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『聖戦のイベリア』を総合的に考察するスレ
32:レイネ 2007/08/03(金) 11:37:02 ID:??? [sage] すいません、話ぶった切ります(汗) 「争いの系譜」で預言者が「西進すること幾世霜」って言ってますよね。 例のCDの裏(笑)にもありますが。 それと、「石畳の緋の悪魔」のPVで預言者が仏像?を見上げてたのを合わせて、 なんか「西遊記」っぽいなあと思ったのです。ちょうどお供が三人居るし(笑) 良く考えなくても全く関係ないと思うのですが(西洋と東洋だし)、ちょっと引っかかるので。
33:ルールゥ 2007/08/03(金) 18:33:46 ID:LPgwe45L こんばんは。はじめまして。ルールゥです。 肝心な所だけ、書き込もうとしようとした所、見事に滅茶苦茶になったので、 一通り思っている事を交えて書いていきます;; まず、私も美しき夜の娘の両親には宗教の違いがあったのではないかと。 で、争いの系譜の終わり辺りの娘と悪魔の会話。 『少女も男に問うた 答えは馴染みの無い異国も響き』 ここで、娘と悪魔のセリフがちょっと入ってますが、 その言葉は何語なのかと。 馴染みのない〜から、二人の言語が違うのがわかると思います。 石畳の緋き悪魔で、悪魔が 『其レハ異教徒カ? 同胞カ?』 と言っているので、二人の言語がわかれば何が異教徒で何が同胞なのか も分かるかな? でも、このセリフが悪魔にとってなのか、娘にとってなのかが わからなければ意味がないんですが;; 因みに私には娘のセリフの方がイスラムの方かなー、と。 あと、侵略する者される者の 「父を奪ったのは〜、母を奪ったのは〜」 私も、それぞれにとっても異教徒に殺されたと思うんですが、 父は己の宗教の為に、母も己の宗教の為に家族がバラバラになったってのも アリかなって。 何せ宗教戦争ですし。 特に父なんかは戦争にいったって見方もできると思います。 同時に、父は戦争に(宗教に奪われ)、母は異教徒に(殺される=奪われる) なんてものできるので、ちょっと迷う…… あと、関係ないと思いますが一応運命の女神について。 ご存知の方も多いと思いますが、北欧神話には運命の女神である3姉妹が 出てきます。 ウルダ、ヴェルダンジ、スクルダ(他にも名前いっぱい) それぞれ、過去、現在、未来と司ってます。 北欧神話なんで、関係ないと思うのですが;; では、長文失礼しました。
34:ルールゥ 2007/08/03(金) 18:58:19 ID:LPgwe45L すみません、色々見てたら書いてありました;; 娘はアラビア語のようです^^;
35:まさき 2007/08/03(金) 22:51:30 ID:TRFJL5ay >>27Dさん すみません。1つの事で大騒ぎする性格なものでして 私も通常版のジャケットは見てないのでよく解りませんが どうもシャイタンが封印されてた洞窟らしきものが描かれてるようですね 『生死を別つ淵』についてはほぼ同意です 曲の最後にも『人として死ぬ事が赦されないとしても…それでも私は』 という少女のセリフがあったように記憶してますし 《美しき夜の娘》については少女の名前が夜を意味する『ライラ』だからそうなったのかなと思ってます なので撃たれたという結果についてはあまり重要ではないのかなと >>28hujimiyaさん そうですね。両親が死んでいたら家から逃げ出す理由が少し弱くなりますね 私はシャイタンと契約した時少女は生きていたと思いますがそれがどういう状態で生きていたのか 例えば、瀕死の重傷だったのかそれとも無傷でそこまで辿り着いたのか これらはあまり重要ではない気がしています。大事なのは少女はシャイタンと出会いそして契約した。この1点に集約されるのではないかと ただ少女が死んでいてそこでシャイタンと契約したというのはあまり賛成ではないです 「秘石を用い封じた」については確かに2通りの解釈が出来ますね 私はどちらかというと前者支持です >>29紫さん まあ伝説という物は大抵御伽噺のような物ですが 封印の石の場所や封印の様子については争いの系譜スレで小説もどきを投稿しましたので そちらをご一読いただけると有り難いです あかきひかり=赤い生命の輝きを象徴するもの=血液は賛成です。これも小説もどきに書いてるので 臨死体験ですか。うーん、私はあいにくとその経験がないので(ぉ)よく解りませんが まあ少女が生きていれば意識の有無や傷の程度には拘らないのでこれでもいいんですけどね(笑) >>32レイネさん いやいや、解りませんよ 仰るとおり何しろPVには石窟寺院を彷彿とさせる巨大な石の仏像が出てくるくらいですから 4人の出発点がどこだったかは解りませんがフランスとの国境近くだとするとそのままイベリアを進む事は西へ進む事になりますし 陛下もこの曲は必ずしも史実と一致しないと仰ってるようなので もしかしたら陛下のイメージの中でああいったものを崇める土着宗教があったのかもしれません
