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7th Story CD 「Marchen」総合考察スレ
724:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/18(土) 17:26:32 ID:7X8nk7wV どうやら、サンホラの中間地点のアルバムであるとの意見が多いようですが確かにそれも かんがえられますね。今回の作品は以前の全てのストーリーが関係してそうですし。 私が、一番思ってるいることは、前のストーリーでは、キャッチコピー的なものが「やがて走りだす…」だってのですが 今回のストーリーでは「終焉へとはしりだす…」になってます。確実に物語の終わりに近づいてますね。 それと、もう一つ、イドが最後に言っていた眩い世界で必ずまた会おうって言葉がどうも自分にはこの7のストーリーだけでなく 以前の全てのストーリーも含んでいると思えています。1〜7まで全てのストーリーが悲しい、悪いようなマイナス物語だった気がします。 その物語を7まで繰り返していたけど、いつかはプラスの明るいストーリーになりますよ(第8以降)って暗示なような気がします。 個人的には終焉ストーリーは完全にハッピーエンドな物語だと思います。 そう考えると、以前の「やがてはしりだす…」はハッピーエンドのためのきっかけストーリーみたいなものだったのでしょうか。 そこで、この第7の分岐点によってイドが「もうこれからはハッピーを目指そう…」ってことを代弁?みたいに伝えていたのでは?と思いました。 だとしたら、やはり第14までが期待できますね。シークレットで、クロニクルからメルヘェンまでって言ってたのもそんな感じなのでしょうか。 どのストーリーのポイントとして、「物語は続く…」的に終わっていて、最後のトラックの曲の終わりも曖昧だった気がします。 6まではまだまだ続くぜ!みたいに終わっていましたが、この7では、いつか終わるぜ!みたいに終わった気がしました。 正直、個人的にはずっと続いて欲しいのですが…。サンホラ愛してます!
725:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/18(土) 17:36:40 ID:jcjHTn5n [sage ] >>719 私は逆だと思ってます。 >>513の自説に付け足しながら書きますが、 この話がエリーゼ(人形にエリーザベトやテレーゼの強い念の部分が宿ったもの)が 黒メル(しんだメルの霊が生と死の境界から抜け出せてないもの?)に見せているものだとすると、 毎回の魔女や悪女に(それもRomanやMoiraで完璧にパート分けしたのから考えると異様です)MIKI嬢を起用しているのは あくまで個々として固有名詞のある魔女ではなく、黒メルから見た「普通名詞としての魔女」であることを示したかったのではないでしょうか。 だから各話のマドモワゼルにも「第七話以外は」名前がないのでしょうし。 つまり 魔女悪女=テレーゼ(の声)とエリーゼが見せているor黒メルが思い浮かべている のではないかな、と。どうでしょうか。 付け足すと、黒メルは生と死の境界を彷徨っているので、最後で自分の骨を見つけて死んでいることを認め、成仏するのではないかなー
726:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/18(土) 17:37:48 ID:vY4bafOc 「墓場から始まる 七つの童話(Märchen) イドの底に潜む 矛盾の罠 物語の策者は 作為的な嘘で 錯落なる幻想を紡ぐ」 物語の策者→陛下だと思います 話に矛盾があっていいのか!! すでに出ていたらすいません
727:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/18(土) 18:02:19 ID:b0r3NVMS Romanの時点で今回の始曲と終曲のタイトルは決まってたのかな? いやまぁよくある文言だけどさ、「どれほど夜が長くとも、何れ朝は訪れる」ってのは
728:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/18(土) 18:54:35 ID:VU7a+AVT [sage ] いきなりの長文失礼します。書きたい事はおおまかに二点です。 一点目。大罪に関して。 >>636さんが仰っているのと同じ様に考えてるのですが、それぞれの童話=復讐劇の中心人物が付けている仮面の動物、ひいては初回版のCDケースのそれぞれの絵の裏面の動物は復讐する側が犯してしまった罪であり、それぞれの曲の冒頭部分で言っている罪は復讐される側が犯した、または犯した事にされた罪なのではないかと。 つまり、 火刑→「母の暴食」 / 「Hanselの暴食」 黒き→「安価で料理を作ろうと死体の内臓を使う女将」=強欲 / 「死んでいるから内臓は必要ないのにそれを返せというぶらん子」=強欲 硝子→「美しさへの嫉妬」 / 「変態王子との結婚」=色欲 生と死→「仕事を全て押し付けた義妹」=怠惰 / 「仕事をやらなくていいと喜ぶ」=怠惰 薔薇→「呼ばれなかっただけで傷つくほど高いプライドを持つ魔女」=傲慢 / 「王女である事を振りかざす」=傲慢 青き→「≪私の槍で!