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『3.侵略する者される者』を侵略する勢いで考察するスレ
7:Mi 2007/08/02(木) 01:34:41 ID:zgLKovlk こちらでは初めまして。考察など初めてなのですがよろしくお願いします。 >6 まさきさん 確かに当時「啓典の民」は国内のほとんどの異教徒を指す語として使われていたみたいです。 しかしイスラム教による「啓典の民」とは本来ユダヤ教やキリスト教信者を指すものとあります。 また歌詞中の『十字に切る〜』とあるのでここで歌われている「啓典の民」とは「十字軍」ではないでしょうか。 そしてその後に続く「聖典の兄弟」。聖典とは「聖書やコーランを重要視する宗教のテキスト」とあったので、この場合キリスト、イスラム、ユダヤのいずれではないかと思われます。
8:まさき 2007/08/02(木) 01:47:41 ID:sq+FUzpH >>7Miさん 確かに十字軍とレコンキスタは時期的に一致するものがありますね 私も最初は十字軍かなと思ったんですが「啓典の民」とあったのでちょっと躊躇してました Miさんもご指摘の通りイスラム教でもユダヤとキリストは特例的なものを認められてきましたし ただ、その後の『従事で斬る 聖典の《兄弟》』を考えると十字軍の方が合ってるかも知れませんね この説なら最初の私の説も大して変更を加えなくて済みそうです
9:あきら 2007/08/02(木) 09:06:19 ID:id4cs3Na あきらと申します。 父母を奪ったのは、どちらもキリスト教徒なのですか? 私は 父を奪ったのは「啓典の民」→キリスト教徒 母を奪ったのは「聖典の《兄弟》」→イスラム教徒 と思ったのですが。 なので、 父はイスラム教徒、母はキリスト教徒……という結論に…… ある得るのかぁ?中世のイベリア半島ならば無くは無いきもします。 そして父と母を別の陣営によって奪われた少女は誰を憎むべきなのかが判らず…… と、脳内で続けてみました。
10:みかん 2007/08/02(木) 12:57:44 ID:69R4L0fp 初めまして。みかんと申します。 何度聞き返しても《兄弟》の所が「アーク」と歌ってるように聞こえるんですけど…… 私の気のせいでしょうか?それとも《兄弟》が箱舟と関係ある? 単なる聞き間違いだったらすいません。 みなさんは何て歌ってるように聞こえますか?
11:維摩 2007/08/02(木) 14:15:47 ID:Jd2ZI/6N 維摩と申します。参戦させていただきます! >>みかん様 《兄弟》はアラビア語の兄弟を表す「akh」(発音はアー(ク)、アー(フ))らしいです。 聖典の《兄弟》のくだりは教徒(キリスト対イスラム)の戦いだと思ってました。 もとは同じものから派生した宗教ですから(…でしたよね?? アレ??)、兄弟と表記してもおかしくはないかと。
12:ときわ 2007/08/02(木) 14:27:32 ID:VN3if2kC 初めまして。 考察は初めてなので、不適切な点や至らない点があると思いますが、宜しくお願いいたします。 >10 みかんさん 《兄弟》の部分なのですが、調べてみたところヘブライ語で ’akh【アフ】兄;弟 の意味のようです。
13:さゆ。 2007/08/02(木) 15:07:25 ID:L5HLYncM 話の流れをさえぎるようでしたら申し訳ありません。 歌詞中二人アラゴンとカスティリアとでて「⇔」で結ばれているようで、 スペイン・ポルトガル両王家の中でふたつにあてはまるのにトラスタマラ家が 少し関係あるのかな、と思ったのですがいかがなものでしょうか。 それからポルトガル王家にアヴィス家というのがあるんですねΣ('ω´*) ちょっとエリュシオンを思いだして驚きました。 それから預言者イスハークというのがアラブに実在したようで安易ですが黒がイスラム教で 白がキリスト教とするとクロセカの黒の教団≒イスラム教がモデルかなと 思ったのですが・・。 こちらのほうは他所で既出でしたらすみません; ぐだぐだと失礼しました。 ご指摘等ありましたらどうぞ宜しくお願いします。
