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【2】この狭い鳥籠の中で 考察スレ
38:名無しさん@井戸の中 2010/06/18(金) 21:39:33 ID:gz+5Kj3h0 [sage ] >>30 メルもエリーザベトも、一度死に掛けた 世界から拒絶された者 て事ではなかろうかと 暴かれるまま の所で、メルは一度埋められたものの掘り返されて 馬の背なに揺らされるまま で候女と推測しての話ですが
39:しゃっく 2010/06/18(金) 22:48:19 ID:RpylOmwM0 >>37 精神分析学について調べてみると、 衝動(イド)…無意識的、本能的欲求。性欲はこれに当たる 情欲(いろ)…オブラートに包まずいえば性欲 自我(エゴ)…イドによる欲求を昇華する。(ここでは、「性欲」→「愛する」という昇華) (詳しくは以下のwikipedia参照。) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E6%88%91 つまり、本能は枯れるまで性欲を出し続けるが、エゴは、彼(メル)以外へのものは愛へは昇華できないということ。 表現がどストレートなので気分を害された方がいたらすみません。
40:名無しさん@井戸の中 2010/06/18(金) 23:53:45 ID:YzjZ0BxF0 [sage ] 情欲の部分、イドだと思い込んで聞いてましたが 改めて聞いてみると「ど」ではなく「ろ」のような感じですね。 >>39さんの推測が結構的を射てるんじゃないかと思うんですが それに重なる形で、もっと直接的な表現もあるんじゃないかなと。 つまり「イド」が欲求を指すだけではなく、そのもの・・女性自身を指す意味もある気がします。 望まぬ婚礼を受けるしかなく、誰かの元へ嫁入りしたとすれば まぁなんといいますか・・夜の営みを受け入れなければいけないのでしょうし 体(井戸)としては枯れるまで、つまり子を宿せなくなるまで受け入てしまうけれど 自我(エゴ)はメル以外を受け入れられない。という感じの。 魔女とラフレンツェでも結構ストレートな表現もあったのでないことはない・・かな? わかりにくかったらすみません。。
41:名無しさん@井戸の中 2010/06/19(土) 00:01:33 ID:Vt2ZYZIl0 [sage ] 27です >>29さん>>32さん反応ありがとうございます。 水面からの流れですが、 無情に時が流れ、望まない婚礼を控えたエリーザベトが、 (丁度ポストカードの『白き乙女の肖像』の頃でしょうか) 噂で知ったメルの亡くなった場所へ訪れて、井戸を見降ろし過去に思いを馳せながら、 やっぱり亡くしてしまったメル以外愛せないけれど、この鳥籠のような貴族の世界の中で最期まで生き抜こう。 と決意表明に来たのでは…なんてポジティブに考えてみました。 生き抜こう、と言いながらこのあと復讐に走るとなると微妙な感じもしますが、 「殺せ」「侵せ」と唄うイドが母子を呼び寄せ殺したようにも感じるので、 イドに対する復讐…というのも考えられるんじゃないかと。
42:cusshi 2010/06/19(土) 10:28:39 ID:kZrezyiP0 >>41 鳥籠の歌詞に「現在 水面に揺れる面影 すり抜ける過去の幻燈」の所が 「現在、井戸の中に彼の面影を見た」となるように感じました。 現在=>>41さんの言う「望まない婚礼を控えたエリーザベトが噂で知ったメルの亡くなった場所」に訪れた時のこと 井戸=メルが亡くなった場所? 彼=メル 面影=過去の幻燈 となるような気がします。 そしてこの時《彼以外もう愛せない》と感じたのでは?と考えたのですが…ちょっと無理矢理ですかね…? とにかくその時、「彼以外愛すことはできないけれど彼を亡くしたこの世界で望まぬ婚礼も受け入れ最期まで生き抜いてみせよう」と思ったのかなぁと… でもやっぱりこの考えだと「夜の復讐劇」の説明がつかなくなる気が… それとも 「やがて疾るだす→夜の復讐劇」となっているので、 現在は前向きに生き抜こうと考えていて、けれど何らかの形で復讐に走るのですかね? 「何らかの形」が何かは全く見当がつきませんがもしそうならそれは【第七の地平線】で明らかになるんでしょうか?
43:にっ 2010/06/19(土) 11:11:07 ID:GebIgrhA0 [ ] いきなりごめんなさいごめんなさいごめんなさい 「冷たい土の下に〜弱き存在」までのことなのですが。 墓にはもともと誰も葬られていなかった説はありますでしょうか・・・? 墓の中から生き返ったり掘り出されたり説はみつけたのですが、これは 探し出せなかったので書きこませていただきました。 前にその説あったよ、って場合はもう、「本当にすいません」なのですが。
44:cusshi 2010/06/19(土) 11:18:18 ID:kZrezyiP0 たしかに「冷たい土の下に 埋められたはずの」と書いてある所は「埋められていたはずなのに実は埋められてなどいなかった」と言う風な解釈もできそうですね! では「歴史の闇の中に葬られたはずの」は「生まれたことを隠した(もしくは存在していた事実は元々歴史上あったが後に葬られた)はずだが...」と言う解釈もあるんですかね? 「...」の所が浮かばなかったです、すみません
45:にっ 2010/06/19(土) 11:41:41 ID:GebIgrhA0 [ ] ≫44 「生まれたことを隠した・・・」なるほど! きっちりと「こういう解釈なんだ!!」 っていう考えや自信はないのですが、今の時点で何となく思ったのは 「無明の刻の果てに 暴かれるままの」 は、「本当は死んで埋められたはずのエリーザベトは 実際死んでも埋められてもいなかった。」ということが 墓を掘り起こされることによりバレる・・・みたいな。 なんとなく、「エリーザベトは死んでいなければいけないような立ち位置」。 というのは自分の中で確定されつつあるんです
46:cusshi 2010/06/19(土) 11:51:22 ID:kZrezyiP0 >>45 「無明の刻の果てに〜」の所は私は 無明の刻=魔女の曲の候妃が駈け込んで来た時「月の無い闇の中を」のことを言っていて、 葦毛の馬の背なに揺らされるままの=魔女で馬に乗って駈け込んで来たことを指していて つまり月の無い夜に賢女の元へ馬の背に揺らされながら行った?と言う事なのかなと思っていたのですが… でも>>45さんの言う「墓を掘り起こされることによりバレる」「エリーザベトはしんでいなければいけないような立ち位置」で、 「墓を掘り起こされることによりエリーザベトが死んで埋められていなかったことがバレてけれどエリーザベトは死んでいなければならなかったので鳥籠の中に閉じ込められるように育てられた」と言う風になった可能性も出てきますね! >>45さんが↑のように思っておられるかは解りませんが…
47:雪 2010/06/19(土) 12:36:16 ID:fitenLeZ0 「無明の〜」のフレーズで土を掘る音が聞こえるので、(「暴かれるままに」=墓暴き?) 死んで埋められたエリーザベトが掘り起こされ、 テレーゼのもとへ連れてこられて(「この子はまだ死んでなどいません!」) という流れだと思うのですが、 >>46さんの 「無明の」は「月の無い闇の中を」とここが繋がることに納得しました。
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