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『3.侵略する者される者』を侵略する勢いで考察するスレ
67:月の兎2007/09/12(水) 20:25:55 ID:??? [sage]
>>66
> イスハークにラミレス、シャイたんという存在からして、
> 聖イベも完全に史実通りというわけではないんじゃないでしょうか。
史実通りじゃない、というのには同意ですが、イスハークやラミレスはアラブ・スペインではよくある名前ですし、
モデルになっている可能性がある該当しそうな歴史上人物もいます。
アラゴン・ナバル王サンチョ=ラミレス(1063-1094)
ナバル王ガルシア=ラミレス(1134-1150)
ナバス・デ・トロサの戦い(1212)当時のテンプル騎士団長ゴメス=ラミレス
ムラービト朝最後の王イスハーク・イブン・アリー(1146-1147)
私が考えているモデルは1138年のサラゴサの戦い。
このときの総大将はカスティリアとレオンの王アルフォンソ七世とムラービト朝の王アリー・イブン・ユースフです。
ガルシア=ラミレスはもともとアルフォンソ七世の将軍ですし、
イスハーク・イブン・アリーはアリー・イブン・ユースフ王の王子です。
なおサラゴサは1096年にも戦場になっており、その時のキリスト教側総大将がサンチョ=ラミレス王。
争いの系譜のラミレス将軍はこちらではないかと。
ただ1138年ではまだ「グラナダ落とせば」という状態にはなっていないんですよね。
しかし「グラナダ落とせば」の条件がそろったとき、グラナダのナスル朝はカスティリア=レオンに臣従し、
キリスト教側に立って戦ってますし、グラナダが落ちる15世紀にはナスル朝はほぼ崩壊しており無血開城してます。
この歌の舞台になりそうな大スペクタクルが起きそうにありません。
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