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『聖戦のイベリア』を総合的に考察するスレ
86:月の兎 2007/08/09(木) 19:17:57 ID:??? [sage] >>75 > Djinnの部分でかすかにMの音とgeisの部分でやはりかすかにIの音が聞こえるので 今 MP3化して繰り返し聞いてみてます。 石畳の緋き悪魔の「約束されざる〜」のところでは The djinn sings geis in words with power. "PROMISS" (魔人は誓いの言葉を力ある言葉に載せて言った「約束だ」)) と言っているようです。without ではなく with power でした。 PROMISS が力ある言葉としてエコーがかかっています。 I 音は geis のあとの in の音でしょう。 djinn のところに M 音が聞こえる気もしますが歌の最後の歌詞カードにないところで 明らかにdemonと言っているのとは明らかに違います。 また giving と解釈するには v 音がなく、sh音が聞こえます 最後の歌詞カードにないところは The demon in signts using phrase without promise. (目の前いにいる《悪魔》は約束なしの言葉を使っている) と言っているようです。 geis の解釈ですが、シャイタンが「ダ・カ・ラ〜」から「コノ腕デ滅ボソウ」までを 約束として自分自身に課しているのではないでしょうか。 そして最後に「其レハ異教徒カ」からを「約束なきフレーズ」として歌っているのではないかと思います。 力ある約束の言葉と約束なき問いかけを両方含んでいるから「約束されざる文字をも巻き込んで」と なるのでしょう。 >>79 > ユダヤ人ですか・・・なるほど 争いの系譜の「離散の老預言者と流浪の三姉妹」のところは The diaspora ancient oracle and heathern sisters. と聞こえます。ただheathern(異教徒)がヘイターンではなくヘイターナーと聞こえるので、 効き間違えているかもしれません。
87:D 2007/08/09(木) 21:59:34 ID:Lf7HeMMy >>79ayakiさん おお、自分でもどこにヘブライ関連落としたか忘れてました。笑 拾って貼付けて下さり有難うございます。 >>86月の兎さん 聞こえない聞こえないと言ってた癖に「geis」が聞こえて来た者です orz 耳掃除&ソフト駆使して出直して来ます。 よくよく考えたら悪魔=ルー説を推している自分としてはgeisも元はケルトなので 反論する所でもありませんでしたね。笑 所でgeisなのですが、ゲッシュには聞こえません。ゲースの方じゃないでしょうか? 「離散の老預言者と流浪の三姉妹」ですが、 The diaspora ancient oracle and gitana sisters.だと思います。 キャラクター名(三姉妹&預言者)のヘブライ対応数価表出させて頂きましたが、 ただ「異教徒」とするには全員ばらばらですし、違和感があります。 三姉妹の容姿や西進している事などの理由から三姉妹はスペインジプシーだと 思っており、「gitana sisters」ならジプシー三姉妹、と意味も通るからです。
88:D 2007/08/09(木) 22:27:28 ID:WBd5a6PA 書き漏らしにより追記。連投すいません orz サランダ=メム(水)=40→ユダヤ トゥリン=ギメル(羊)=3→三位一体 エーニャ=テト(蛇)=9→断食月 サディ=ツァディ(釣り針)=90→復活祭(イースターの期間が90日) だと思われます。また、 イエス・キリスト教会の歌集曲数が90、 ヨハネによる聖典福音書が記されたのが紀元90年前後とされているなど。 預言者=キリスト説が大分普通になってきているので、復活祭が通るかなあと。
