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『聖戦のイベリア』を総合的に考察するスレ
13:まさき 2007/08/02(木) 17:21:47 ID:hzJ9Znu0 >>8Arnearthianさん お久しぶりです。またよろしくお願いします イベリアは確かにこれだけでは終わりそうにないほどボリュームがありますね 特に、争いの系譜の《六番目の女神》というところ。歌の中では『運命』と歌われてましたがなぜ六番目なんでしょう これが明かされるのが次のアルバムかと考えると早く聞きたくてうずうずしてきます 三姉妹については私は長女:サランダ・次女:トゥリンク・三女:エーニャという風に聞こえました そしてこれらはバルカン・ロマ語でそれぞれ数字を表すらしいので老預言者もとある考察サイトに載ってた考察ですがシュタルではないかという事です 私は蒼氷は単純に焔との対比ではないかと思ってます 石畳は…うーん、シャイタンが封印された洞窟ないし寺院の床が石で出来てたとか…ちょっとこじつけくさいですかね 焔と契りし少女は美しき夜の娘と同じみたいですよ 美しき夜の娘がシャイタンと契約し焔と契りし少女になったみたいです そして私は彼女は両親の宗教的な対立から逃げようと家を飛び出したのではないかと思ってます その辺は『少女が裸足で駆け出した〜行方のない彼方へと』の解釈です 名前は石畳の緋き悪魔から察するに『ライラ』ではないでしょうか クロノクルセイド…私も最初の方は読んでたんですけどね とりあえず長くなりそうなのでここで切ります
14:まさき 2007/08/02(木) 17:36:01 ID:hzJ9Znu0 >>9紫さん はじめまして うーん蒼氷の石=石畳ですか 石畳というからにはそれなりに大きさと数が必要ですからちょっと違和感がるなぁというのが正直な感想です すみません ポスカの詩の順番は私は三女と焔子は逆だと思ってます 父母を奪われた後で姉妹が出てくるのは微妙におかしな気がするので >>10-11弥生さん 初めまして。まさきと申しますよろしくです 宗教の流れは概ね同意です 確か人頭税はキリストの他にユダヤ教でも認められてたと思います イスラム帝国は厳格にイスラムを守る事を命じてるようで 案外現地の宗教を尊重というか利用してた面もあるので 先に書きましたが私も少女は父母の宗教観の対立から家を飛び出したと考えます ただ、少女が殺されたとすれば一体誰に殺されたのかが解らないんですよね なので『月夜に散った』というのは家を出てさらに街を出てどこへ行ったかも解らなくなってしまったという意味で捉えてます 老預言者と三姉妹はシャイタンの封印を守ってたのではないでしょうか 今まで頑強に封印されてきたシャイタンがレコンキスタの火の中で再び復活を遂げようとしていた さらにもう1度封印を行うためには伝説の蒼氷の石が必要だった そこで4人はその石を探すためにいつ果てるとも知れぬ流浪の旅へと出発した このようなストーリーを考えて見ましたがどうでしょう?
