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7th Story CD 「Marchen」総合考察スレ
1236:◆jMi6TPqJHg 2011/01/25(火) 09:11:34 ID:vodbehnX ふと気になったことなんですが 宵闇の唄にて「墓場から始まる七つの童話」とありますが 光と闇の童話でもセリフで「童話は何時だって墓場から始まるものさ」と ありますよね? しかし、どれ1つとして墓場から始まっているものはないし 死んでない人もいるし(´・ω・`)? あと、嘘についてですがどの曲にも共通して言えるのが 復讐する資格がなかったり逆恨みだったりとかで 「復讐」を手伝っているとは言えないと思いませんか? 僕には復讐したいという願望を煽っているようにしか見えません。 それが誰の思惑なのかまではわかりませんが・・・・・・。 本当に復讐を手伝うのであればそれ相応の境遇の人はいると思うのですが そうではなくこの人達が選ばれた理由というのはなんだったのでしょうか? 殆ど考察ではなく質問の様な形になってしまい、申し訳ありませんが 皆さんの意見を是非お聞かせ願いたいと思います。
1237:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/25(火) 09:56:51 ID:TLs6C/Y+ >>1236 彼女達が復讐者として選ばれた理由ですが、彼女達がエリーゼの言う所の「お馬鹿さん」だからじゃないですか? エリーゼ=テレーゼの呪い+エリーザベトの願いと考え、復讐願望はテレーゼの呪いの部分であると思います テレーゼは「世界を呪う」と言ってますので、まず良い方には働きかけないでしょう ワザと自分達に唆されやすそうな、逆恨みとかして罪を重ね、世界を悪い方に持って行きそうな「お馬鹿さん」を選んだんじゃないかと思います 因みに、生前の部分については彼女達が嘘を吐いていないという可能性もあるんじゃないかな?とは思います
1238:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/26(水) 00:56:15 ID:Qdt4ac8z >>1236 「墓場」というのは“死”のことだと思います。 屍人姫は死んだあるいは、死に近い場所にいました。 彼女達が唄い出すことで童話が始まるという意味だと解釈しています。 復讐する資格がない、逆恨みというのはあくまでも“そういう考察がある”という話です。 曲の内容をそのままに受け取るならば、 多少ひっかかりますが、屍人姫たちは殺された被害者です。 私は、メルは屍人姫たちの言い分を素直に受け取って復讐を手伝っていると思います。 しかし、彼女たちを「お馬鹿さん」と呼ぶエリーゼは屍人姫たちにも罪があると知っているのかもしれません。 そうなると7人の屍人姫を選んだのはエリーゼでしょうか?
1239:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/26(水) 07:41:47 ID:XCNNF6XH >>1238 メル自体が(メルツ=メルヘェン前提で)「世界の悪意も知らず……」と歌われているように 人間の感情・行動には本当のところうとい印象があるので、エリーゼが悪意を誘導している気がします 各曲の最後の、二人のコメントもエリーゼは屍人姫たちを小馬鹿にしているように思えますし
1240:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/27(木) 00:50:35 ID:ckfcjWtQ >>1329 最後の会話では、復讐された側に関してコメントしていることが多いですよね。 『火刑』では魔女について、 『女将』では儲け方について、 『白雪姫』では鏡について(これはお遊び的要素が強いですが)、 『野薔薇姫』ではご婦人についてコメントしています。 曲の中では屍人姫寄りだったメルが復讐された側に注目したということでしょうか…。 それだと、エリーゼの目的が難しいですね。 屍人姫を被害者にしたいのか、屍人姫の悪いところを表に出したいのか、 あるいは、そういう打算なく、単純に人間が嫌いだから屍人姫に厳しいのかもしれません。
