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【2】この狭い鳥籠の中で 考察スレ
82:名無しさん@井戸の中 2010/06/22(火) 23:27:28 ID:BdDc3fCQ0 テレーゼとメルが森を出ていくことになったのは、不思議な出来事によってメルの視力が回復したため、 もう森で薬学などを研究をする必要がなくなったためだと思いました。 >>81 テレーゼが森に移り住んでから薬草を煎じたり死にかけた赤子を取り上げたりしたことで魔女狩りの対象となったと思われるため、 森に来た理由は魔女狩りから逃げるためではないと思います。
83:びばりっち 2010/06/22(火) 23:44:40 ID:b1FlBbHJO 翼はFlugel(ウムラウト)ではないですか。 ドイツリート(ドイツ語声楽曲)ではよく出てくる単語です。 ベートーヴェンの第九にも出てきますし、翼と歌詞カードに書かれているのに、わざわざ風という意味の単語を当てることはないと思います。
84:名無しさん@井戸の中 2010/06/23(水) 00:11:51 ID:GSxtrW900 風→Windですよ。Wing(ヴィング)はまんま英語のウィングです。 Flugelは、ドイツ語らしい「翼」なんですよね。83さんにめっちゃ同意です。 でも音的にフリューゲルって聞こえないんです…。じゃヴィングの方がしっくりこないかい?と思いまして。
85:272 2010/06/23(水) 00:40:42 ID:SqYoRLs40 >>83 風かどうかはわかりませんがサンホラなら違う単語を当てている可能性は大いにあると思いますよ
86:名無しさん@井戸の中 2010/06/23(水) 11:05:06 ID:FwpvXI9h0 鳥籠の「瞳」の発音についてですが、「Blick(ブリック)」ではないでしょうか? 視線、まなざしという意味なので、「優しい君のまなざし」ということで意味も通りますし。 「翼」がWingならば、ウィングとブリックで韻を踏んでるっぽく聞こえると思います。
87:名無しさん@井戸の中 2010/06/23(水) 16:49:38 ID:U37thOQ6O [sage ] 台詞Q&Aのスレにも書き込みさせていただきましたが、鳥籠関係なのでこちらにも書いておきます。 『瞳』論争ですが、私は『Wink』(ヴィンク/合図、目配せ、示唆、ヒント)ではないかと。英語のウィンクに当たりますかね。 オーストリアに数年留学していた母がヒヤリングしてくれたんですが、母曰く『何て言ってるかはっきり分からない。発音が不明瞭』とのこと。ドイツ語ですし、まだ会得しきっておられないのかもしれません。 CD音源『朝夜』のフランス語と同じで、ライブ重ねれば段々発音もそれらしくなるのではないかと…(笑)それまでははっきりとは言えませんし、>>118さんの『Blick(ブリック)』というのもありですかね。 ……ちなみに『翼』の方はまったく何を言っているか分からず、お手上げだそうです。
88:つばき 2010/06/24(木) 14:57:28 ID:AA9cG7Eb0 流れぶった切って申し訳ないのですが、四角く切り取られた〜についてです 私はずっとエリーザベトはベッドに臥せっていて起き上がれず(もしくは起き上がれても立ち上がることはできず)空しか見えなかった と思っていました。 侯妃に抱かれて賢女の下に運び込まれ、不思議なことにより蘇生(メルの視力も回復)。 メルとテレーゼがすんでる建物の中もしくは近くの建物で療養中にメルが訪れ(降り立つ)いろんな話を聞かせた。 エリーザベトが完全に回復した(もしくは歩き回れるようになった)その後、メルはエリーザベトを伴って森へいったのではないのでしょうか エリーザベトが長い間臥せっていたためにテレーゼは森を離れられず「長居しすぎた」につながるのでは…?とおもいました 既出だったら申し訳ありません 一度死んだ(仮死状態になった)人間が蘇生してすぐに元気にはならないと考えています 一案として読んでくださるとうれしいです それと、「無明」という言葉についてなのですが、なんとなく引っかかりwikibediaで調べてみたところ無明のたとえに たとえば、闇(やみ)について、多くの人は「闇は存在する」と漠然と考えている。しかし、闇に光が当たると、闇はたちまち消えうせる。闇がどこか別のところに移動したわけではない。つまり、闇は始めから存在しなかったということである。闇は「光の欠如」ということであって、闇と呼ばれる「なにか」が存在するわけではない。 精神的な「苦しみ」についても、同じようにとらえることができる。智慧の光によって、苦しみはたちまち姿を消す。苦しみが、何か実体を伴って存在しているわけではない。 実際には無いものを有ると考えるのは無明である。 とありました。 無明の刻=墓があるので死体があるという思い込み かな、と思い、埋葬されていなかったということの根拠になるのではと書き込みました これも既出だったらすみません ただ問題が この「無明」仏教用語なんですよね ドイツの言葉でもない上に陛下が仏教用語…… ちなみに「迷い」という意味もあるらしいです
89:名無しさん@井戸の中 2010/06/25(金) 13:32:13 ID:s7xq7XEz0 >>88 無明というワードについてですが これは仏教用語だ!と気にしすぎてしまうと、「考察」の上で混乱してしまうかもしれませんよ。 これはSHに限らず、映画や小説の考察板なんかでも見受けられる事なんですが、 四字熟語(中国の故事)をファンタジー作品で登場人物に言わせると、一度気になった人は抜け出せなくなる現象というか(笑) 私もこれを機に「無明」の用法を考えることができました。>>88さんの考察の力になれれば幸いです。
90:名無しさん@井戸の中 2010/06/25(金) 14:45:33 ID:/q6+PeYP0 とても初歩的な質問ですみません。 エリザベトが生きていてはいけないような立場だったとしたら、 そんな娘を婚礼という形で外に出すのはおかしいのでは? 忌み子とかなら、一生幽閉か殺されたでしょうし……。 生きていてはいけない存在、というのではなくて 生きている方が不思議な存在という意味ではないかなと。 一度息をしていない=仮死状態になったり、鳥籠の中=部屋から 出歩けないくらい病弱だったのではないでしょうか。 テレーゼに助けられてからは、健康になったのではないでしょうか。 もしエリザベトが病弱で障害があったままだったとしたら、 当時の貴族社会では婚礼=跡継ぎを生むことでしょうしから、 望みもしない婚礼はせず、修道女になるのが順当ではないでしょうか。 ただ、婚礼が家同士の繋がりを持つためだけで婚礼の相手にも 方伯同様に愛人がいたとか……ならエリザベトの心情も健康状態も関係ないか;
91:名無しさん@井戸の中 2010/06/25(金) 23:40:21 ID:gVnMRXyZ0 >>88 「四角く切り取られた〜」については 外に出たことが無いエリーザベトにとっては外の世界とは 窓から見える風景がすべてだと認識していたという意味だと思いました。 メルと森に行ったりはしているので病弱で外に出られないというよりは 外に出ることを許されていなかったのではないかと思います。 最もどういう理由で「外に出られなかった」のかはなんとも言えないのですが。 >>90 仮に方伯家内で忌み嫌われていたとしても外部の人間には分からないでしょうから 侯女であるので婚礼の役には立つ、ということではないでしょうか。
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