15:D 2007/08/02(木) 17:39:20 ID:yPPyWD3h おおお、忘れていた orz 三姉妹と預言者に関してです。 ヘブライ文字の対応がヒントになるかも知れないので半端な知識ですが一応。 名・読み(耳判断)・文字・数価・意味 『Saranda』サランダ=Mem(メム)=40(600)=水 『Trin』トゥリン=Gimel(ギメル)=3=羊 『Enja』エーニャ=Teth(テス/テト)=9=蛇 預言者って文字ありました…?(確認出来ていない)聞いた感じでは、 『Sadi』サディ、もしくはまんま『Tzaddi』ツァディだと思っています。 因にどちらにせよ90(900)数価、意味は釣り針です。 ………釣り針はあんまりか………?笑 詳細思い出せないので持ってる資料漁ってみます。
16:まさき 2007/08/02(木) 17:40:02 ID:hzJ9Znu0 3連投すみません >>12Dさん 兄弟の父と母ですがこれは伝説上のアダムとイブの事らしいです そして兄弟は2人が楽園を追われて初めて作った子供だそうで この辺は争いの系譜スレに細かい考察が載ってるので参考にすればいいと思います なので、『侵略する者される者』ででてくる父と母とはとくに関係ないかと 争いの勢力というより人が犯してきた争いの元凶みたいな書かれ方をしてるみたいですね
17:D 2007/08/02(木) 17:55:40 ID:NxLPQGm5 お手を煩わせた様なので取急ぎこれだけ orz >>16 まさきさん いえ、いえ!アダムとイブ→兄弟を生む。等は勿論頭に入れています。 兄弟が争いの始まりとして語られている事を考えると、わざわざ悪魔が「則ち兄」「則ち弟」と呼び掛けている(+前後の悪魔の台詞)なら、どちらにも傾かなかった少女を生した父と母、も対応というか対象的な表現がされているのではと……! あれ、これ普通にまさきさんの考えと違うという事?笑 否、寧ろ私の説明下手+勘違いかもなのでやっぱり考えて来ます。 夕飯作るぞ!(撤退)
18:弥生 2007/08/02(木) 20:36:28 ID:V5mcPsX9 >12 Dさん ふと浮かんだのは、ポストカードのイラストから、兄弟=兄弟の様に慕っていた同胞かも? 彼女の格好は、顔を隠してはいないけれど、イスラムの女性の特徴ではありますし。そう考えると、聖典の《兄弟》=聖典の同胞達なのかなと。 そうすると、両親のどちらかがレコンキスタの火が広がり、このままではイスラム教徒は弾圧される。だから、宗教を変えようして、キリスト教かいままで信じていたイスラム教かを迫ったのかも。ただ、父がどっちで母がどっちかは、奪ったが、命を奪ったのか、信仰を奪ったのかの判断がつかない為どちらとも取れないようにしてます(汗)。 >13-16 まさきさん 少女が殺されたのが本当に分からないんですよね(汗)。家を飛び出した後たまたま戦火に巻き込まれ、たまたま悪魔が封じられていた石の上で力尽きようとしていた。ってのも説明としてはなくはないのですが、あまりにも偶然が続きますし。 ただ、彼女がポストカードのイラストのようにイスラムの格好で走っていたのだとすると、それを見た十字の軍の兵に殺されたというのは考えられなくは無いですが。
19:hujimiya 2007/08/02(木) 20:53:38 ID:5jT2EgzH 私なりの考えを、ちょっと聞いてもらおうと書き込んでみます。 皆さんに比べると、まだ凄く浅いんですけどね。 「争いの系譜」より、父と母を両皿に乗せ傾かざる少女の天秤→少女(ライラ)の両親は信仰する宗教が異なる。少女はどちらも選べずにいる。 少女の父=「侵略する者される者」より、啓典の民に奪われた→キリスト教徒。 少女の母=父がキリスト教徒なので→イスラム教徒。 ※『奪われた』は、命を奪われた=殺されたではないと解釈。 なんと言えばうまく伝わるのか解らないんですが、少女にとっては普通の、他と変わらぬ父と母であったのが、聖戦によって変わってしまった事を、奪われたと表現しているのかな?と。 これらと、「争いの系譜」より、家にはもう居たくない→少女は家出。 少女は、戦のない地を目指すも、途中、戦に巻き込まれ死亡、もしくは瀕死。 (「争いの系譜」初めて聞いた時は、流れ弾が当たった?ような印象を受けましたが、いくら何でも、戦場を突っ切るような真似はしないだろうと…) そして、封印が解けた悪魔と少女が邂逅。 少女は悪魔と契約し、美しき夜の娘から焔と契りし少女へ。 と、いう感じです。 悪魔の封印が解けた部分ですが、昔、何かで 「魔物が封印された石碑に躓き、石碑に血液が付着したことで、魔物が甦った。魔物は血液の持ち主と契約し、従者となった。」 という話を読んだ気がするんです。 ただ、凄く曖昧な記憶ですし、コレは創作の話で、神話・伝承の類ではなかったと思うんですね。 少女が、悪魔を解放する何らかの事を、した(偶然、してしまった)のは間違いないと思うんですが。
