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7th Story CD 「Marchen」総合考察スレ
727:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/18(土) 18:02:19 ID:b0r3NVMS Romanの時点で今回の始曲と終曲のタイトルは決まってたのかな? いやまぁよくある文言だけどさ、「どれほど夜が長くとも、何れ朝は訪れる」ってのは
728:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/18(土) 18:54:35 ID:VU7a+AVT [sage ] いきなりの長文失礼します。書きたい事はおおまかに二点です。 一点目。大罪に関して。 >>636さんが仰っているのと同じ様に考えてるのですが、それぞれの童話=復讐劇の中心人物が付けている仮面の動物、ひいては初回版のCDケースのそれぞれの絵の裏面の動物は復讐する側が犯してしまった罪であり、それぞれの曲の冒頭部分で言っている罪は復讐される側が犯した、または犯した事にされた罪なのではないかと。 つまり、 火刑→「母の暴食」 / 「Hanselの暴食」 黒き→「安価で料理を作ろうと死体の内臓を使う女将」=強欲 / 「死んでいるから内臓は必要ないのにそれを返せというぶらん子」=強欲 硝子→「美しさへの嫉妬」 / 「変態王子との結婚」=色欲 生と死→「仕事を全て押し付けた義妹」=怠惰 / 「仕事をやらなくていいと喜ぶ」=怠惰 薔薇→「呼ばれなかっただけで傷つくほど高いプライドを持つ魔女」=傲慢 / 「王女である事を振りかざす」=傲慢 青き→「≪私の槍で!≫」=色欲 / 「自分に向いてない夫の愛を求める」=嫉妬 磔刑→「怒ってElisabethを磔刑しちゃうお兄様」=憤怒 / 「メルにキレるElise(≒Elisabeth)」=憤怒 という事だと思うのです。 二点目。魔女に関して。 童話に出てくる魔女というのは大抵、大地母神が根っこにある事を考えると、 大地母神の負の部分=悪い魔女→MIKI嬢 大地母神の正の部分=良い魔女(ホレおb…お姉さんも含む)→井上あずみさん だと思うのです。 どちらにしろ、大地“母”神なので母の要素を持っているのです。 そして、Therese=MIKI嬢がEliseと被って歌っている箇所がある事も含めて考えると、Elise≒Thereseであり、元々はElisabethの代わりの人形なので、上で書いたように、Elise≒Elisabethだとも思われます。 最終的にメルがElise≒Thereseの影響下から抜け出す事になることを考えると、ユング心理学の物語の原型の持つ意味の中にある「母親からの自立の話」というモチーフを「磔刑の聖女」〜「暁光の唄」が持っているのではないかと思うのです。 なんだか最終的に自分の頭の中がグルグルしてきた……乱文すみません。 そして、一応全部チェックしたんですが、既出だったらほんとすみません。
729:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/18(土) 19:20:52 ID:EHGUOgpx 「エリーゼのために」は、ベートーヴェンの知人の妹のエリザベート・レッケルに贈られたという説もあるそうです。
730:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/18(土) 19:24:40 ID:3cvrnxxK 628>>さんの考察に感動しました。 以下まとまりのない考察 ・王子は死体愛好家の理由として、(アビスであると想定します) 幼いころに見た肖像画の「病的に白い彼女」を彼の求める理想の女性像なわけで、 白雪姫が歌詞の表記の通り真雪のように(および魔性)白い肌の持ち主であること、そして死んだことで更なる「白い肌」を持っているという点にひかれているのだと思います。 何故白雪姫に「なんてことだ…」って言いながら絶望したのかはわからないのですが。 同じく薔薇の塔の女性を好きになった理由として、百年も城に眠ったまま引きこもれば紫外線にあたらず、同じく真っ白な肌であったはず。 …と考えて、アビスが薔薇の塔の女性の子供、ラフレンツェを利用しエルをはらませた説は私も納得なのですが 何故王子(アビス)が薔薇の塔の女性を捨てたのを描かれていないのか…。それは今後のお楽しみってことですねわかります。 ・初回盤カバー裏の蠍と熊が混ざる部分で、蠍の二つの点と十字が消えている件 イドイドの頃から「墓」が強調され確実に重要なワードであるからして、十字は「墓」を示す可能性が大変大きいと思います。 墓が立たない→死んでいない。と考えるのが打倒なわけですが 白雪姫は生きている説が有力、でも生と死の〜の子と、薔薇の子も生きてるはずだし 元の位置に戻したとして青ひげの女性は確実に死んでいるわけだし。 熊と混ざり合う部分というのがキーになるんでしょうが、どうも共通点が思い浮かばない・・・ 二つの点のことも普通に考えると視力と考えたいのですが そう考えると盲目、イドとしてまだ思念が生きている=メル としか思いつかないのです。だが関係性が!!わかんね!!
731:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/18(土) 19:33:04 ID:FbVVFX0N >>728さんと同意見です。 ですが個人的に雪白姫の「結婚」=「色欲」とは考えづらいので、 むしろ原作重視で、曲中に明示されてはいませんが「小人達との関係」にあるのでは、と。 あんな愉快な小人達が・・・とはあまり考えたくない話ですがw
732:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/18(土) 19:34:33 ID:MpyB6pWY [sage] あのタイミングでの「なんてことだ…」ってのは、死の阿波踊り見せられたせいなんじゃないの きっとその夜、「ロリ新妻がとんだ鬼嫁だった・・・しにたい」みたいなスレ立てするぞ
733:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/18(土) 20:09:49 ID:JN3JZEnK 流れ切りますが、ふと思ったこと。 イベリアでは西進していたのに、メルヒェンでは東を目指していますね。 それぞれのコンセプトに合わせているだけと言われればそれまでですが サンホラとして、今までとは逆の方向に進んでいる(折り返している?) という解釈は出来ないでしょうか。 どこかで、各アルバムに様々な形で「少年」が登場することからミシェルの 物語との関連についての考察も見かけました。 ミシェルの歌に出てくる少年は13人でしたよね。 1〜13数字の真ん中は7。メルヒェンはちょうどその<7>作目。 そしてさらに、その7作目の曲の真ん中に「生と死を別つ境界〜」。 なんだか意味深な感じがするのですが、嗚呼それは気のせいでしょうか・・・。
734:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/18(土) 20:26:15 ID:gQJQlh// [sage ] 乱文失礼します ぶらりん子の足元に花がある?みたいなんですが 聖戦つながりなら緋色の花かと思いましたが 通常盤・初回盤ともにジャケ絵だと青い花びらっぽいようです それとブックレットイラストで絵に蝋燭が描いてある姫とない姫がありますが 蝋燭=焔(生きてる?)かと最初は思ったけどなんか特に意味は無い…ぽいですかね シスター・雪白・野ばら姫・青髭子…蝋燭あり ぶらりん子・古井戸・磔刑 …蝋燭なし
735:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/18(土) 20:32:26 ID:7X8nk7wV >>733 確かにその考えはおもしろいと思います。 西は日が沈み闇が、東は日が登り光がやってくる方角ですね。 眩い時代を目指しているので、次の物語からハッピーな話になるといいですね。 単純に大きく考えると、この物語が言わんとしてることは、今までは死が舞台になってたけど この井戸(第7th)からは生を目指す、って意味の「生と死を別つ…」ってことも考えられます。 ということで東を目指してるのかな?
736:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/18(土) 20:36:41 ID:7X8nk7wV 連続すいません。 そう考えると、毎回イドが境界とばっかり言っていたのは、 この7thストーリー自体が境界(サンホラの続く全てのロマンの)だったことになりますかね? 14thまで続くとも考えれそうですね…
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