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『1.争いの系譜』について系譜ができるくらい考察するスレ
80:Das 2007/08/02(木) 22:50:53 ID:FoFcoAwM >あきらさん ジャンではなく、ジャックオーランタンと聞こえます。英語?! ウィキペディアによると、ジャック・オー・ランタンって、「鬼火」を差すそうですよw 焔の悪魔にふさわしい名前の気がしますが。
81:名無しさん@何にするか募集中 2007/08/02(木) 23:39:50 ID:3Qi9qkQ5 突然ですが、失礼します。 《美しき夜の娘》の読みのなのですが、『ライラック』とも聞こえるんです。 確かに、『ライラ』という名も神話の中に登場するので無視できないのですが、今回のストーリーではあまり関連性がないかと思い…。 『ライラック』は花の名だと思います。 花言葉も一応、色んなところで調べてみました。 花の色も色々あるみたいですが、有名なのが紫と白でした。 紫⇒愛の芽生え、初恋、愛の最初の感情 というのが多く、 白⇒青春の喜び、美しい契り というものでした。 《夜》の娘ですので、紫が重点かと思います。 かなり皆さんの流れから脱線してしまってすみませんっ ただ、もし、ライラックとなるならば、この花言葉も関連してくるなら、 悪魔と《美しき夜の娘》の関係などがわかってくるのかと思い、書き込みさせていただきました。
82:Mi 2007/08/02(木) 23:47:58 ID:zgLKovlk 帰ってきたらいろいろな説が展開されててとても興味深いです。澪音とのつながり・・面白いですねぇ。 追いつくので精一杯なのですがとりあえず目に付いたところで。 >>77 Dさん 老預言者が語る「兄と弟」の兄カイン、一部のオカルト系の説で吸血鬼の始祖とも言われているそうですよ。 弟殺しで何者もカインを殺せないという呪いがかけられたことからカインは死ぬことがない、呪いによって死を取り払われた忌むべき存在との解釈があるそうです。 ついでに血つながりなんですが、「赤き焔」というのは焔子の血なのじゃないかなとも思ってみたり。 封じられていた悪魔に彼女の血が触れて・・みたいなイメージなんですが。
83:Mi 2007/08/02(木) 23:52:09 ID:zgLKovlk >>81 連投失礼します。 「ライラ」は「夜」の意味があるらしいのでライラックよりはこちらの方が強いかなと個人的には思っています。 関連するところだと「千夜一夜物語」の原題、「アルフ・ライラ・ワ・ライラ」(千の夜と一の夜)のイメージが強いせいもあるかもしれません。
84:名無しさん@何にするか募集中 2007/08/03(金) 00:07:48 ID:gRkl6Orq >>Miさん わ、ホントです!! ぴったりな感じがしますっ 《ライラック》を調べたとき、ヨーロッパ南東部原産とありまして、 スペインもヨーロッパの南に位置しているので、ついつい思考が先走ってしまいました。
85:Das 2007/08/03(金) 00:10:13 ID:xXEVSCaT >81さん 私も最初そう聞こえて気にしながら聞いていたのですが、何箇所かある呼びかけを全て聞くと、やはりライラ、で終わっているんですよね。 Miさんのだしたライラはアラビア語で、ライラックは英語である事からも・・・。あ、悪魔が英語圏だと・・・い、いや、本人の弁が一番でしょう。 >Miさん 貴重な考察ありがとう御座います。 今作は血やそれにつながる隠喩が多いためにその様な想像が働いていたのですが、何分浅識者なもので、十分表現できないのですよw 『石畳〜』でジャックオーランタンと英語で名乗り、さらに約束された言葉(私はこれを今の世界で共通語化している英語だと思っています)の件から、悪魔は英語圏の者だと考えています。 ブラムストーカーをはじめ、ヴァンパイアとなじみが深いものですから。
86:まさき 2007/08/03(金) 00:11:56 ID:Gwv8XTNZ >>80Dasさん ジャック・オー・ランタンって、「鬼火」の意味があるんですか それは知らなかった。私の知ってるジャック・オー・ランタンってはハロウィンの時にお菓子をせびる子供とカボチャの妖怪のイメージでした(笑) >>82-83Miさん カインが吸血鬼の始祖というのはどこかで聞いた覚えがあります あやふやな記憶ですがカインは吸血鬼となって世界に災いを振りまいてたような… 『赤き焔』=血説はどうでしょう。賛成も反対もしにくいですね 封印を解く鍵が何だったのか判明していない以上この説で行きたいと思います また何か有力な説が出てきたら考えるという事で 「ライラ」に夜の意味があるとは知りませんでした。これで《美しき夜》の説明がすっきりつきますね
87:名無しさん@何にするか募集中 2007/08/03(金) 00:27:22 ID:gRkl6Orq >>81です スペインについて調べていたら、アラビア語と関連が深いことを知りました スペインではアラビア語が影響を受けていると記述されていました。 なるほどです・・・ Miさん、Dasさん、ありがとうございます!!