20:まさき 2007/08/02(木) 21:05:02 ID:7YjZCrNF >>17Dさん うーむ、私の理解力が足りないのかイマイチピンと来ない 要するに兄弟が争いの象徴として描かれてるように父母が平和の象徴として描かれてるという事 …いや、違うっぽいなぁ 私ももう少し頭柔らかくして考えてきます。コレに関しては継続審議ということで^^; >>18弥生さん 確かに少女が死んだかどうかは聞き手の解釈によって大きく変わりますよね 『月夜に散った』の部分をどう読み取るかが違いの分かれ目だと思います 私は流れ星のようにどこかへと消えていったのではないかと解釈してますが その後の『生死を別つ淵』という部分もポイントですよね 少女の命が消えかかっているという事なのか、それとも人間を遥かに凌駕する力を持った悪魔を前にしてなおという事なのか 正直、少女の生き死には案外重要ではないのかという気もしてます 大事なのは少女が家を飛び出しどこかの洞窟ないしは石版でシャイタンと契約した…この1点ではないかと
21:まさき 2007/08/02(木) 21:11:04 ID:7YjZCrNF しまった忘れてた >>19hujimiyaさん 初めまして。まさきと申します おお、『奪われた』に関して同じ解釈をしてる人がいる 確かに『奪われた』は何も命に限らず平穏な暮らしを奪われたという可能性もありますからね 少女は死んではいないと思います。いくら悪魔といえど死体と契約は出来ないと思うので 魔物の話ですが私も昔似たような話をみた記憶があります 少女の何がシャイタンを解放したのかは解りませんが 『奪われし焔を取り戻し』 という部分で焔=血液と置き換えは出来ないかなと思います
22:D 2007/08/02(木) 21:18:55 ID:UBsiflG8 考えを駄々漏らしておきます ヽ(´▽`)ノ (メモともいう) 少女=《美しき夜の娘》=焔と契りし少女 「父と母を両皿に傾かざる少女の天秤」 父母→敵対関係になってしまった兄弟たる宗教各々→故に少女はどちらも恨めない。だから「弱い私は誰を憎めば良い」と彼女は苦悩している。 やがて少女はそんな家には居られないと飛び出す事にする。(家にはもう居たくない〜の下り)しかし「撃て!」という兵士の声の後に弓を放つ音、少女の悲鳴、倒れる音が続く事から、少女は撃たれて倒れた。 父母のどちらも憎めなかった少女が倒れたのは悪魔が封印された石畳(石盤)の上。少女の命の焔で悪魔は目覚める。 「残酷ナ『永遠』トイウ苦イ毒ヲ、喰らう覚悟が在るならば、共ニ生キヨウ」 これはつまり人として死ぬ事が出来ないという少女自身の台詞も指します。 また、命の焔によって悪魔を解き放った事、『美しき夜の娘』の名を名乗った事から、少女は一度死んでいると見て良いと思います。そして、悪魔と契った存在として、人としての死を得られなくなるとしても…と、『系譜』で途切れているのは彼女の考えが定まっていないから。 悪魔に問われ、答えを見つけられずに少女の物語は三曲目へ続きます。 ここで、残してきた父母は各々の宗教の使徒に殺されてしまう。 やはりここでもどちらを憎めば良いのか解らない。どちらも憎めないなら私は何を敵として憎めば良い?そんな思いから、「弱い私は何を憎めば良い 嗚呼...やっと解った」へ流れてゆくのだと思います。「誰を」から「何を」になっているのがポイントですね。 後は皆さんが考察してらっしゃる通り、悪魔が人類(神の仔=兄弟=双方の勢力)の敵として立ち塞がる事で、共闘の流れへ移行。最終的に「啓典連合王国」として決着がつくという事です。 果たして少女の願いは叶ったのか。 それは、このある種の結末の先が見えない事には全く不明です。 というわけで6のアルバムがめちゃくちゃ楽しみ。
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