約もちょっと・・・。神に供物を捧げるのは自身の罪の赦しを乞い神を崇めるためであって、罪を贖うことも出来ませんし、神に呪われはしましたが神と約束した話はこの時点で聖書には出てきてないと思います。
57:D 2007/08/02(木) 16:33:05 ID:QkV6gUrn 羊のブイヨンにも聞こえて来ましたDです。 『歴史は駈け廻る――』部分の英語、 「The chronicle of history. It is as rapid as a blink of an eye. The diaspora ancient oracle and ...sisters The scales of Layla influenced by Moors and Iberian」 正確かはともかくとして(…)一文目、クロセカしか思い出せません。 サンホラ世界に『書』が絡んで来るのは解ってるんですが、今回はこういう形で 歌詞に紛れているんでしょうか。聞き取り大変ですね。orz 「怒りと憎しみの時代(とき)を彼女は疾り月夜に散った」の後の「撃てー!」ですが、 その後また、弓を放つ→少女の悲鳴→倒れる音、の表現がありますね。 これもまた違う形で『緋色の花』に収束(或いは通過)する話なんでしょうか。 少女の「緋き瞳」を英語が「ruby eyes」と言ってる辺り「ルビーの笑みを浮かべた」を思い出したりして…。つなげる前に本筋を理解したい所ですが聞いてるだけで一杯一杯です。助けて!(…)
58:名無しさん@何にするか募集中 2007/08/02(木) 16:45:02 ID:3Px07tqL はじめまして、クゥと申すものです。 私は 「蛇の甘言 楽園を追われ 人は荒野 子を生した」 「神への供物 地の実り 羊の初子 血の贖罪 怒り憎しみ 芽生えた殺意 その後 兄弟は…」 と聞こえます。(羊がぶ、ブイヨンにも聞こえてきたり…あわわ) 蛇の甘言〜は、Rioさんと同じで そのまま楽園を追われた二人が兄弟を生んだと言うことで解釈しました 神への供物〜の方は、ラストが「兄弟は…」なのか「兄は…」なのか 「兄」だったら、「兄は弟を殺した」と続くのかなと
59:つまめ 2007/08/02(木) 17:08:16 ID:o1dZSRe/ ググって見つけていると思うんですが、 英歌詞の方は大部分はあっているんではないかと…… それからの推測で 「The scales of Layla influenced by Moors and Iberian」 ライラの天秤はムーア人とイベリア人の影響を受けている。 要するに両親がキリスト教徒とイスラム教徒ではないかと。 その後戦禍に巻き込まれ両親が宗教の関係でうんちゃらかんちゃら。 それで、侵略するものされるもので両親の死に繋がる。 ってな感じかと思っております。
60:名無しさん@何にするか募集中 2007/08/02(木) 17:23:14 ID:MC9pDxKD Cross-Spear様、訂正ありがとうございます。 D様も、まとまった英詩を書いてくださって、どうもです。 なるほど、確かに、「the Old Testament's story」 と聞こえますね。 ……。でも、聞けば聞くほど、「the old」の部分が ロシア語のЗовут(ザブート)に聞こえてなりません…orz どうしても、Bの音が入ってる様に 聞こえてしまいます…(;ω;)
61:すなどけー 2007/08/02(木) 17:23:55 ID:MC9pDxKD 60←僕です…orz
62:あきら 2007/08/02(木) 19:15:24 ID:3VlkzA2I ≫Miさん はじめまして、あきらです。 なるほどおっしゃる通りのように思われました。そもそもそこだけフランス語なのは変ですもんね(笑) スレの腰を折るようであれなのですが、一応気になったのでカキコいたします…… 家を飛び出し、月夜に散った彼女は死んだのでしょうか? だとしたら、悪魔と出会うのは死後の……もしくは冥府への途中だと思うのですが。 そこで、また随分と突飛なのですが、二人は澪音の世界のどこかで出会ったのかなぁと思いました。 広い荒野の地下に眠る悪魔、この世界にやってきた少女は偶々そこに辿り着く。 悪魔と少女の問答で、シャイターンと呼ばれた彼が嗤うのは罪人だからでは? とまたまた脳内妄想。 奇遇にも悪魔を封印したのは蒼氷(アイスブルー)の石ですし……
63:kishima 2007/08/02(木) 19:20:03 ID:NZj7fYAQ とりあえず、ライラとマジュヌーンの物語も入れてるのかと。 マジュヌーン(ジン)=悪魔?
64:まさき 2007/08/02(木) 19:36:30 ID:7YjZCrNF >>62あきらさん 初めまして。まさきと申します。今後よろしくです 私は家を飛び出した少女は死んでないと思います 『月夜に散った』というのはもうどこへ行ったかも解らなくなってしまったという意味ではないかと また少し歌詞が飛びますがシャイタンと少女の会話の中で『生死を別つ淵に立ちながらも』とあるのも少女が死んでないと思う理由です 死んでいたら《生死を別つ淵》には立てないと思います それに最後に 『人として、死ぬことを許さないとしても、それでも私は……』 ともあるのでここではシャイタンと契約をして永遠という苦い毒を飲んだのでしょう また封印の石についても同じアイスブルーでも澪音の世界の場合は薄氷色ですしちょっと色の感じが違うように思います 悪魔が奇妙に嗤うのは自分が封印されてる間に全く聞き覚えのない言葉が自分の眠る地にもたらされた事に対する皮肉かと 自分が名前さえ忘れるほど長い間封印されてる間に人間の世界は随分と様変わりしたものだという意味合いが篭ってると思います
65:フユアキ 2007/08/02(木) 19:59:04 ID:2r7PxUEm 初めまして、早速ですが。 「争いの系譜」は旧約聖書を読んでいるといいと思います。 「はじめに男を作り、肋から女をつくった」 「兄は耕し、弟は羊を」というフレーズのところです。 まあ、簡略化すると、 はじめのフレーズはご存知、アダムとイブの話です。 楽園を追われたアダムとイブは、子孫を残します。 それがカインとアベルという兄弟です。 次のフレーズの兄と弟というわけですね。 彼等は対極的な性格をもっていて、主にアベルの側を善の象徴としています。 カインは農作物を、アベルは羊を育ていて、神様に捧げものをするわけです。 でも神に受け取ってもらえたのはアベルだけでした。 私が読んだ内容だと、このあとカイン(兄)はアベル(弟)を殺してしまいました。 これが人類最初の殺人となるわけです。 神が彼を追及すると「自分は弟の番人ではない」とごまかします。 神は「あなたは何ということをしたのか。あなたの弟の血が地からわたしに叫んでいる。あなたが地を耕しても、地はもはやあなたのためにその力を生じない。あなたは地をさまよい歩くさすらい人となるのだ」といい、カインは呪いを受けました。 カインは「わたしは罪の重さを担い切れなません。 わたしに会う者はみなわたしを殺すでしょう」といいました。 すると神は彼を守るためのしるしを与えました。 そしてカインは神の前から去り、東のノデに住みました。 ・・・・・こう考えるとあの老人はカインであるとも言えるのかな とも思いますが、聖者ってのは当てはまらない気もしますし。 んー・・・・・・どうなんでしょう。 神に認められなくて弟を殺したということを神への狂っているとはいえ信仰心とすれば 聖者と言えなくもないですが。 でもそれを神は許さなかったわけで。 んー・・・・・・・・・難しですが。 ともかく兄が弟を殺し、それが最初の殺人となったというのは、 聖戦に繋がるのではないかなと。 憎しみの連鎖の始まりということでしょうか。
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