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【3】彼女が魔女になった理由 考察スレ
101:しゃっく 2010/06/25(金) 20:20:40 ID:BjY6oJqK0 >>99 アンネリーゼは「彼女が魔女になった理由」の冒頭にしか登場しておらず、侯妃(恐らくエリーザベトの母)とは別人だと思われます。 声がだいぶ違いますし。
102:名無しさん@井戸の中 2010/06/25(金) 21:00:50 ID:aq9GVUZd0 アンネローゼと侯妃(=エリーザベト母)は完全に別人と考えます。 101様に、補足という形で。 史実を踏まえて、という話ですが… アンネローゼは「方伯家の」云々と話しています。1曲目でテレーゼが方伯家 の血筋であると明言していますので、テューリンゲン方伯=ルードヴィング家 で間違いありません。 方伯は「候」とは訳せません。この場合の候は、ヴェッティン家によるマイセ ン辺境伯と見るべきでしょう。 13世紀くらいの話です。 無論、ルードヴィング家とヴェッティン家の対立の時期が、ペストやその後の 魔女狩りの時期と一致しないというところはありますが、基本線として、ロミ オとジュリエット的な構図はそのまま、史実からイドへ反映されていると思い ます(2曲目の話ですが、家名を明らかにした上で、「結ばれない」と明言さ れてますね)。
103:てふ 2010/06/26(土) 16:40:58 ID:7SgukdiNO >>102 テューリンゲン方伯=Ludwingと私も考えております。 全体考察板にも書いたのですが、そこでこうは考えられないでしょうか。 候妃→ソフィ→エリーザベト(候女) アンネリーゼ(妾)→身体の不自由な子供 テレーゼ→メルツ という3人の子供がいるという前提での考えです。 ちょっとぶっ飛んでいるかもしれませんが、《テレーゼはテューリンゲン方伯の姉》という事はありえないでしょうか? メルがアルビノ→親近の為 姉弟間での子供なので表には出せず、葬られるように森に移り住む(もしかしたら出産前に) (メルの)母であり(方伯の)姉 メルとエリーザベトは異母兄弟→結ばれることのない二人 エリーザベトに対しテレーゼは伯母(同じ碧瞳) メルが2人組に落とされ、戦うシーンで、テレーゼは「堕ちてもLandgraf(方伯)の血筋〜」と言っている。 という感じなのですが、やはり厳しいでしょうか? 長くなりました、気分を害されたらすみません。ご意見、ご指摘お待ちしております。
104:名無しさん@井戸の中 2010/06/26(土) 17:36:06 ID:/GdWTHVf0 >>103 私もテレーゼはテューリンゲン方伯の姉なのではないかと考えていました。 しかしエリーザベトとメルが異母兄弟はちょっと辛いのではないかと…。 エリーザベトはウェッティン家ですし。 ただ単純に、隠れて暮らさなければならない少年と貴族の令嬢では結ばれることはないという意味かと思います。
105:てふ 2010/06/26(土) 18:17:22 ID:7SgukdiNO >>104 ご意見ありがとうございます。《姉》の件はそんな風に思うのは私だけなんじゃないかと思っていたので、その方向での考察で自信がもてました。 メルとエリーザベトの関係が異母兄弟というのは私もかなり無理があると感じていました。104さんの考察に私も納得できました。
106:月の兎 2010/06/26(土) 19:53:07 ID:QhH9B2ZE0 >>102 > 13世紀くらいの話です。 > 無論、ルードヴィング家とヴェッティン家の対立の時期が、ペストやその後の > 魔女狩りの時期と一致しないというところはありますが、 ちょうどこの時期魔女狩りの創始者とも言うべき異端審問間コンラート・フォン・マールブルグKonrad von Marburgが テューリンゲンに来てます。テレーゼのモデルと考えられるテューリンゲンの聖女Elizabethの師匠だったようですが、 彼女にかなりつらく当たったらしいです。彼がいる以上、魔女狩りは行われたでしょう。 