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『3.侵略する者される者』を侵略する勢いで考察するスレ
13:さゆ。 2007/08/02(木) 15:07:25 ID:L5HLYncM 話の流れをさえぎるようでしたら申し訳ありません。 歌詞中二人アラゴンとカスティリアとでて「⇔」で結ばれているようで、 スペイン・ポルトガル両王家の中でふたつにあてはまるのにトラスタマラ家が 少し関係あるのかな、と思ったのですがいかがなものでしょうか。 それからポルトガル王家にアヴィス家というのがあるんですねΣ('ω´*) ちょっとエリュシオンを思いだして驚きました。 それから預言者イスハークというのがアラブに実在したようで安易ですが黒がイスラム教で 白がキリスト教とするとクロセカの黒の教団≒イスラム教がモデルかなと 思ったのですが・・。 こちらのほうは他所で既出でしたらすみません; ぐだぐだと失礼しました。 ご指摘等ありましたらどうぞ宜しくお願いします。
14:かのん 2007/08/02(木) 15:51:01 ID:P7JQOjnP 冒頭のアルファベットは、イベリア半島に勢力を持った民族や国家で良いと思います。 即ち、 〜前6世紀頃 ケルト人 前6世紀頃〜 カルタゴ ポエニ戦争(ハンニバル登場) 前1〜2世紀〜 ローマ帝国 カエサルがイベリアを再建しています 民族大移動 5世紀頃〜 ヴァンダル人 民族大移動 6世紀頃〜 西ゴート族 711〜 (後)ウマイヤ朝 アラゴンとカスティリャは15世紀に両王家の婚姻で同盟成立、イスパニアになったはずです。 やたらここだけ時代が下っている気もしますが・・・。 レコンキスタは都合800年ほど続くので、父と母が別の信徒であることはあまりないと思います。 啓典の民は、私もキリスト教徒だと。 余談ですが、イスラム教とユダヤ教、キリスト教が同じ神を信仰している事はご存知だと思います。 アッラー(イスラム教)=ヤハウェ(ユダヤ教・キリスト教) イスラム教においてユダヤ教キリスト教は下位の宗教と位置づけられています。 『神はこれまで、モーセ、ヨハネ、イエスなど幾度も預言者を地上に遣わした。しかし、神の意思を正確に伝えた者はいなかった。 神は最後にムハンマドを地上に遣わした。彼こそが神の使徒、最高の預言者であるり、コーランは神がムハンマドの為にもたらした最高の聖典である』 という具合です。ただ、同じ神から遣わされた預言者と同じ神からもたらされた聖典を持つので、キリスト教徒やユダヤ教徒は「啓典の民」となるのだそうです。 ですから、「救済者を貶める」とは、「キリストは預言者としては失格である」みたいなことではないかと。
15:いまち 2007/08/02(木) 16:36:31 ID:Egg6aJlU 初めまして、いまちと申します。 ウマイヤ朝の後の同盟どうこうっていうのは、 1037・1072年 カスティーリャ=レオン連合王国の成立 1137年 カタルーニャ=アラゴン連合王国の成立 で、それを含んでの15世紀のカスティーリャとアラゴンの統合ってことではないでしょうか。
16:シロ 2007/08/02(木) 17:03:58 ID:q9ed4ETr 初めまして、シロと申します。 やっぱり啓典の民と聖典の≪兄弟≫も話に上がってますね!! 「十字を切る」の「十字」は私も十字軍から来てキリスト教を示すものだと考えます。 辞書で調べると、「啓典」も「聖典」もイスラム教・キリスト教どちらも示せたのでそれから以下2通りの考察ができました。 あ、私は両親を殺されたのは三姉妹でなくライラだと思っております。 @「十字を切る」をキリスト教が祈ったりする時?に十字を切る事だとすると、 父は啓典の民=キリスト教徒に殺され、母は啓典と対となる聖典の兄弟=イスラム教徒に殺されたのだと思います。 よってライラはイスラム教徒。 A「十字を切る」を、イスラム教徒がキリスト教徒を切って殺す事だとすれば@の真逆で 父はイスラム教徒に殺され、母はキリスト教徒に殺されたのではないでしょうか。 よってライラはキリスト教徒。 この2つなのです。こうして、2つの勢力に両親を殺されたからこそライラ(美しき夜の娘)は誰を憎めば良いのか分からないのではないでしょうか。 『争いの系譜』の方でも「父と母を両皿に乗せ傾かざる少女の天秤」とありますし。 しかし、この2つを考えたのちに浮上した疑問が、戦争に少女を率いていくかが問題です。 イラストを見る限り少女は「女ながらに勇ましく戦うわ!」な感じにはどうしても見えません。 ただ、両親がレコンキスタでイベリアへ行ったキリスト教徒と考えもできますが、母親が行くのもまた不思議に思います。 やはり家族でイベリアに住んでいたイスラム教徒で、@の解釈ではないかと考えています。
17:セイ 2007/08/02(木) 17:13:49 ID:SbHZ0iog 初めましてセイといいます。 話の流れが宗教から聖戦そのものに変わってしまって申し訳ないんですが結局この聖戦を終わらせたのはシャイタンなんでしょうか…? この詩の【業火、是汝ノ王デアル】のところであまり聞き取れなかったんですが「〜〜我こそが君達の敵だ」というセリフがシャイタンに聞こえるんです。 焔の少女が聖戦の終わりを望んだのならここでシャイタンがイベリアに対して何かを行い、そして聖戦が終わったんではないかと思ったんですが。 まだまだ落ち着いて聴けてないのでしっかりしたこと書けなくてすみませっ