14:かのん 2007/08/02(木) 15:51:01 ID:P7JQOjnP 冒頭のアルファベットは、イベリア半島に勢力を持った民族や国家で良いと思います。 即ち、 〜前6世紀頃 ケルト人 前6世紀頃〜 カルタゴ ポエニ戦争(ハンニバル登場) 前1〜2世紀〜 ローマ帝国 カエサルがイベリアを再建しています 民族大移動 5世紀頃〜 ヴァンダル人 民族大移動 6世紀頃〜 西ゴート族 711〜 (後)ウマイヤ朝 アラゴンとカスティリャは15世紀に両王家の婚姻で同盟成立、イスパニアになったはずです。 やたらここだけ時代が下っている気もしますが・・・。 レコンキスタは都合800年ほど続くので、父と母が別の信徒であることはあまりないと思います。 啓典の民は、私もキリスト教徒だと。 余談ですが、イスラム教とユダヤ教、キリスト教が同じ神を信仰している事はご存知だと思います。 アッラー(イスラム教)=ヤハウェ(ユダヤ教・キリスト教) イスラム教においてユダヤ教キリスト教は下位の宗教と位置づけられています。 『神はこれまで、モーセ、ヨハネ、イエスなど幾度も預言者を地上に遣わした。しかし、神の意思を正確に伝えた者はいなかった。 神は最後にムハンマドを地上に遣わした。彼こそが神の使徒、最高の預言者であるり、コーランは神がムハンマドの為にもたらした最高の聖典である』 という具合です。ただ、同じ神から遣わされた預言者と同じ神からもたらされた聖典を持つので、キリスト教徒やユダヤ教徒は「啓典の民」となるのだそうです。 ですから、「救済者を貶める」とは、「キリストは預言者としては失格である」みたいなことではないかと。
15:いまち 2007/08/02(木) 16:36:31 ID:Egg6aJlU 初めまして、いまちと申します。 ウマイヤ朝の後の同盟どうこうっていうのは、 1037・1072年 カスティーリャ=レオン連合王国の成立 1137年 カタルーニャ=アラゴン連合王国の成立 で、それを含んでの15世紀のカスティーリャとアラゴンの統合ってことではないでしょうか。
16:シロ 2007/08/02(木) 17:03:58 ID:q9ed4ETr 初めまして、シロと申します。 やっぱり啓典の民と聖典の≪兄弟≫も話に上がってますね!! 「十字を切る」の「十字」は私も十字軍から来てキリスト教を示すものだと考えます。 辞書で調べると、「啓典」も「聖典」もイスラム教・キリスト教どちらも示せたのでそれから以下2通りの考察ができました。 あ、私は両親を殺されたのは三姉妹でなくライラだと思っております。 @「十字を切る」をキリスト教が祈ったりする時?に十字を切る事だとすると、 父は啓典の民=キリスト教徒に殺され、母は啓典と対となる聖典の兄弟=イスラム教徒に殺されたのだと思います。 よってライラはイスラム教徒。 A「十字を切る」を、イスラム教徒がキリスト教徒を切って殺す事だとすれば@の真逆で 父はイスラム教徒に殺され、母はキリスト教徒に殺されたのではないでしょうか。 よってライラはキリスト教徒。 この2つなのです。こうして、2つの勢力に両親を殺されたからこそライラ(美しき夜の娘)は誰を憎めば良いのか分からないのではないでしょうか。 『争いの系譜』の方でも「父と母を両皿に乗せ傾かざる少女の天秤」とありますし。 しかし、この2つを考えたのちに浮上した疑問が、戦争に少女を率いていくかが問題です。 イラストを見る限り少女は「女ながらに勇ましく戦うわ!」な感じにはどうしても見えません。 ただ、両親がレコンキスタでイベリアへ行ったキリスト教徒と考えもできますが、母親が行くのもまた不思議に思います。 やはり家族でイベリアに住んでいたイスラム教徒で、@の解釈ではないかと考えています。
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