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『聖戦のイベリア』を総合的に考察するスレ
22:D 2007/08/02(木) 21:18:55 ID:UBsiflG8 考えを駄々漏らしておきます ヽ(´▽`)ノ (メモともいう) 少女=《美しき夜の娘》=焔と契りし少女 「父と母を両皿に傾かざる少女の天秤」 父母→敵対関係になってしまった兄弟たる宗教各々→故に少女はどちらも恨めない。だから「弱い私は誰を憎めば良い」と彼女は苦悩している。 やがて少女はそんな家には居られないと飛び出す事にする。(家にはもう居たくない〜の下り)しかし「撃て!」という兵士の声の後に弓を放つ音、少女の悲鳴、倒れる音が続く事から、少女は撃たれて倒れた。 父母のどちらも憎めなかった少女が倒れたのは悪魔が封印された石畳(石盤)の上。少女の命の焔で悪魔は目覚める。 「残酷ナ『永遠』トイウ苦イ毒ヲ、喰らう覚悟が在るならば、共ニ生キヨウ」 これはつまり人として死ぬ事が出来ないという少女自身の台詞も指します。 また、命の焔によって悪魔を解き放った事、『美しき夜の娘』の名を名乗った事から、少女は一度死んでいると見て良いと思います。そして、悪魔と契った存在として、人としての死を得られなくなるとしても…と、『系譜』で途切れているのは彼女の考えが定まっていないから。 悪魔に問われ、答えを見つけられずに少女の物語は三曲目へ続きます。 ここで、残してきた父母は各々の宗教の使徒に殺されてしまう。 やはりここでもどちらを憎めば良いのか解らない。どちらも憎めないなら私は何を敵として憎めば良い?そんな思いから、「弱い私は何を憎めば良い 嗚呼...やっと解った」へ流れてゆくのだと思います。「誰を」から「何を」になっているのがポイントですね。 後は皆さんが考察してらっしゃる通り、悪魔が人類(神の仔=兄弟=双方の勢力)の敵として立ち塞がる事で、共闘の流れへ移行。最終的に「啓典連合王国」として決着がつくという事です。 果たして少女の願いは叶ったのか。 それは、このある種の結末の先が見えない事には全く不明です。 というわけで6のアルバムがめちゃくちゃ楽しみ。
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