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『3.侵略する者される者』を侵略する勢いで考察するスレ
74:メロ2009/07/28(火) 19:08:13 ID:D5cTPxKi
はじめまして!
改めて聴きこんだ末の思いつきで申し訳ありませんが、
書き込ませて頂きます!
『今も兄弟同士で殺し合っているのか、人類諸君…我こそが君達の…敵だ!!』
この台詞と
『農夫(アルファラーフ) 即ち兄よ(エルマノ・マジョール)
⇔羊飼(アルラーイ) 即ち弟よ(エルマノ・メノール)』
こちら。
皆さんユダヤ教徒の正典、旧約聖書のアベルとカインをご存知だと思いますが、
兄であるカインは土を耕す者となり
弟であるアベルは羊を飼う者になりました。
兄弟が神に捧げものをした際、神はアベルのものしか顧みなかった。
カインは憤り、アベルを殺してしまう。
神がなぜ兄アベルを無視したかについては諸説ありますので、興味のある方は調べてみてください。
ここでは、無視された兄を弟カインはなぜ庇わなかったのか、という部分を絡めて書きたいと思います。
旧約聖書は律法の肯定をします。
なので、兄の弟殺しも、兄の楽園追放も、
仕方ないこととして受け入れる。
しかし新約聖書は律法の否定をします。
キリスト教の本質は兄弟愛、同胞愛です。
それは人類愛には至らないので、同胞を脅かすものを決して許しません。
律法を否定するキリスト教の救世主を、ユダヤ教徒は認めず
キリスト教徒はユダヤ教徒を否定する。
・・・レコンキスタという単語から考えれば、キリスト教対イスラム教が自然だと思いますが、
どうしても兄弟同士の殺し合いが引っかかり、考えた末
『侵略する者される者』の背景はユダヤ教徒対キリスト教徒なのでは?と思った次第です。
それと、Granada(グラナダ)の都市の郊外には「ガルナタ」と呼ばれるユダヤ人のコミュニティーがあったらしいので・・・・。
すぎた妄想でスミマセン!!
乱文失礼致しました。
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