『聖戦のイベリア』を総合的に考察するスレ
139:Ravi2007/08/24(金) 22:05:40 ID:NQwc+aPh
続き

サタンは、イスラム教キリスト教共通の敵対者として旧約聖書に登場します。

イスラム教と言えば聖典の兄弟('akh)、
キリスト教と言えば十字を切る啓典の民として
侵略する者される者に登場しますね。

人類諸君(つまり、聖戦で戦い合っているイスラム教徒とキリスト教徒の事。多分。)
我コソガ君タチノ敵ダ

と言うセリフがあるところからもそれが明確に表されているかと思います。

また、彼が神に反抗しコキュートスに縛られていた期間は千年間。
そののちに解き放たれています。

千年間と言えば、歌詞カードの裏表紙の

「千年後ノ君ヨ――
君ノ地平デモ未ダ争イハ続イテイルノカ?」

と言うセリフが思い出されますよね。

僕が思うに、このセリフはシャイたんが蒼氷の石によって封じられる前、
もしくは封じられたときに放った言葉なのではないのでしょうか。

そして、もう一つ。

サタンは別名イブリースと言います。
(これは過去レスにも登場していましたよね。)
イブリースは、人間が生まれる2000年前に、
主神たるアッラーフが炎から作りあげた種族、
つまり、ジンのリーダー格であり、
これに本編で該当する部分は、

争いの系譜のA cold dank dungeonでの会話部分
His reply was cryptic.の後のシャイたんのセリフ
Ishat malik(Ishat が炎、malikが王の意)
や、侵略する者される者の
【業火、是汝ノ王デアル】
(Ishat,huwa lakum malik)
が見受けられます。

上記の事から考えるとシャイたんはサタンの事なのではないか

という事実がはっきりと浮かび上がってくると思うのですが

どうでしょう?

今回のモチーフは、レコンキスタもそうですが、
Chronicles...つまり旧約聖書の歴代志も同じく
メインテーマですよね?

とするならば、登場人物も少なからず旧約聖書に関係するものだと思われますので

少なくとも、私はシャイたん=サタンだと思っています。

長文失礼致しました。
1-AA