18:D 2007/08/02(木) 17:26:06 ID:X/Wy5/Dn 聞き取ろうとやっきになっている者です。 「勝利と正義を剣に懸けた 戦士達の『狂想詩』」の後の悪魔の台詞ですが、 シャイターン…と言っている様に聞こえます、その後は全く不明ですが。 「則ち兄よ」「則ち弟よ」「畏レヨ、汝、悪ノ名ヲ」「畏レヨ、汝、神ノ仔ラヨ」 ↑の言葉から、双方の勢力=神の仔ら、に向けて言っているのだと思います。 「今や兄弟同士で殺し合っているのか?人類諸君よ、我こそが君達の敵だ!」 という台詞もありますしね。だから「我が名はシャイターン」的な事かしらと。 手前の台詞もですが、聞き取り辛いです悪魔…orz
19:レイネ 2007/08/02(木) 17:50:58 ID:Zcn2cxik 初めて書き込みさせていただきます。レイネと申します。 >>セイさん 私もそれ思いました。聞き取れた範囲では、シャイタンは 「今も兄弟同士で殺し合っているのか。(不明/ジンリシャマ、と聞こえる)我こそが君たちの、敵だ」 と言ってるようです。つまり聖戦(争い)の終わりを望んだライラに答えて、争ってるふたつの勢力にとっての共通の敵として現れたのでは無いでしょうか。 そして彼ら(白軍と黒軍かな?)は手を結んで、シャイタンに立ち向かった、と。 「畏レヨ、汝、悪ノ名ヲ 畏レヨ、汝、神ノ仔ラヨ」 悪の名、はシャイタンのことで、神の仔ら、はこのふたつの民のことでしょう。 預言者が(これもまたあやふやですが/汗) 「悪魔が去りてのち、カスティーリヤを中心とした啓典連合王国の成立は、イベリアにとって長き聖戦の終止符と為り得るのだろうか。 故郷を失った我らは流浪の身。ただ、歴史を見守り唄い継ぐことしかできぬ。願わくば、彼方よりきたる軍馬の嘶きが、(不明/剣の無いここを、イレーネの頂を越えぬことを?)」 と言ってますね。まぁ、もともと同じものからの派生(でしたよね?)なので連合王国はわかるのですが、預言者が意味深なこと言ってるのが気になります。なんかまた戦争がおきそうな・・・(汗) ライラの望みは多分争いを終わらせることだと思うのですが、それはシャイタンが人間の敵となることで一時的に達成された、けれど・・・。 「悪魔が去りてのち」と言う事はもう悪魔(とたぶんそれと一緒にいるだろうライラ)はもういないわけですね。 「去りて」なのでイベリアではない別の場所に行ったのでしょうか。少なくとも死んでたりはしてなさそうです。 もしももう一度聖戦が起こったとしても、もはや止めるものは存在しない・・・。 なんか考えてる事をつらつら並べただけでまとまってないうえに長文ですみません。
20:レイネ 2007/08/02(木) 17:54:11 ID:Zcn2cxik 連投すみません(汗) >>Dさんのおっしゃるとおりシャイタンの台詞は「人類諸君」に聞こえます。 ジンリシャマって、自分・・・orz
21:まさき 2007/08/02(木) 18:03:12 ID:7YjZCrNF >>9あきらさん 初めまして。まさきと申します 確かにそう考えるのが自然のような気がします もし両親が2人ともどちらかの勢力に殺されたのならそう書くでしょうし レコンキスタ時のイベリアなら両親で違う宗教を信じてたというのはあり得る話ですからね ただ、私は両親は殺されたのではないと思います 『奪った』というのは平和な家族の暮らし。レコンキスタに巻き込まれ どちらの宗教が正しいか両親の間でかなり激しく対立があり それを見ていた少女はついに耐え切れ無くなり。ここにはいたくないと家を飛び出し行方も知れぬ彼方へと走り去った そしてその逃避行の途中でシャイタンとであったと考えてます >>14かのんさん はじめまして。これからよろしくお願いします イベリアの勢力図の説明有り難うございました 「救済者を貶める」の部分は私も同意です。特に偶像崇拝を禁じてるイスラム教においては キリスト教のように預言者を神格化するのは神への冒涜に他ならないでしょうから >>16シロさん 初めまして。まさきと申します 私は両親は殺されてはいないと思うのですがまあそれはさておき 流れ的には@の方が自然ですね 私が両親が殺されていないと考えるのはシロさんもご指摘された 「父と母を両皿に乗せ傾かざる少女の天秤」 の部分があるからです。もし両親が死んでいるのなら天秤の両皿に乗る(比べる対象にする)事はないでしょう 両親が生きていて、お互いに違う宗教観をもっているからこそ 両親は天秤に乗り少女はそれをどちらへも傾ける事が出来なかったのだと思います
22:まさき 2007/08/02(木) 18:03:50 ID:7YjZCrNF >>17セイさん 初めまして。まさきといいます。今後ともよろしくです ご指摘の部分は確かにシャイタンのセリフで 「今や兄弟同士で殺し合っているのか?人類諸君よ!我こそ君達の敵だ!」 といってるように聞こえます ここではややスレ違いかもしれませんが 『石畳の緋き悪魔』でライラが聖戦を憎んだ場合 シャイタンは自らの腕でそれを滅ぼそうといってます そこから考えるとシャイタンは自らが人類全ての敵となる事で 人間同士の愚かな争いを止め宗教や民族の違いを超えて団結する事を望んだのではないでしょうか >>18Dさん 私もかすかにシャイタンといってるように聞こえました ただ、その後はさっぱりです これは余談ですがてっきりスペイン語がほとんどだと思ってましたが英語が大半でしたね ちょっと拍子抜けというかフェイントかけられた気分です(笑)
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