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『聖戦のイベリア』を総合的に考察するスレ
73:月の兎 2007/08/08(水) 00:37:39 ID:??? [sage] 2つあります。 1.悪魔は歌う? 聖書由来のデーモンとギリシア語のダイモーン由来のデーモンは発音は同じですが、別物として扱われるはず。 英語でのスペルも前者はDemon後者はDaemonと使い分けられます。 なおわたしの貧弱な耳ではその箇所は The djinn sings a geis words without promise. に聞こえます Djinnはデーモンがイスラム教に入ってより人間的になったようなもので、魔神あるいは魔人と訳すのが一般的かと。 Geisはゲッシュと発音し、ケルト神話の契約の言葉です。通常は「〜する。もしできなければ〜する」の形を取り、 発言者を縛る力を持つとされています。このうち「もしできなければ〜する」の部分(約束)がない「〜する」という形の 力ある契約の言葉をシャイタンが言った、という解釈をしています。 2.預言者について 預言者は英語でDiaspora ancient oracleと呼ばれてます。このうちDiasporaは狭義ではユダヤ教徒にローマ帝国が 課したユダヤ居住禁止令による離散をさします。そうすれば彼はユダヤ教徒なのでしょう。 3姉妹の名前もロマ=ヘブライとのことなので、ロマとなってさすらうユダヤ系なのかもしれません。 そういえばキリストに死を奪われ、死ぬことができなくなった人物、通称さまよえるユダヤ人が浮かびます。
74:D 2007/08/08(水) 01:00:29 ID:a8Mv0Vbf >>72まさきさん おお、詳しいお話有難うございます。 いえ、三姉妹については経緯というよりも存在そのものの意味が気になりまして。 例えば何を象徴しているのか、などなど。 それを読み解くには例のヘブライ文字等がキーになるとは思うのですが、 私の知識じゃどうもこうもそれらしいものが思い当たらないので。笑 (預言者含めて改めて調べようと思います) >>73月の兎さん うーん、Djinnに関しては有りかな、とも思うんですよ、言語的には。 正直耳では判別出来ないぐらい音が似ていますしね。笑 問題はゲッシュの方なんですが、ゲッシュ(契約というか誓約)が、 「命を捨てても履行せねばならない」とされるものである事を考えると、 意味としては有りだと思います。 ただ、何度聞いてもGeisと聞こえないのと、そんなに複数の言語を混ぜるだろうか?と 疑問が出て来てしまいます。一応語り部分は英語で通してる感じもしているので…… (でも本当にDjinnは有りだと思うのです……orz) 加え、預言者に関する考察も興味深く拝見しております。 ユダヤ系、とも考えましたがまだ材料というか頭が整理出来ていないので、 こちらに関してはいっそ人に任せてしまおうかと思い出した始末とk(殴打)
75:まさき 2007/08/08(水) 01:16:17 ID:93Y0xlMb >>72月の兎さん 初めまして。まさきと申します 問題のリスニングの部分ですが私の脆弱な耳には Djinnの部分でかすかにMの音とgeisの部分でやはりかすかにIの音が聞こえるので “The demon sings. Giving words without a promise” で問題ないのかなと思います またゲッシュの方ですがDさんが指摘されている 「命を捨てても履行せねばならない」という類のものだとすると、ライラには契約の自由がないように思えます シャイタンはライラに人として死ぬかそれとも永遠という毒を飲み自らと共に生きるかの選択を迫ってます ゲッシュの場合だと契約する方に強制力が働きライラに選択の自由がないような気がするのですが 預言者については興味深く読ませていただきました 西洋古代史は苦手なのでユダヤ人にそういう歴史があったとは知りませんでした 離散の老預言者というくらいですからユダヤ教徒の可能性もありますね キリストに死を奪われたユダヤ人というのも興味を惹かれます
76:まさき 2007/08/08(水) 01:37:12 ID:93Y0xlMb >>74Dさん ヘブライ文字・アラビア文字両方を検索して調べてみましたが どうも彼らの額や胸元にある文字と一致するものはなかったです 私の調べ方が不足してるだけかもしれませんのでDさんの方の結果報告を待ちたいと思います
77:D 2007/08/08(水) 01:40:51 ID:a8Mv0Vbf >>76まさきさん いえ、文字自体は何の文字か、意味、対応数価などは解っているのです orz というか以前どこかのスレで私が四人分書き込ませて頂きました。 文字はヘブライ文字の筈ですが……
78:まさき 2007/08/08(水) 02:15:00 ID:93Y0xlMb >>77Dさん あ、そうでしたか えーっと、どこのスレでしょうか?(ジブンデサガセ) うーむ、探しても解らない。どこでピントがずれたんだろう
79:ayaki 2007/08/08(水) 21:51:41 ID:3hVViKhT >>73 月の兎さん おぉ・・・詳しい話が ユダヤ人ですか・・・なるほど ただの預言者ではなく「離散の預言者」と書かれていますから、有力そうです >> Dさん 名・読み(耳判断)・文字・数価・意味 『Saranda』サランダ=Mem(メム)=40(600)=水 『Trin』トゥリン=Gimel(ギメル)=3=羊 『Enja』エーニャ=Teth(テス/テト)=9=蛇 預言者『Sadi』サディ、『Tzaddi』ツァディ=90(900)=釣り針 でしたね、引用させていただきました(勝手にすいません 興味深いです・・・どういう意図なんだろう? この4人、今回はマキシでアルバムではないですから、 陛下が意図して語らなかった部分でいろいろあるのかもしれませんねー
80:ayaki 2007/08/08(水) 21:52:56 ID:3hVViKhT あぁ・・・アンカーするの忘れてた・・・
81:ayaki 2007/08/08(水) 23:00:27 ID:3hVViKhT 連稿すいません ちょっと話は戻るんですが シャイタンの正体について追加するような形で少し 堕天使アザゼルの記述を見て少し思うところが 古代パレスチナの神アシスがルーツらしいので「Demon」もちょっとあり? ルシファーとも同一視されたりもあるようですしね ユダヤの習慣で、2頭の山羊を神とアザゼルに捧げるらしく 山羊を民衆の告白した罪を背負わせて荒野に放すというのが 人間の敵となって去ったシャイタンをちょっと連想 そして下界を監視する任を受けるが人間の娘に惚れて地の落とされ、 ラファエルに縛り上げられ一筋の光も差さない洞穴の奥底に投げ込まれたとのこと 洞窟が出ておぉーと思いまして
82:まさき 2007/08/08(水) 23:07:19 ID:/+ENHt1J >>81ayakiさん アザゼルですか。その堕天使は知らなかったです ルシファーと同一視されてたりするところも興味深いですが パレスチナという場所はレコンキスタとイベリアを中心に考えるとちょっと遠すぎるんじゃないかなと思いました 確かに背景からはシャイタン臭がプンプンしてきますがどうもその辺がひっかかります
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