ところでライナーから消されたなぞの人物Idolfried Ehrenbergですが、この名前は「偶像から開放する公務員」を意味するので 異端審問間の名前じゃないかと思われます。5'40''あたりから民衆を扇動している人物がいますが、たぶんこの人物かと。 で、この異端審問間がコンラート・フォン・マールブルグをモデルにしているのではないかと思います。 ペストに関してテューリンゲン近辺は大流行はなかったようですが、小流行がどれくらいの時期からどれくらいの頻度で あったのかいい資料が見つかってません。あったとしても14世紀半ば以降と思われますので100年ほど差があります。 メルヒェンとエリーゼの回想が16世紀ごろ、三兄弟が19世紀とすれば100年くらいの誤差はまぁ良いかな、とは思います
107:名無しさん@井戸の中 2010/06/27(日) 02:12:18 ID:55B57T6G0 すみませんぶっ飛びますが;;; 前提として、テレーゼは本当にメルを産んだ母親、なのでしょうか……? 何だかあそこまで『ごめんなさい、私です』と強調されると、逆に違う展開が 頭の荒野を駆け巡ってしまいます(爆);;;
108:しめ 2010/06/27(日) 20:37:27 ID:DMhS+a5J0 102です。 >>103、104様 確かに、テレーゼは当代の方伯の子ではなく、姉か妹またはいとこというセンは、十 分にアリだと思います。 ただ、婚姻に関しては、私としては、近親婚ではないと思っています(ともとも、当 時は近親婚はタダーだったのでしょうか)。 なぜなら、もし婚姻が問題であれば、テレーゼの贖罪の対象がもっと絞られた描写で あるべきと考えるからです(<実際は、メルに対するもののみ) >>106様 コンラートについては、知りませんでした(すいません。専攻は日本古代史でして、 欧州史には弱くて……(苦笑)) ただ、民衆の盛り上がりがあった(「鉄槌をー!」のアレ)ことを考えれば、やはり 童話として、時代をある程度無視して描いているものと思います。 (「鉄槌」の元は、書物としての「魔女に与える鉄槌」でしょうし) ペストについては、村ひとつ程度、ひっそりと無くなってても、不思議は無いと思い ます。なにしろ、ペストにしろ、マラリアにしろ、破壊力はすさまじいですし。 >>107様 私は、メルはアンネローゼの子で、テレーゼは嘘をついていることを謝ってる…と、 考えています。 メルを産んだならもっと堂々としてていいものですが…… いずれにしましても、いい文献がなかなか無いのが痛いです。 ルートヴィング家にしても、ウィッティン家にしても、なかなかよく判らなくて… ワタクシ、ドイツ語わかりませんので、日本語による中世ドイツのいい文献があれば 読んでみたいのですが…… そう考えると、欧州史一般に強い、陛下はたいしたものと思わざるを得ないわけで…
109:名無しさん@井戸の中 2010/06/28(月) 23:08:57 ID:i1HEZErh0 話が変わるかもしれませんが; 彼女が魔女になった理由で、 「ひかり」をもしそのままの視覚的の「ひかり」ととらえた場合、 救われる命があれば、奪われる命がある の歌詞の部分から連れ込まれた幼子の目をメルに移植し、 不思議なこと(魔女狩りがあった時代と照らし合わせると移植等は禁術) でメルは光を取り戻した、と思いました。 そうすると考察の展開も変わるのではと感じました。 ←自分ではあまり考えられませんでしたが…
110: 2010/06/28(月) 23:39:30 ID:JlzfqtrO0 >>109 他の板に書いたことの使い回しすみません。 禁術以前に“移植”という医療技術は1980年代に免疫抑制剤の発達とともに実験医療から実践医療に移行した比較的新しいものです。 網膜移植(目の移植、とありますが網膜移植と考えてよろしいでしょうか?)がこの限りかは調べがつかなかったのですが移植がかなり近世にならないと不可能だったのに15〜17世紀の森の中では、 どれだけの技術があったとしても移植手術という行為自体不可能かと……
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