1241:◆jMi6TPqJHg 2011/01/27(木) 13:33:51 ID:uEoRTXxT >>1237 ちょっと分かりにくい言い方になってしまったかもですが エリーゼ(主にテレーゼ)の誘導によるものであるところは理解しているつもりです。 只、それを受け入れているメルに若干疑問があるんです 悪意を知らないのであれば、単純にエリーゼの言うがままの 「復讐」の手伝いなるものをしているんだなぁと思えるのですが どうもメル自身、屍人姫の嘘が分かっていながらも そのまま唄わせている様に思えるのが腑に落ちないというか なんかモヤモヤしちゃってるんです;; >>1238 確かに「墓場」を「死」に置き換えて考えると分かりやすいですね。 しかし、逆恨みの解釈についてですが これが1つの解釈の仕方だというのについては、おっしゃる通りだと思います。 しかし、僕が言いたかったのは、そういう解釈ができてしまう者ばかりで そうじゃない者がいなかった点だったんです。 また宵闇からで申し訳ないですが イドの底に潜む矛盾の罠とあります。 これが、メルとエリーゼによって仕掛けられた罠 つまり、表向きは復讐の様に思わせて 実はそうじゃないという意味で考えられませんか? あるいは、イド自体によって仕掛けられた罠で この二人もイドの本能に操られているとか・・・・・・。 そう考えると、もしかすると七人の屍人姫も二人が選んだわけではなく イドが呼んだということもあるかもしれませんね。 この二人の目的が復讐を手伝うことであれば イドはそれを叶えるように見せかけ、あたかも復讐を手伝っていると 錯覚させて、殺せ、犯せと誘っている、その様にもとれるかと思います。 ここまで書いといてなんですが 自分の極端な拡大解釈を押し付けるような形になってしまい 申し訳ありません;; 気分など害された様であればお詫び申し上げます。
1242:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/28(金) 01:54:40 ID:dxrC0Vei 1240です。 すみません。間違えました。 気づくのが遅れて申し訳ありません。 >>1239 最後の会話では、復讐された側に関してコメントしていることが多いですよね。 『火刑』では魔女について、 『女将』では儲け方について、 『白雪姫』では鏡について(これはお遊び的要素が強いですが)、 『野薔薇姫』ではご婦人についてコメントしています。 曲の中では屍人姫寄りだったメルが復讐された側に注目したということでしょうか…。 それだと、エリーゼの目的が難しいですね。 屍人姫を被害者にしたいのか、屍人姫の悪いところを表に出したいのか、 あるいは、そういう打算なく、単純に人間が嫌いだから屍人姫に厳しいのかもしれません。
1243:1238 2011/01/28(金) 02:22:07 ID:dxrC0Vei >>1241 「矛盾の罠」に関しては深く考察していなかったので、とても参考になります。 私の方こそ空気の読めないことを言ってしまったみたいで…。 「イド」がカタカナというのも重要だと思います。 「井戸の底」だとメルとエリーゼのようですが、 井戸の底にいると噂されている「イドルフリート」か、 「衝動(イド)」のことにも思えますし、 あるいは、複数の意味が重なっているのかもしれません。 (以下、メルツ+イドルフリート=メルヒェン説を流用しています) メルヒェンの衝動の底にイドルフリートの意識があり、 イドルフリートがいくつかの童話の策者になっていて、 イドルフリートの目的を実行しているというのはどうでしょう? イドルフリートの目的が何かは考えがまとまっていないのですけど…。 『Marchen』には実際の歴史的な出来事も登場しますけど、 屍人姫たちの時代が『イドへ至る森へ至るイド』よりも前のような感じがあります。 時代が矛盾しているのが罠でしょうか? 屍人姫と話しているのはメルに思えますが、 メルツが死亡する以前の話ではイドルフリートが話しているとか? 何だか無茶苦茶ですが、考察を広げるきっかけにでもなれば幸いかと
1244:◆jMi6TPqJHg 2011/01/28(金) 17:52:57 ID:ez+B86yx >>1243 自分も時系列についてはぐちゃぐちゃだと思います。 その辺もまたややこしくなる要因の1つだったりするのですが^^; 自分的にはもう1つ気になっている事がありまして 既出ではあるのですが、磔刑の聖女と暁光の唄にのみ 執筆音とページを捲る音が無いってヤツです。 何通りか考えてみたけど、どれもスッキリしないんですよね;; 例えば、実際のグリム童話の草稿が「エーレンベルク稿」 なる物だそうですが、メルヒェン(主にイド)が、これを執筆している音だとすると 磔刑の聖女には、元ネタ(憂悶聖女)があるのに執筆音が無い かと思えば、最初の宵闇の唄はさっきとは逆で グリム童話とは関係ないのに、執筆音がある……。 そこで、今度はメルヒェン(主にメルツ)で考えると エリーザベトとの会話で過去を思い出し 物語を紡ぐ必要がなくなったと、考えられます。 