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7th Story CD 「Marchen」総合考察スレ
1147:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/08(土) 21:50:38 ID:APZJAUkC >>1146の続き。既出のものとも大分重なってますが・・・ @を見て考えたんですが、 ザクセン地方にいた貴族のルードヴィングは1247年に家門が途絶えています。 ルードヴィングの子孫がその領地を継ごうとしてヴェッティン家と争いましたが、 結局最終的に領地を手に入れたのはヴェッティン家になったみたいです。 イドイド「鳥籠」の、『歴史の闇の中に葬られたはずの影の存在』って、 ルードヴィング家のことも言っていたとは考えられないでしょうか・・・? 自分は今までエリーザベトのことだと思ってたんですが、もしかしたらメルツにもかかってる言葉・・・? 元々テューリンゲンの森を含む領地を治めていた貴族が、実は血が絶えてなくて隠れ住んでいた? でもそれだと「この森にも長居し過ぎました」っていうテレーゼの台詞が変ですよね・・・。 それにルードヴィング家にとってヴェッティン家は領地をとった憎い家になってしまうし・・・。 A黒き女将の宿で女将が言ったミュンツァーとかの名前は、 宗教改革に関わりがあり、なおかつドイツ農民戦争を先導した プロテスタントの中でも過激派の人たちのようです。 女将の言う「〜激しかったわ」云々は、行為のこと(笑)だけじゃなく、 プロテスタント支持者としても、ということの例えもあるんじゃないでしょうか。 Bドイツ農民戦争は、ルターに刺激された過激な聖職者たちが農民を煽った結果といいます。 だから、ぶらん子の「〜偉い坊さんが言ったとさ」というのは、 一応偉い坊さん(=ルター)の考えを知ってて、その思想を受け継いではいるけど、 既にルターの手から離れて暴徒化した農民たちの考えとぴったり合ってる気がします。 ルター自身はこの農民戦争に否定的だったとか。 C既出ですが、このエリーザベト(Elisabeth von Sachsen)が自分もモデルの一人じゃないかと思います。 ドイツ版wikiで検索したら出てくる肖像画の雰囲気が、どことなく似てるので・・・。 あと、イドの「侵セ、殺セ」っていうのは、ペスト以外にも戦争のことも指してるように思います。 皇帝カール5世はドイツ内で反皇帝派の貴族たちと争ってますが、 例のフランス王とも個人的に争っていて、ローマにイタリアとスペインとドイツの兵士を送り込んで 悪名高いローマ略奪(サッコ・ディ・ローマ)を起こしています。 この時ルター派の多かったドイツ人傭兵たちは、ローマへの憎さとかもあって いざローマについた時の略奪・暴行行為は予想以上に激しかった。 建物は破壊され財産は略奪され、ローマは壊滅状態になったといいます。 で、テューリンゲンというのはザクセン選帝侯がルターをかくまった土地でもあって プロテスタントの中心地みたいな役割を担ってるんですよね。 テューリンゲンから発生したプロテスタント思想を持ったドイツ人傭兵たちが、 ローマで「殺セ、侵セ」と狼藉を働いたのがなんだか比喩のように思えてきます。 曲が史実に沿ってるとは限りませんが、ぶらん子の歌はけっこう農民戦争とかぶってるし、 もしイドの時代がこの辺りのことなら、ちょうどこれともかぶりそうだと思うんです。 何が言いたいのか自分でも分からなくなってきましたが、 まとまりない長文失礼しました!
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