88:まさき 2007/08/03(金) 00:48:30 ID:Gwv8XTNZ ちょっと妄想を広げてストーリーなんか作ってみました 面白かったら幸いです はぁっ…はぁっ… 何かに急かされるように少女は走っていた 普段ならその冷たさが心地よいと感じる石畳も、今はその小さな凹凸が棘となって少女の足に刺さる いつからこんな事になったのだろう… いつもと変わらぬ日常。教えは違えど数多の神々に祈りを捧げた平和な日々 その静寂を引き裂いたのは国境での小競り合いだった 噂は風より早く人の耳に届き嵐より激しく人を巻き込む 十字の軍隊が再びこの地を我が物にせんと攻め入った。少女が聞いたのはそんな話 そして…家族の平和にひびが入るまでそう時間はかからなかった 事ある毎にお互いの神を貶し合い、またお互いの神を祀りたてる 限界だった。幼い頃から父母と一緒にそれらの神に祈りを捧げてきたもう少女にはこの家は地獄だった そして衝動的に逃げ出した 頼る人もいないまま。目的とする場所もないまま 神々の争いから逃走を続ける少女の耳に入った声 「撃てー!」 そこは戦場だった。十字の軍隊は思ったよりも早く侵攻してきていたのだ とっさに身を伏せ、雨のごとく降り注ぐ矢から身を守ろうとするが、不幸な事に1本の矢が命中した 「くっ…」 少女はうめき声を上げたがそれでも体を伏せ矢の雨に耐えた 雨が止んだ後、少女は再び立ち上がり走り出した 矢が当たった肩が痛む。だがここで立ち止まっていてはいつまた巻き込まれるとも知れない 一体どれくらいさ迷っただろうか… 少女の目の前には暗い口を開ける洞窟があった 少女は何かに導かれるようにその洞窟へ入った その洞窟は一言で言えば異様だった まるでつい最近まで人が住んでいたかのように磨かれた石畳 そしてその奥にそびえる巨大な蒼氷の石像 その石像の前で少女はついに力尽きた 矢の刺さった肩からはまだ血が流れていた その血が石像に触れた時、異変は起こった 石像から焔が立ち上がりそしてそれが収まった時、奇妙な男が立っていた 男は少女の名を聞いた。少女は《美しき夜》の名で応えた 少女も男に問うた 答えは馴染みの無い異国の響き 少女はその男に『シャイタン』という名をつけた。すると男は何が可笑しいのか皮肉に満ちた笑顔を見せた そして男は問うた 「このままこの薄暗い牢獄で人として死ぬか」 「それとも私と契り永遠という苦い毒を喰らうか」 そして少女は…応えた
89:Mi 2007/08/03(金) 01:16:48 ID:d/zFa5t1 >まさきさん おお、短編小説ですな。じっくり読ませていただきました。 <美しき夜の娘>が家を飛び出す下りはなるほどと思わせます。 両親がそれぞれ別宗教である説とあわせて考えると、少女が「家にはもう戻りたくない」理由もわかります。 あと一つ気になったのが少女が悪魔に名づける下り。 歌詞カードでも『少女は男を≪悪魔≫と呼ぶことにした』とはあるんですが、英語でのナレーションの後ろに聞こえる男と少女の会話の様子からすると名づけている雰囲気には思えないんです。 男が問いに答えた「馴染みのない異国の響き」を、少女はそれを自国語での「悪魔」に似ていた「シャイターン」と勘違いしたのではないでしょうか。 そう考えると男の返答に少女は「シャイターン!」と驚いてるようにも聞こえてきます。
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