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7th Story CD 「Marchen」総合考察スレ
526:名無しさん@何にするか募集中2010/12/16(木) 21:32:16 ID:vqnrVPDcAAS
エリーゼの正体について。
エリーゼ=テレーゼ はありえない。というか、それだけってことはないと思う。エリーザベト+テレーゼ=エリーゼ。
鳥籠で人形を渡すとき、「せめて私の代わりにこの子を一緒に」ってところでボカロの声が重なってるから。
その時点で魂は宿ってると考えるのが妥当。 この時点で「エリーザベトの代わり」ってことは間違いないわけだし。
ただ、テレーゼの「ならば私は世界を呪う本物の魔女に」って発言からその後どうなったかっていう描写が特にないから、
そこにテレーゼの怨念が入ったっていうのもほぼ確実だと思う。
メルとテレーゼが死んでからエリーザベトが死ぬまでは間隔があるから、エリーザベトの魂だけであれほどの復讐に対する執着は生まれないかと。
たしか人形って燃えながら落ちてる?だとしたらテレーゼと人形は「火刑」で繋がるんじゃないかな。
もう一つ。
イドイドの冒頭で出てくる兄弟は井戸のそばに落ちていたテューリンゲンの魔女についての本を読んでたから、
あれがグリム三兄弟で、後にその続きとして書いたのがメルヒェンの内容かと。
兄弟たちの発言からしてテレーゼの事を本物の魔女だと思ってるから、続きというよりはメルや人形、エリーザベトのことも含めて
兄弟たちの「魔女狩りの裏にはこういう物語があったかもしれない」っていう想像かもしれないけど。
テューリンゲンの魔女とその息子についての「復讐」をテーマにしたストーリーを書く過程で数々の有名なグリム童話が生まれた、って話なのかなと。
此の物語は虚構である。(Diese Gesichite ist Fiktion)
然し、其の全てが虚偽であるとは限らない。(Doch, deswegen ist nicht alles an ihr erfunden)
↑これは作者は虚構として書いているが、本当にこういうことがあったのかもしれないって意味なんだと思う。
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