下
『聖戦のイベリア』を総合的に考察するスレ
138:Ravi 2007/08/24(金) 22:04:46 ID:NQwc+aPh 初めまして。Raviと申します。 2.石畳の〜スレに書き込もうと思っていたのですが 随分色々な話を含んでしまうことになったので こちらに書き込みます。 何処かでA cold dank dungeon、 つまり昏き冷雨の牢獄はコキュートスなのではないか? という意見を目にしまして、その線を当たっていたのですが 探しているうちにとても興味深い事実を発見しましたので 皆様のお目にかけたいと思います。 長い上にグダグダな文章ではありすが最後まで読んで頂けると有難いです。 まず、コキュートスとは、ダンテの地獄篇に登場する 氷地獄の事で、地獄の深淵の底にあるとされています。 そこは同心の四円に区切られ、最も重い罪、 裏切を行った者が永遠に氷漬けとなっている場所だそうです。 その、同心の四円と言うのが カイーナ,アンテノーラ,トロメア,ジュデッカ であり、 そして、その地獄の中心ジュデッカの、さらに中心、 地球の重力がすべて向かうところには コキュートスがあり、神に叛逆した 堕天使のなれの果てである魔王サタン (アラビア語でシャイターン)が 氷の中に幽閉されている。 という事なのですが・・・ ここまで読んで何かお気づきになられた方も いらっしゃるのではないでしょうか? 『地獄の中心ジュデッカのさらに中心、 地球の重力がすべて向かうところ』 『地獄の深淵の底』 というのは、つまり 深遠の地平と言い換えが利きますよね? そして例の隠しURLも4つの階層を越えて 深遠の地平に赴くことになりますよね? そして、その地平で待っているのは恐らくシャイたん。 サタン=シャイたん、ぴったり一致するとは思いませんか? と言いたい所なのですが もう少し確実に関連付けるため、サタンの位置づけ等もお話したいと思います。
139:Ravi 2007/08/24(金) 22:05:40 ID:NQwc+aPh 続き サタンは、イスラム教キリスト教共通の敵対者として旧約聖書に登場します。 イスラム教と言えば聖典の兄弟('akh)、 キリスト教と言えば十字を切る啓典の民として 侵略する者される者に登場しますね。 人類諸君(つまり、聖戦で戦い合っているイスラム教徒とキリスト教徒の事。多分。) 我コソガ君タチノ敵ダ と言うセリフがあるところからもそれが明確に表されているかと思います。 また、彼が神に反抗しコキュートスに縛られていた期間は千年間。 そののちに解き放たれています。 千年間と言えば、歌詞カードの裏表紙の 「千年後ノ君ヨ―― 君ノ地平デモ未ダ争イハ続イテイルノカ?」 と言うセリフが思い出されますよね。 僕が思うに、このセリフはシャイたんが蒼氷の石によって封じられる前、 もしくは封じられたときに放った言葉なのではないのでしょうか。 そして、もう一つ。 サタンは別名イブリースと言います。 (これは過去レスにも登場していましたよね。) イブリースは、人間が生まれる2000年前に、 主神たるアッラーフが炎から作りあげた種族、 つまり、ジンのリーダー格であり、 これに本編で該当する部分は、 争いの系譜のA cold dank dungeonでの会話部分 His reply was cryptic.の後のシャイたんのセリフ Ishat malik(Ishat が炎、malikが王の意) や、侵略する者される者の 【業火、是汝ノ王デアル】 (Ishat,huwa lakum malik) が見受けられます。 上記の事から考えるとシャイたんはサタンの事なのではないか という事実がはっきりと浮かび上がってくると思うのですが どうでしょう? 今回のモチーフは、レコンキスタもそうですが、 Chronicles...つまり旧約聖書の歴代志も同じく メインテーマですよね? とするならば、登場人物も少なからず旧約聖書に関係するものだと思われますので 少なくとも、私はシャイたん=サタンだと思っています。 長文失礼致しました。
上
前
次
1-
新
書
写
板
AA
設
索
『聖戦のイベリア』を総合的に考察するスレ http://gukko.net/i0ch/test/read.cgi/Iberia/1185960051/l50