しかし、最後に、本を落とすような音がありますが これが恐らくイドイドの冒頭でグリム兄弟と思われる子供達が拾った本でしょう。 とすると、やはりこれはエーレンベルク稿? 自分はここでワケが分からなくなって 思考停止状態になってますw あと、今思ったのですが メルヒェン=メルツ+イド説をよく見かけますが 硝子の棺で眠る姫君で普通にイドさん誰かと会話してますし。 あと、火刑のトム(トーマス)とハンス(ヘンゼル)が恐らくメルツを殺したあの二人組でしょうし。 そうすると、時間軸的にはメルツが死ぬより前になると思います。 >イドルフリートがいくつかの童話の策者になっていて、 イドルフリートの目的を実行しているというのはどうでしょう? これ思いつかなかったです、全ての童話ではないという部分がとくにおもしろい。 これも参考にさせていただいてもう少し考えて見ます、ありがとうございます^^
1245:NV 2011/01/28(金) 18:51:20 ID:mH3T5zM0 曲を聴いていた時、ふと思い付いたのですが、“それぞれの曲の後半にあたる復讐のシーンそのものが【虚構】”が根底にある、 と言う事は考えられないでしょうか? 根拠を説明する前に、僕が考察する上で前提としているものを説明します。 <前提・条件> ※「黒き女将の宿」より、虚構の対義語として事実を使います。 1,曲前半は歌姫達の人生【事実】を歌姫自身で唄い、それを聴いたメルが【事実】に【虚構】を加えて曲の後半部分とし、唄わせ、 悲惨な最期を遂げた歌姫達が復讐をした様に欺く。 これにより、童話は“作為的な嘘”によって改竄され、「錯落なる幻想を紡ぐ」、という結果になる。 2,「光と闇の童話」より、7人の女優達は、イドの本能によって集められたものとする。 3,「宵闇の唄」の歌詞より、「嘆いた処(ところ)で」の“処”と“ところ”の意味は、“処”が「何かをしたばかりの場面・状況」 を、“ところ”が「条件を表す接続助詞」としての用法を使うものと見做す。 4,エリーザベトは憾みを唄わないから、改竄されない為例外とし、自身の人生・信念【事実】のみを唄っているものとする。 5,【虚構】は【事実】自体を改竄する事は無く、あくまで死後の行動を改竄しているものとする。 これ以降が根拠とするものです。 <根拠> 1,ceui子が復讐後「お似合いよ、ちぃちゃん!」と馬鹿にしたとき、横に居る母親、あまつさえ本人も反論・激怒する描写が無い。 このことから、別の所(メルに見せられた【虚構】)から義妹や義母の様子を見、笑っていると考えられる。 上記のように、既に死亡している為、実在しない。実在しないのだから、2人に声が届く事もない。 2,<前提・条件>の5より、【事実】は変わらない為、「美徳」を与えられた野ばら姫のみが加害者(アルテローゼ)を殺せない。 ただし、ceui子の場合、すぐには死んでいないものの、“鼠の鳴き声⇒ペストを運び込んだ”と解釈して後に死んだと仮定する。 3,ぶらん子は片親を亡くしただけでなく、売られた先で殺される等、天涯孤独の身だった。 テッテレやホレおば…お姉さんのような協力者は居ない為、刃物で相手を刺す事しかしない(出来ない)。 そのため、メルにそそのかされ、復讐に至るまでの経緯(曲後半、メルの台詞以降)が他曲に比べてずっと短い。 4,「石のように年を取った老婆」(=A)、シスターの母親(=B)、かまどに放り込まれた老婆(=C)は同一人物と仮定する。 (1)Cの家にはヘンゼル達が持ち去るまで“お宝”があった。 (2)Bは貧乏だったのが原因で娘を捨てた。 (3)娘と再会した時も食べ物を欲するなど、Aは未だに“一人の食い扶持さえもう侭らなかった”状態である。 以上のことから、“お宝”はAおよびBの事件以降、Cが殺害される前の間に手に入れたものであることが分かる。 しかし、Cは家に居て、出掛けた描写が無い。つまり、“お宝”を手に入れる術は無い。 このことから、“お宝”の存在は【虚構】である。 5,屍人姫たちは、メルが創った幻想の中で復讐しているに過ぎない為、メルに踊らされていると言える。 唄うだけではなく、メルの“屍揮”によって踊らされている為、「女優達」と称される。 etc...です。 曲の歌詞からの引用には、場面に合わせて其々に【】や「」、“”などを付けていますが、抜けている所があるかも知れません。 確認もしていますが、もしあった場合にはご了承下さい。 突っ込みたい点が多々あると思われますので、その場合にはご指摘下さい。 また、スレ内で検索したり、各スレに目を通してはいるものの、他の方と一部重複しているかも知れません。 もしあったならば、謝ります。 それでは、長文・乱文失礼致しました。
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