36:名無しさん@何にするか募集中 2007/08/03(金) 23:47:58 ID:??? [sage] ライラは「聖戦それ自体」を憎み、ライラと悪魔は聖戦を終わらせましたとさ、めでたしめでたし・・・。 サンホラ作品がこんなハッピーエンドで終わるはずがない!ということで悲劇エンド考察。 ・ハッピーエンドにしてはおかしい点 1.レコンキスタ完了後、追い出されたイスラム教徒の苦難が暗示されている 2.現実世界では、レコンキスタ完了後も宗教戦争がなくなったわけではない。 3.なぜわざわざライラが永遠を手に入れた(不老不死?)ことを暗示する? 4.ジャケット裏、千年後の君に〜と続いている。このあと、未だ公開されていないボーナストラックに続くのでは? おかしいよ!ってことで、以下勝手な推測。 悪魔は「君が憎むものを滅ぼす」「君を害するものを退ける」と言っているだけで、「願いをかなえる」とは 言っていない。むしろ、「君が愛すもの全て、その腕をすり抜ける」「君が願うもの全て、その腕を振り払う」 とまで言っている。 つまり、ライラが「争いを憎み、平和を望んだ」ために、悪魔はとりあえず争いを終わらせたが平和はもたらさなかった。
37:D 2007/08/04(土) 00:03:27 ID:LBHMrWXN ハッピーエンドだとは思っていない、が!的なDです。(は) >>36 それは邪推し過ぎなのでは…。 「《美シキ夜ノ娘》、君ガ愛スモノ全テ〜君ニ今、敢エテ問オウ――」の下りですが、 これはつまり、一行目三行目が現状、二行目四行目が呼び掛けと問いかけだと思います。 つまり、愛すものが腕をすり抜け、結果君は涙を流している、その涙が河となる前に誓いの口付け(契約)を。 君が望むものは腕を振り払うが、無力と嘆いて終わるのか? 「君ニ今、敢エテ問オウ――」 問うたのは、愛すもの望むものが手から離れ、結果死を迎えようとしている彼女に、 このまま死を受け入れるのか?という内容でしょう。 系譜の方で明示されている通り、少女はその問いに契約を受け入れると答えた。 そして後は皆さん仰る通り、啓典連合王国の成立へと流れる訳です。 どうでしょ。
38:まさき 2007/08/04(土) 00:21:13 ID:+wnLIb7w 同じくあれは完全なハッピーエンドではないと思ってるまさきです 悪魔がもたらした平和は一時的なものでその後も人類は争いを繰り返してますから >>36 サンホラ作品だからハッピーエンドじゃないというのはいくらなんでも短絡過ぎではないでしょうか じゃあどれがハッピーエンドなのかと聞かれれば答えに困りますが 例えばRomanに収録されている『朝と夜の物語』や『11文字の伝言』なんかはバッドエンドとはいえない気がします また、声優グランプリのインタビューに対して陛下が 『作中では現実世界と違う結末になっています』と語ってるように必ずしも史実そのものを照らし合わせる必要はないと思います その後の意見は概ねDさんと同じです
39:弥生 2007/08/04(土) 00:40:02 ID:C84TixaQ ハッピーエンドではない‥‥。確かに、よく見る流れが両者の戦いを止めるために悪魔が現れ手を結ばせて戦わせたが主流っぽかったのであえて言ってなかったんですけど。 石畳の緋き悪魔が滅ぼそうとしているのが「異教徒カ?同胞カ?其レトモ『聖戦』其レ自体カ?」 なので、彼女自身、この中の1つではなく、全部を願った場合も有るんですよね。 まあ、ここからは妄想というか、蛇足ですが。 丁度この頃、ペストが流行(レコンキスタの終盤で流行していますから)これで争ってる両方とも人口の多くを奪われましたから。 このペストの流行も悪魔の仕業と考えられてましたからなくはないんですけどね。ペストの病気の中に、全身が黒いあざだらけになって死亡するのがありますから。
40:まさき 2007/08/04(土) 00:48:18 ID:+wnLIb7w >>39弥生さん 確かに1つを選んだとは書かれてませんからその可能性もありますね ちなみに蛇足について豆知識を ペストは大きく分けて ネズミやノミによるかみ傷からペスト菌が感染しその後全身のリンパ節に転移する腺ペスト ペスト菌を吸い込んで感染し、気管支炎・肺炎を起こす肺ペスト そして黒死病として有名なペスト敗血症 の3つの症例があるらしいです。ヨーロッパの病気だと思われがちですが日本でも明治・大正期に流行した事があったとか 以上、トリビアのコーナーでした(笑)
41:むりゃん 2007/08/04(土) 20:59:41 ID:h7zfOIeB 流れをきってすみませんが、 直接〜〜以前に関係は無いと思いますが、アッラーにも三人娘がいたはずです。 ただ、三姉妹と名前も違いますが……。 とりあえず、いると言う知識だけ……。
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