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7th Story CD 「Marchen」総合考察スレ
1304:名無しさん@何にするか募集中 2011/03/08(火) 00:07:53 ID:O3pLwO/E 雪白、井戸子、野ばらの三人含め屍人姫の全員は、 宵闇の唄の歌詞カードの状態が死んだ姿だと思います。 そしてそれはただの実話、つまり歴史であり悲劇に他なりません。 それを非現実的なやり方で復讐する童話を書こう、 死んだ姫たちに夢を見せよう(=復讐しよう)と言ったのが エリーゼであると。 雪白や野ばらが生き返ったのも嘘ですが、 継母やアルテローゼとの会話・関わりも嘘だと思います。 つまりは復讐そのもの自体が嘘、本当の復讐「劇」だったと。 よって王子・ホレお姉さんも存在しません。 青赤そっくりなのもそれが王子様のテンプレだからでは。 架空の人物が生まれ変わったような物なので、 双子でも同一人物でも本質は同じ王子といいますか。 更に言えばこの二曲は生前にもファンタジー要素があることから、 最初から最後まで創作された話では。 野ばらは時代が違い過ぎるのでラフレンツェに「直接」には繋がらず、 野ばらにもモデルとしてラフレンツェの母の伝説があり、そこから独立してメルの「薔薇の塔で〜」→ 次の策者グリム兄弟の「茨姫」になったというのは如何でしょうか。 根拠は「女優達・屍人姫」の呼称、 そしてこれまでSHになかった「死者が登場・会話する」点。 メルには素体であるイドルフリートがいますし、 死者が蘇るには井戸の力や素体、 記憶の欠落など代償がたくさんあるのではないでしょうか。 前提としてCDに収録されている内容は、 最初の策者であるメルが書いたグリム童話の元であり、 グリム兄弟や後世の作者の介入はまだ入っていないとしています。 各曲の最後に入る筆記音はメルがその童話を書き終えた音だと思います。 前提としてCDに収録されている内容は、 最初の策者であるメルが書いたグリム童話の元であり、 グリム兄弟や後世の作者の介入はまだ入っていないとしています。 各曲の最後に入る筆記音はメルがその童話を書き終えた音だと思います。
1305:名無しさん@何にするか募集中 2011/03/08(火) 01:34:48 ID:svMdQbjm >>1304 納得してしまう素晴らしい考察、解釈だと思うのですが 「硝子〜」で小人が「こういう場合は大抵王子様が接吻すれば〜」と言ってるのが気になります。 「硝子〜」が書かれた頃には既に「硝子〜」と似た話、白雪姫の話が存在していてある程度広まっていたのではないでしょうか? 硝子は白雪姫の話を知ってる者が書いた話のように感じられます。根拠もなくすみません。
1306:1301 2011/03/08(火) 02:27:33 ID:lDK5pY0Y [sage ] んん〜sageが効かない… 皆さんありがとうございます! やっぱり解釈が分かれるんですね・・・ 何となく2つの話が平行して混在しているような気がするのは、 こうやって解釈が分かれるからなのかもしれないですね… メルも確かに、本人と会話しているような印象も受けつつ、 どうにも俯瞰でモノをみているような気もしていたので。 >>1304 目からウロコが落ちた気がします! と、いうことは・・・ 磔刑〜暁光にかけてメルは、自分でエリーゼの気持ちを慮り、 成仏…というと御幣があるかもしれませんが、 自分で考え自分で納得し消えていったということになるんでしょうか…? 駄目だ〜; どうしてもメルが書いたグリム童話の元をどうやってグリム兄弟が読めるんだろう… とか考えてしまうあたり、頭が固くなってしまっています。 >>1305 グリム童話自体が、元々地域に伝わっていた伝承やら民話やら童話やらが元になってるようなので、 ある程度そういう類の童話(の典型?)みたいなものが広まっていても、 おかしくないかもしれません。 お姫様が倒れたら、王子様のキスみたいな十八番が。 実際グリムよりもペローの方が先ですしね。
