下
7th Story CD 「Marchen」総合考察スレ
728:名無しさん@何にするか募集中2010/12/18(土) 18:54:35 ID:VU7a+AVT [sage ] AAS
いきなりの長文失礼します。書きたい事はおおまかに二点です。
一点目。大罪に関して。
>>636さんが仰っているのと同じ様に考えてるのですが、それぞれの童話=復讐劇の中心人物が付けている仮面の動物、ひいては初回版のCDケースのそれぞれの絵の裏面の動物は復讐する側が犯してしまった罪であり、それぞれの曲の冒頭部分で言っている罪は復讐される側が犯した、または犯した事にされた罪なのではないかと。
つまり、
火刑→「母の暴食」 / 「Hanselの暴食」
黒き→「安価で料理を作ろうと死体の内臓を使う女将」=強欲 / 「死んでいるから内臓は必要ないのにそれを返せというぶらん子」=強欲
硝子→「美しさへの嫉妬」 / 「変態王子との結婚」=色欲
生と死→「仕事を全て押し付けた義妹」=怠惰 / 「仕事をやらなくていいと喜ぶ」=怠惰
薔薇→「呼ばれなかっただけで傷つくほど高いプライドを持つ魔女」=傲慢 / 「王女である事を振りかざす」=傲慢
青き→「≪私の槍で!≫」=色欲 / 「自分に向いてない夫の愛を求める」=嫉妬
磔刑→「怒ってElisabethを磔刑しちゃうお兄様」=憤怒 / 「メルにキレるElise(≒Elisabeth)」=憤怒
という事だと思うのです。
二点目。魔女に関して。
童話に出てくる魔女というのは大抵、大地母神が根っこにある事を考えると、
大地母神の負の部分=悪い魔女→MIKI嬢
大地母神の正の部分=良い魔女(ホレおb…お姉さんも含む)→井上あずみさん
だと思うのです。
どちらにしろ、大地“母”神なので母の要素を持っているのです。
そして、Therese=MIKI嬢がEliseと被って歌っている箇所がある事も含めて考えると、Elise≒Thereseであり、元々はElisabethの代わりの人形なので、上で書いたように、Elise≒Elisabethだとも思われます。
最終的にメルがElise≒Thereseの影響下から抜け出す事になることを考えると、ユング心理学の物語の原型の持つ意味の中にある「母親からの自立の話」というモチーフを「磔刑の聖女」〜「暁光の唄」が持っているのではないかと思うのです。
なんだか最終的に自分の頭の中がグルグルしてきた……乱文すみません。
そして、一応全部チェックしたんですが、既出だったらほんとすみません。
上前次1-新書写板AA設索