『2.石畳の緋き悪魔』を石畳の石が無くなるくらい考察するスレ
80:まさき2008/02/17(日) 20:07:32 ID:5CCSulHYAAS
>>79十六夜さん
初めまして、まさきと申します
「千の責め苦が〜」のところですが私はそこよりも「朽ちゆく其の身」に重点をおいて考えてました
『朽ちる』というと植物などが腐ったりしてボロボロになるイメージが大きいですが、それと同じく“評判が衰える、廃れる”や“むなしく人生を終える”という意味もあるそうです
そこで私はシャイタンはかつてイスラム教を信じなかった国の王もしくは王族
あるいはイスラム教とは別の神がイスラム教によって悪魔のような立場にすりかえられた存在ではないかと考えます
そしてイスラムの地獄に落ち、同じ地獄に落ちたイスラム教徒から様々な責めや迫害を受けていた
もはや自分の名声は過去のものとなり、誰も知る事がないほど衰えてしまった
このまま誰に存在を気に止めてもらえる事無く虚しく自分達の世は終わっていくのだろうと覚悟した
しかしそこにライラがやってきた
少女との会話の中で再び其の身を解き放つ焔(ひかり)を手にする事が出来た
ならば自分は悪魔となってこの少女と永遠を過ごそうではないか。さあ、君(ライラ)は永遠という残酷な時間を過ごす覚悟はあるかい?
というような物語を頭の中で描いてます
ライラがその名前を聞き取れなかったのは自分が産まれるはるか前に存在した異国なので言葉が違っていたため
ただ、知識としてシャイタンの事は知っていたので地獄にいる者=悪魔=シャイタンという図式ができたのではないでしょうか
【封印の蒼】←→【解放の緋】については蒼=争いの系譜に出てきた蒼氷の石、緋=シャイタンの目に宿った焔(ひかり)という解釈でどうでしょう?
最後の質問は私も同じ考えです
穴も多々あると思いますが参考にしていただければ幸いです
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