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『聖戦のイベリア』を総合的に考察するスレ
29:紫 2007/08/02(木) 23:30:31 ID:/svP2Dgf >>26まさきさん 「争いの系譜」の冒頭で秘石の行方がわからなくなった(今やその秘石の行方は杳として知れない)ことが語られてるので、悪魔を封じた秘石と知らずに持ち出してしまっても不思議はないかなと考えたんですが…… おそらく焔の悪魔が封印されていることすら忘れ去られているぐらいで。 「伝承の詩」として残ってはいても、お伽噺ぐらいにしか思われてなかったんじゃないかなあと。 仰るとおり、封印したことを考えると、容易に発見される様な場所を選んだ当時の聖者は相当不注意ですよね。 相当時代が違うようなので、まさかそこから石が切り出されるなんて想像もしなかったかも知れないですが…… もしかしたら雷神の民のような存在もいたかもしれないですが、争いの歴史の中で滅びてしまったかもしれませんね。 長い歴史の間に色々あって、厳重に守られていなければならないはずの秘石が容易に封印が解かれかねない状況になってしまった。 後は……蒼氷の石そのものに悪魔が封印されたのか、蒼氷の石は触媒のようなもので、その力を使って別の場所に封印したのかによっても異なると思うのですが。 解釈が難しいところですが…… 私は蒼氷の石を使って、秘石が作り出したこの世ならざる場所『昏き冷雨の牢獄』に封じたのかなと。 何かの偶然で美しき夜の娘は秘石に触れ、封印を解く条件を満たしてしまった。 焔、ひかりという表現は、命の輝きそのものをあらわす言葉として使われているように思うので…… あかきひかり=赤い生命の輝きを象徴するもの=血液 と考えるのは如何でしょう。 娘の血があかきひかりとして『昏き冷雨の牢獄』に差し、悪魔は目覚める。 再び命(の焔)を取り戻し、生死の境を彷徨う少女に契約するか否か問う。 臨死体験のような状態での出来事かなあと思っております。 ……というようなイメージで考えております。 言葉が足りず説明不足でしたら申し訳ない。 なんというか、通常だったらあり得ないことが起こってしまったので、語り継がれる物語になるんじゃないかという考えが前提にあるもので……
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