89:黒猫 2007/08/09(木) 22:37:24 ID:+Br3WE62 こちらでは初めてです、黒猫と申します。 まさきさんには前のお名前だった時某スレでご迷惑かけて、この場で謝ります …すいませんでしたorz では本題に。 >>86月の兎さん・>>87Dさん 三姉妹ってヒターナじゃないでしょうか? とらのあなの「とらだよ。」に載っていた陛下インタビューのところに、 「他にもスペインで言うヒターナという流浪の姉妹がいたり〜」 とありますので。 ちなみに、カルメンもヒターナだったと思います。
90:まさき 2007/08/09(木) 23:21:54 ID:uC3qzTab >>85ayakiさん ルー、もしくはスルタン・マク・ロスのどちらかが中心となって 様々な神や堕天使あるいは悪魔が混ざり合ってシャイタンを作り上げてるのではないでしょうか >>86月の兎さん まあ人間の耳というか聞こえは千差万別ですし何よりもとの声が小さいので意見が分かれるのは仕方ないかと お互い結論を焦らずゆっくり煮詰めていきましょう >>88Dさん 預言者=キリスト説ですが WIKIでキリスト教について調べたところ 『十字架上で刑死したが、三日目に復活した。昇天し、栄光の座である「父の右に座している」』 と、ありました。つまりキリストはレコンキスタ時には地上にいない事が推測されるのです レコンキスタが7世紀〜14世紀ごろと考えるとこの教義もヨーロッパに広まってると考えられるので預言者=キリストはちょっと難しいのではないでしょうか >>89黒猫さん いえいえ、気にしてませんよ またこちらのスレでもよろしくです 三姉妹はヒターナですか。確かに陛下もそんな事いってましたっけ ヒターナはスペイン・ジプシーの自称らしいのでカルメンも当てはまるかもしれませんね
91:名無しさん@何にするか募集中 2007/08/10(金) 00:41:18 ID:??? [sage] >>87 Dさん > 三姉妹の容姿や西進している事などの理由から三姉妹はスペインジプシーだと > 思っており、「gitana sisters」ならジプシー三姉妹、と意味も通るからです。 >>89 黒猫さん > 三姉妹ってヒターナじゃないでしょうか? おぉ、gitan (ヒターナ)ですか。それならちょうど合いますね。 他にもいくつか耳で聞いた音に相当する単語が見つからなくて四苦八苦してます。 たとえばラミレスの二つ名のうち『歴戦の勇者」に該当する単語が見つかりません。 ラミレスはサンチョ・ラミレス王では、と思っていますが、彼の別名を今調べてるところです。 >>90 まさきさん > お互い結論を焦らずゆっくり煮詰めていきましょう あまりあせってるつもりはないんです。ただ自分ではこう聞こえた、自分はこう考える、というのを 発表したくてしょうがないんですよ。 シャイタンの正体についてはわたしもスルタン・マク・ロト派です。ただ、わたしは日本的解釈として、 《焔》の神であるいろいろな民族がそれぞれの名で呼んでいるだけで、その一つで彼が覚えていたのが その名前じゃないかな、というだけです。 《焔》である彼をケルト人はルー、あるいは赤の息子スルタンと呼んだんでしょう。 イギリス人に残る彼の記憶がジャック・オ・ランタンであり、ウイル・オ・ウイスプなのでしょう。 おそらくローマ人は彼をイグニスと呼び、キリスト教徒は炎の天使アザゼルや炎の悪魔と呼んだんでしょう。 《焔》である彼が永い眠りから目を覚ましたとき、眠りに着く前に自分が呼ばれていた名で 思わず答えてしまったのではないのでしょうか。それはおそらくケルト・イベリア人の時代だったのでしょう。 侵略する者される者で歌われているように彼を封じた神殿がカルタゴに破壊され、ローマによって 石組みにされ、その上を西ゴート・ウマイヤが通り過ぎていったんでしょう。 Dungeonと歌われているので、ローマ式地下墓地なのかもしれません。
92:月の兎 2007/08/10(金) 00:41:50 ID:??? [sage] >>91 あ、名前入れ忘れました