≫」=色欲 / 「自分に向いてない夫の愛を求める」=嫉妬 磔刑→「怒ってElisabethを磔刑しちゃうお兄様」=憤怒 / 「メルにキレるElise(≒Elisabeth)」=憤怒 という事だと思うのです。 二点目。魔女に関して。 童話に出てくる魔女というのは大抵、大地母神が根っこにある事を考えると、 大地母神の負の部分=悪い魔女→MIKI嬢 大地母神の正の部分=良い魔女(ホレおb…お姉さんも含む)→井上あずみさん だと思うのです。 どちらにしろ、大地“母”神なので母の要素を持っているのです。 そして、Therese=MIKI嬢がEliseと被って歌っている箇所がある事も含めて考えると、Elise≒Thereseであり、元々はElisabethの代わりの人形なので、上で書いたように、Elise≒Elisabethだとも思われます。 最終的にメルがElise≒Thereseの影響下から抜け出す事になることを考えると、ユング心理学の物語の原型の持つ意味の中にある「母親からの自立の話」というモチーフを「磔刑の聖女」〜「暁光の唄」が持っているのではないかと思うのです。 なんだか最終的に自分の頭の中がグルグルしてきた……乱文すみません。 そして、一応全部チェックしたんですが、既出だったらほんとすみません。
729:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/18(土) 19:20:52 ID:EHGUOgpx 「エリーゼのために」は、ベートーヴェンの知人の妹のエリザベート・レッケルに贈られたという説もあるそうです。
730:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/18(土) 19:24:40 ID:3cvrnxxK 628>>さんの考察に感動しました。 以下まとまりのない考察 ・王子は死体愛好家の理由として、(アビスであると想定します) 幼いころに見た肖像画の「病的に白い彼女」を彼の求める理想の女性像なわけで、 白雪姫が歌詞の表記の通り真雪のように(および魔性)白い肌の持ち主であること、そして死んだことで更なる「白い肌」を持っているという点にひかれているのだと思います。 何故白雪姫に「なんてことだ…」って言いながら絶望したのかはわからないのですが。 同じく薔薇の塔の女性を好きになった理由として、百年も城に眠ったまま引きこもれば紫外線にあたらず、同じく真っ白な肌であったはず。 …と考えて、アビスが薔薇の塔の女性の子供、ラフレンツェを利用しエルをはらませた説は私も納得なのですが 何故王子(アビス)が薔薇の塔の女性を捨てたのを描かれていないのか…。それは今後のお楽しみってことですねわかります。 ・初回盤カバー裏の蠍と熊が混ざる部分で、蠍の二つの点と十字が消えている件 イドイドの頃から「墓」が強調され確実に重要なワードであるからして、十字は「墓」を示す可能性が大変大きいと思います。 墓が立たない→死んでいない。と考えるのが打倒なわけですが 白雪姫は生きている説が有力、でも生と死の〜の子と、薔薇の子も生きてるはずだし 元の位置に戻したとして青ひげの女性は確実に死んでいるわけだし。 熊と混ざり合う部分というのがキーになるんでしょうが、どうも共通点が思い浮かばない・・・ 二つの点のことも普通に考えると視力と考えたいのですが そう考えると盲目、イドとしてまだ思念が生きている=メル としか思いつかないのです。だが関係性が!!わかんね!!
731:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/18(土) 19:33:04 ID:FbVVFX0N >>728さんと同意見です。 ですが個人的に雪白姫の「結婚」=「色欲」とは考えづらいので、 むしろ原作重視で、曲中に明示されてはいませんが「小人達との関係」にあるのでは、と。 あんな愉快な小人達が・・・とはあまり考えたくない話ですがw
732:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/18(土) 19:34:33 ID:MpyB6pWY [sage] あのタイミングでの「なんてことだ…」ってのは、死の阿波踊り見せられたせいなんじゃないの きっとその夜、「ロリ新妻がとんだ鬼嫁だった・・・しにたい」みたいなスレ立てするぞ
733:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/18(土) 20:09:49 ID:JN3JZEnK 流れ切りますが、ふと思ったこと。 イベリアでは西進していたのに、メルヒェンでは東を目指していますね。 それぞれのコンセプトに合わせているだけと言われればそれまでですが サンホラとして、今までとは逆の方向に進んでいる(折り返している?) という解釈は出来ないでしょうか。 どこかで、各アルバムに様々な形で「少年」が登場することからミシェルの 物語との関連についての考察も見かけました。 ミシェルの歌に出てくる少年は13人でしたよね。 1〜13数字の真ん中は7。メルヒェンはちょうどその<7>作目。 そしてさらに、その7作目の曲の真ん中に「生と死を別つ境界〜」。 なんだか意味深な感じがするのですが、嗚呼それは気のせいでしょうか・・・。
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