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7th Story CD 「Marchen」総合考察スレ
1307:1304 2011/03/09(水) 01:46:54 ID:MMhWgiqC >>1305 仰るとおり、「硝子」は元にあった白雪姫の伝説を(CDの話の中で)、 元にして書いたと思います。 更に白雪姫には、野ばらにラフレンツェの母のモデルが居た様に、実在の人物のモデルも居るようです。 それは「古井戸」でも同じであり「おとぎ話によく出てくる〜」との台詞があります。 恐らく井戸子はホレおばさんが地獄の女神として登場するゲルマン神話か、 曲の通りの「ホレおばさん」の言い伝えの事を指したのでしょう。 ゲルマン神話をモデルにメルが書いたとしたら、それこそ野ばらの様に「古井戸」→ 「ホレおばさん」になったのかもしれません。 >>1306 エリーゼ(テレーゼ+ベトなのでメルツの死んだ経緯がわかっていた?)は、 メルツの死を「悲劇的な事実」と捉え三人の屍人姫のように 「復讐する喜劇的な虚構」(メルヒェンの存在は事実だと思いますがあえて例えました)として、 メルヒェンを見ていたのかも。だからこそ同じく悲劇的な死を迎えたヒロインに復讐させようとしたのでは。 1306さんの言う通り、それまでどちらかといえばエリーゼのお人形だったメルが、 ベトに再会した事で約束を思い出し、自分でものを考え、幾度目かの転生先で、 会う事を新たに約束し成仏…の流れだと思います。 (鳥は空へ、屍体は土へとあるのですぐには廻りあえないのでは) そしてグリム童話の元である光と闇の童話を兄弟が読んだ件ですが、 「暁光」にてメルが本を井戸の傍に落として消える描写があります。 次に「童話」の冒頭、幼いグリム兄弟が「井戸んとこになんか落ちてる」と本を見つけ、メルヒェンが回想を歌い出します。 つまり、メルの時系列は「宵闇」→「暁光」=「童話」となっているのです。 歴史上の時系列を遡りベトへと辿りついたメルですが、「摂理を裏切った」結果はここにも表れています。 「宵闇」や「童話」で入るカウントは、時系列を逆にしている事を示すものかと。
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