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7th Story CD 「Marchen」総合考察スレ
1020:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/27(月) 04:23:54 ID:kUQ97bVj 長くなりますが 【光と闇の童話】盲(めし)いた闇で彼が 光だと思っていたのは 誤りで 【暁光の唄】其れは《恩寵》(ひかり) 其れは《愛情》(ひかり) 其れは《幸福》(ひかり) 其れは《未来》(ひかり) 【彼女が魔女になった理由】とても不思議な出来事によって 息子は光を手に入れたけど それが果たして幸福なことだったのか 今となっては善く判らない…… 光=視力 ではなく 光=恩寵or幸福or未来 と仮定すると息子が手に入れた光は、視力が何らかの理由で回復したのではなく、何者かによる恩寵または愛情を受けた≠幸せ ということになる 不思議な出来事については後述。 【宵闇の唄】誰かをかつて愛したような気がした 憎しみの焔は揺れ躍る 誰かに愛されたような気もした…… ↑ 嗚呼 でもそれは気のせいよ ↑ これは、メルが生前(?)エリーザベトを愛した。という記憶。そしてエリーザベトに愛されていたという記憶でもある。しかしそれは気のせい。 では実際は何なのか? この実際の何か=不思議な出来事によって与えられた【ひかり】 と考える。 愛した気がした。愛された気がした。 しかしそれは気のせい=存在していない。 エリーザベトは実際には存在しない人間なのではないか?(ないしは、存在してはならない扱いの人間なのではないか?) それは、テレーゼがメルのために生み出した幻想=ひかり(愛情)=出来うる限りの全ての一部 【宵闇の唄】お嬢さん[Fräulein(フロイライン)] 君の輝き[dein Schein(ダイン シャイン)] 在りし日々は 過去の残照(ひかり) 生前に夢見た楽園(エデン) 嗚呼 然れど忘却 【暁光の唄】「成る程…そうか…この骨が…この井戸が僕の…。 そうだね、エリーゼ…僕達の時代(時間?)は、もう…終わったんだ…」 以上の二部分から最初のメルはエリーザベトは存在し過去の記憶の中にいた、しかし忘れてしまったと考えている。 しかし最期になって、自分が置かれている状態、(骨・井戸が僕の≒棺桶らしきもの?)に気づく そしてそれに気づいてしまったとき、二人の時間は終わる。 全ての童話は、テレーゼがメルのために生み出し、メルが聴いていた童話(作り話)に過ぎなかったのではないか? あくまで仮定だけを合わせた推測に過ぎませんが…
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