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『聖戦のイベリア』を総合的に考察するスレ
145:Ravi2007/08/26(日) 23:37:43 ID:0+nBc9/k
続き
これが、イベリア本編の何処に出てくるかと言うと。
先程も言いましたが争いの系譜のしょっぱなですね。
裏切りがどうたら挙兵がどうたらという話は明示されて居ませんが
追放の部分は描写されて居るので解釈に不自由は無いかと。
『 ――かつて世界には
神より遣わされし蒼氷の石が在った
古の聖者がその秘石(ひせき)を用い
焔の悪魔を封じた伝説は・・・』
の部分です。
此処で、少しミカエルについてお話させていただきます。
ミカエルは、モーセに十戒を記した石版を渡した人物とされ
それ以後、ミカエルは天使ながら聖人の一人として
キリスト教徒の間で広く崇敬されるようになりました。
守護聖人としてはガブリエルやラファエルもその名を
連ねていますが、“人”として広く崇敬されているのは
ミカエルのみです。
この事実からすると、ミカエルを古の聖者と
呼べないことも無いとは思いませんか?
『――かつて世界には・・・』の僕的解釈はこうです。
地に落とされたとしてもルシファーはまた必ずや策を練り反撃をしてくるだろう
そう予見した神は、古の聖者(ミカエル)に
蒼氷の石(コキュートスは嘆きの川とも呼ばれて居ますからその川を凍りつかせるためのもの。多分。)
を与え、地に落ちたルシファー(=イブリース=焔の悪魔)を蒼氷の石でコキュートスに封じさせた。
と、考えられるのですがどうでしょうか?
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