【3】彼女が魔女になった理由 考察スレ
38:2010/06/18(金) 07:15:14 ID:x7/c5wlg0
いくつか考えたことを。

・候妃のくだり。「お忍びの候妃」と「母を奔らせたのは 訳ありの候女で」
 それからその後の「息をしていなかった」までの主語述語の関係からして
 助けてくれと連れてこられた幼子は女の子だったんじゃないかと……そうなると、赤子とメルの入れ替え説はなしの方向かなあ、なんて。

・最初の会話が分かりにくいのですが、これはテレーゼが妾腹なんですかね?
 はじめ、メルが妾腹だと思っていたのですが、「この子が」の位置からすると、
 テレーゼが妾腹で、父(ちょっと偉い人)との間の子がメルなんです、ね?
 ドイツは言うまでもなくキリスト教で、中世から近世に至るこの頃はまだカトリックだと思うんですが、
 そうなると近親相姦は重罪ですよね。そこれ「罪深い《私》」になるのかな、と。(カトリックじゃなくてもタブーですが)

・近親者同士の、血の濃い子供はアルビノになりやすいことは有名ですけれど、
 目の色素がないと、目もほとんど見えないということがあるそうです。が、眩しすぎるだけという場合とは違い、メルの方は元から視力を持っていなかったみたいですね。
 そうなると、目が赤いからというより、血の濃さで発現する身体的な障害かな、とも。


・ボーナストラックですが、これ、井戸に流れ込むまでの川(と地下水流?)に聞こえました。
1-AA