『聖戦のイベリア』を総合的に考察するスレ
19:hujimiya2007/08/02(木) 20:53:38 ID:5jT2EgzHAAS
私なりの考えを、ちょっと聞いてもらおうと書き込んでみます。
皆さんに比べると、まだ凄く浅いんですけどね。

「争いの系譜」より、父と母を両皿に乗せ傾かざる少女の天秤→少女(ライラ)の両親は信仰する宗教が異なる。少女はどちらも選べずにいる。
少女の父=「侵略する者される者」より、啓典の民に奪われた→キリスト教徒。
少女の母=父がキリスト教徒なので→イスラム教徒。
※『奪われた』は、命を奪われた=殺されたではないと解釈。
なんと言えばうまく伝わるのか解らないんですが、少女にとっては普通の、他と変わらぬ父と母であったのが、聖戦によって変わってしまった事を、奪われたと表現しているのかな?と。
これらと、「争いの系譜」より、家にはもう居たくない→少女は家出。
少女は、戦のない地を目指すも、途中、戦に巻き込まれ死亡、もしくは瀕死。
(「争いの系譜」初めて聞いた時は、流れ弾が当たった?ような印象を受けましたが、いくら何でも、戦場を突っ切るような真似はしないだろうと…)
そして、封印が解けた悪魔と少女が邂逅。
少女は悪魔と契約し、美しき夜の娘から焔と契りし少女へ。

と、いう感じです。
悪魔の封印が解けた部分ですが、昔、何かで
「魔物が封印された石碑に躓き、石碑に血液が付着したことで、魔物が甦った。魔物は血液の持ち主と契約し、従者となった。」
という話を読んだ気がするんです。
ただ、凄く曖昧な記憶ですし、コレは創作の話で、神話・伝承の類ではなかったと思うんですね。
少女が、悪魔を解放する何らかの事を、した(偶然、してしまった)のは間違いないと思うんですが。
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