1307:1304 2011/03/09(水) 01:46:54 ID:MMhWgiqC >>1305 仰るとおり、「硝子」は元にあった白雪姫の伝説を(CDの話の中で)、 元にして書いたと思います。 更に白雪姫には、野ばらにラフレンツェの母のモデルが居た様に、実在の人物のモデルも居るようです。 それは「古井戸」でも同じであり「おとぎ話によく出てくる〜」との台詞があります。 恐らく井戸子はホレおばさんが地獄の女神として登場するゲルマン神話か、 曲の通りの「ホレおばさん」の言い伝えの事を指したのでしょう。 ゲルマン神話をモデルにメルが書いたとしたら、それこそ野ばらの様に「古井戸」→ 「ホレおばさん」になったのかもしれません。 >>1306 エリーゼ(テレーゼ+ベトなのでメルツの死んだ経緯がわかっていた?)は、 メルツの死を「悲劇的な事実」と捉え三人の屍人姫のように 「復讐する喜劇的な虚構」(メルヒェンの存在は事実だと思いますがあえて例えました)として、 メルヒェンを見ていたのかも。だからこそ同じく悲劇的な死を迎えたヒロインに復讐させようとしたのでは。 1306さんの言う通り、それまでどちらかといえばエリーゼのお人形だったメルが、 ベトに再会した事で約束を思い出し、自分でものを考え、幾度目かの転生先で、 会う事を新たに約束し成仏…の流れだと思います。 (鳥は空へ、屍体は土へとあるのですぐには廻りあえないのでは) そしてグリム童話の元である光と闇の童話を兄弟が読んだ件ですが、 「暁光」にてメルが本を井戸の傍に落として消える描写があります。 次に「童話」の冒頭、幼いグリム兄弟が「井戸んとこになんか落ちてる」と本を見つけ、メルヒェンが回想を歌い出します。 つまり、メルの時系列は「宵闇」→「暁光」=「童話」となっているのです。 歴史上の時系列を遡りベトへと辿りついたメルですが、「摂理を裏切った」結果はここにも表れています。 「宵闇」や「童話」で入るカウントは、時系列を逆にしている事を示すものかと。
1308:み 2011/03/09(水) 14:44:59 ID:orK1L3Rr いま気づいたんですが 初回限定版のジャケット絵なんですが、 左1番上の白い服の女性の右横、教会の後ろ(屋根の近く)に 白い手?カーテン?みたいなものが あるのですが なんなのでしょう・・・
1309:名無しさん@何にするか募集中 2011/03/09(水) 19:28:48 ID:BufW6tA4 初回限定版のぶらん子の足元の花って何か分かりますか??
1310:名無しさん@何にするか募集中 2011/03/09(水) 19:36:26 ID:BufW6tA4 磔刑を除く、復讐劇の曲が全て同じなことに気づいたのですが、 このメロディーがイドイドの光と闇の童話の メルとエリーゼとの森でのメロディーと似ているのは 何か関係があるのでしょうか??
1311:1304 2011/03/09(水) 23:11:17 ID:MMhWgiqC >>みさん 青妻を手招いているあの白い手は、少し大きめな事から優しかったときの青髭、 不倫相手などの説があります。 >>1309さん 小さいので確証はありませんが、恐らくドイツの国花ケンタウレアではないでしょうか。
1312:名無しさん@何にするか募集中 2011/03/10(木) 22:57:27 ID:Y+kh5x76 ざっと読みましたがないと思いましたので…。 既出です!と目くじらを立てられないかびくびくしながら書き込みます。 私の手元に「白雪姫」、「ヘンゼルとグレーテル」、「ホレおばさん」のドイツ語に日本語の対訳が付いている本があるのですが、 それを見ると、「ホレおばさん」は「〜古井戸」と局の最初から最後に至るまで殆ど内容が一緒なんですよね。 (井戸子の父親に関するシーンはさすがにありませんが) 「白雪姫」は「硝子〜」は「〜古井戸」ほどではないですが似ています。 でも「ヘンゼルとグレーテル」は「火刑〜」の後半に出てくるだけ。 他の曲のモチーフになった話に関しては日本語訳の物しか読んだことはありませんが、 「〜古井戸」を中心にして、「宵闇」と「暁光」に向かうにつれ、私たちの知っているグリム童話とはかけ離れていく印象を受けました。 イドから離れるにつれ、メルヒェン(童話)に近づく…。 メルの心象を表現しているのかな?と思ったんですが、どうでしょう?
1313:名無しさん@何にするか募集中 2011/03/13(日) 11:34:37 ID:5rs1PBYE [NATSU.soundhorizon@gmail.com] ↑1301さんが、一部死亡してない説を書いてらっしゃいましたが、私は仮死状態だったのでは?と考えます。 仮死状態なら、シェークスピアの「ロミオとジュリエット」(違ってたらごめんなさい)のジュリエットのように生き返ることも可能かと思います。 あくまで私の考えなので気分を悪くしてしまったらごめんなさい。 雑記失礼しました。
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