93:いら 2007/08/10(金) 01:09:52 ID:wzimpdD5 はじめまして。家にある資料を用いていろいろ調べてみました。 他のスレで既出だったら申し訳ないです。 三女についてです。 これは悪魔(シャイターン)がイスラム教のジン(焔の悪魔)だったと仮定した話になりますが、 当時ジンはかなり万能と言われ、詩人・歌手・踊り手・巫女・占い師などとりわけ優れた才能を持った人間は、 ジンに憑依されていると言われていたようです。 イラストを見る限り三女はおそらく踊り手だと思われます。 しかし、長女と次女の服装がかなり酷似しているところが引っかかりました。 私的にどちらかは占い師ではないかと推測しています。 当時の占い師の格好はケープにブレスレット、そして顔に刺青を施していたと記述してありました。 その全てが当てはまるのが次女なのですが・・・。 イラストを見ると長女は両手にタロットのようなものを持っている? どちらも占い師だとバランスが悪いような気がしたのですが(苦笑 ちなみに顔の刺青はケルトの民族が「己の力を増大させる為の呪術的なもの」として体に描いていたものと 同様の意味を持っているようで、霊的な加護をもたらすとされていたようです。 文字については皆さんが思考しているので、これは参考までに書いておきます。 服装(イラスト)からの予断ですが、預言者の服装が修道士の服装と似ていたこと、 長女と次女の服に飾られているものは当時の木製のロザリオではないか? と言う事も書いておきますね。 もし思考に邪魔な意見になってしまったら申し訳ないです;
94:まさき 2007/08/10(金) 01:52:46 ID:DWMvipu1 >>91月の兎さん ああ、なるほど。そういう事でしたか 私はどちらかというと人の説を見てそこから自分の説を発展させていく方式ですが 兎さんの気持ちも解らないではないです ラミレスのところは私もよく解りません 『〜battle』までは聞き取れるんですが次の単語が『サディ』に聞こえます とはいえ辞書で調べたところ発音と意味が一致するものはないんでこれは違うかなと 民族によって違う呼び名ですか。確かに同じ意味でも単語や発音が全く違う事も珍しくないのでありえますね カルタゴは神殿を壊してはないのではないでしょうか カルタゴは勝利の舞踏で大地を奮わせたとありますがこれは一時的にしろイベリアで権勢を振るっていた事だと思います その後イスパニアとローマの軍が荒野を耕し畑を作り、街に石畳を敷き詰めある程度の文明(文化?)をもたらした 封印の石が石版ならこの頃に街へと運ばれたのだと思います そしてその後バンダルの軍が蛮勇を奮い荒らして回った 世界古代史の苦手な私は推測するしかありませんがこの時少女によってシャイタンの封印が解けたのではないでしょうか それとももっと遅くてアラゴン=カタルーニャ・カスティリア=レオンの頃からグラダナ陥落の時代に封印が解けたのか シャイタンのセリフ『今や兄弟同士で殺しあっているのか〜』というところを考えると後者の方がやや強いかなと思います もし前者ならもっと早くにシャイタンが人類の敵としてあらわれてたでしょうし 歌詞の中にも 『Visigothsが継いだ亡国の遺産の 歴史と文化は Umayyadによって異文化と出会って 花を咲かせた』 とあるのでちょうどこの時期がレコンキスタ文化の最盛期ではないかと そう考えると少女とシャイタンの契約がレコンキスタノ黎明期〜初期に行われてたとして約600年に及ぶ間2人が何をしてたのか気になります >>93いらさん 初めまして。まさきと申します 三姉妹に関する考察面白く読ませていただきました 三女が踊り子だとすると次女は歌い手のような役割を果たしていたのではないでしょうか 三女の踊り脳ではさておき、なんの演奏もないところでおどっても耳目をあつめられないだろうし そこで次女は歌を歌う事で周囲の注目を集め三女の踊りを皆に披露する役割を背負っていたのではないかと推測します
95:ayaki 2007/08/10(金) 14:02:44 ID:yv9enTsM >>90 まさきさん あれ・・・ルーとスルタンて同一じゃないんでしたっけ 同じだと思ってました; >>91 月の兎さん なるほど・・・民族によるいろいろな呼び方ですか それだといろいろ混ざっているようなのも納得な 話は戻るんですが、出てなかったかと思うので 「geis」はアイルランド神話における人(大抵はクー・フーリンらしい)が 自らに課す義務や誓いなんですね 課したものが厳しければ厳しいほど強い恩恵を受けられ、 逆に破ると禍が降りかかるという
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