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01『宵闇の唄』 専用考察スレ
101:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/24(月) 01:08:33 ID:MG1qJI49 >>98 私も「緋い葡萄酒」=血液?という気がします。 「小さな川」の後に突然、「緋い葡萄酒」だなんて脈絡が無さすぎるので、やはり何かの暗喩としか…。 「(血液が)乾かぬ間に紡ぎなさい」だとすると、 流れ出た血液が乾く前=死んだ直後。 =その流れた血(=殺されたという証拠)が生々しく遺されている内に憾みを紡ぎなさい →"憾みの感情が失せない内に、今すぐ憾みを唄いなさい" …という事かなぁと。 恨み(憾み)は時間が経つと薄れたり萎えたりしてしまいます。 メル達(特にエリーゼ)は復讐劇を繰り広げたいわけですから、その感情が薄れてしまっては困るでしょうし。 ところで、血液って以外と早く乾いてしまうと思うのですが、"その前に"と言っていることから、「さぁ、今すぐ復讐を!」と急いてるような気すらします。
102:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/24(月) 02:43:50 ID:4DjP9f4k >>101 火刑や薔薇の塔など、話によっては復讐に時間がかかっているのが気になります。 古井戸では、考える時間を与えよう、と言っていますし・・・。 ちょっと怖い話ですが、ストーリーがペスト感染と関係があるとした場合、 血(=葡萄酒)が乾く前 = ペスト菌が死ぬ前 に復讐を・・・ととらえる事ができるかもしれません。 なんで「童話」や「物語」じゃなくて、「歴史」なんだろう・・・と思いまして。 耳を塞ぎたい気分ではありますが・・・
103:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/24(月) 10:51:12 ID:21eFGTtx >>102 意見ありがとうございます。 "憾みの感情が失せない内に、今すぐ憾みを唄いなさい"というのは、 "憾みを忘れない内に復讐を「実行」する"のではなく、"憾みを忘れない内に復讐を「決意」する"…ということです。 一度憾みを唄ってしまえば、復讐(の手伝い)をするという約束が成立してしまう(と思う)ので、 復讐に時間が掛かろうとも、一度約束を取り付けてしまえばこっちのもの。みたいな。 復讐する気がないような井戸子も、「憾み唄った」と言っていますので、知らない内に復讐する約束が成立させられているのかと。 もしかすると、一度憾みをうたってしまえば、その後に迷いがあろうとも強引に実行されてしまうのかも? 「問うべきは手段ではない」…そんな歌詞が過去にありましたが…。まさに、復讐さえ出来ればそれで良いのでは…? (エリーゼなんかはそんな感じがします。) なんだか文章がごちゃごちゃしてるかもです…スミマセン;
104:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/24(月) 23:19:01 ID:3lxxQInl >>103 追記ですが、 「葡萄酒」は「真実」の象徴でもあるようです もしかすると 「君の死の真相が埋もれてしまう前に」 という意味なのかもしれませんね 「青き伯爵」はモロに死体隠蔽(笑)してますし、「硝子」の妃なんかは立場利用して裏で色々暗躍。 「女将」は無実のぶらん子に罪をなすりつけたとすると、ぶらん子の潔白をもみ消しています。 まぁ、屍人姫達の証言が仮に全部真実だったらの話ですけどね・・・
105:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/25(火) 11:20:12 ID:tJzbPZ53 話ぶったぎるようですが、出てないようなのでカキコ エリーゼパートの「人ヲ殺メテ〜」のところで 歌詞カード二重になっていますが、 「生キ延ビルナド」の部分の「生」のバックが別の「生」以外のものに見えます どなたか解読できた方おられますか?
106:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/25(火) 13:58:13 ID:eAlzdtxg >>101 小さな川→血管 だったりして……
107:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/27(木) 19:38:37 ID:F99SgA1v 初めまして、豚切りで失礼します。 個人的に メルのモデル≒ベートーベン 説を推したいです。 宵闇の唄にベートーベンの『喜びの歌』が入っていることは当然まずひとつですが、 ウィキのベートーベンの項に以下のような文章があります。 1804年に交響曲第3番を発表したのを皮切りに、その後10年間にわたって中期を代表する作品が書かれ、 ベートーヴェンにとっての傑作の森(ロマン・ロランによる表現)と呼ばれる時期となる。 この「ロマン・ロラン」、サンホラーの皆さまならば私なんぞよりご存知かと思いますが、 『ジャン・クリストフ』を主人公とする本です。 そしてあの賢者です。 このクリストフ、モデルがベートーベンです。 (無論、メル=クリストフはないと思いますが) また、『エリーゼのために』の項にはこんな文章があります。 曲のタイトルにある「エリーゼ」とは、お金持ち(貴族)の娘だった。 あるところでベートーベンと知り合い、お互い恋に落ちる。 しかし、ベートーベンは 貴族ではないため、もちろん、結婚する事、 恋愛関係になる事は許されなかった。 皆さま『エリーゼのために』の項は読まれているのだろうなとは思うのですが、 メルとエリザベトの関係に似ていませんか? 更に『エルジェーベト』の項まで足を延ばすと、彼女の嫁ぎ先は「ルートヴィング家」です。 ドイツではよくある名前であるということを先に断っておきますが、ベートーベンのフルネームは ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン です。 この「ルートヴィヒ」は家名であるため、ウィキでの表記は 4歳の時にテューリンゲン方伯でルートヴィング家のルートヴィヒと婚約し、 テューリンゲンに連れて来られた。当初の婚約者に目されていたヘルマンが夭折したため、 その弟のルートヴィヒが婚約者となったのである。 となっています。 やや曖昧ですが、ベートーベンについている「ルートヴィヒ」と婚約をしていた可能性があります。 そして、彼女が本当に愛していた、兄の方の「ルートヴィヒ」。 名を「ヘルマン」といいます。 文中の「夭折」とは若く(幼く)して死ぬことを言い、メルの状況とも合致します。 そしてこの「ヘルマン」という名、トリックの基本であるローマ字にすると「HERUMAN」です。 若干違うのですが、「メルヘン」をローマ字化した「MERUHEN」と良く似ています。 揃えると M E R U H E N(メルヘン) M E R U H A N(ヘルマンのアナグラム1) (M A R U H E N)(ヘルマンのアナグラム2) となりました。 ローマ字説はふとした思いつきなのですが、やはり似ていると思ったので書かせていただきました。 全体に既出だったら申し訳ございません。 長文、乱文失礼致しました!
108:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/27(木) 21:26:12 ID:YiDC8bip 私は、 「小さな川」=涙 「緋い葡萄酒」=血液 の比喩ではないかと思ってました。 流した涙、そして血が乾かないうちに紡ぐ =悲しみや苦しみを忘れ(乾か)ないうちに証言を(イドに)して復讐をする となるのでは?と思いました。 ただ、涙を流した描写がないのでなんとも言えませんが… (青い〜では女性たちが涙を流していてもおかしくないですね…) あと気になったのは、エリーゼがセリフで 「おバカさんの復讐を手伝うことこそ、私たちの復讐…」 と言っているところですが エリーゼは復讐をする七人の女優に対して「おバカさん」と言っていることから、 何処か馬鹿にしているような気がします。 エリーゼにとっては「そんなことで復讐するの?」といった感じでしょうか… (人間の感情がわからない?のもあると思います) まあ、エリーゼやイドにとっては、復讐することが存在意義ですから そこまで考えているかどうか… そもそも人形であるエリーゼがそのような感情を持っているのかは不明ですが… 既出だったら申し訳ありません。
109:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/28(金) 01:44:32 ID:dxrC0Vei >>108 エリーゼが七人の女優を「お馬鹿さん」と言った理由に関してですが、 私は彼女達の言い分には勘違いや思い込みがあって、 復讐する動機や方法に問題があるのではないでしょうか。 エリーゼはそれを知っていて「一人で勝手に空回りしている」ことを笑っているように思えます。 他の曲のスレでも彼女達の主張に疑問を感じている書き込みを見かけますし…。
110:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/28(金) 19:54:07 ID:h1LNdgFl [sage ] >>107さんの考察、非常に面白いですね。 ちょっと自分でもベートーベンについて色々調べてみたくなりました。
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