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01『宵闇の唄』 専用考察スレ
98:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/23(日) 23:35:15 ID:zO7cUl9K >>81 …そうですね、私もそのように思います 何となくですが、「緋い葡萄酒」と言うのが「血」のような気がしてならないです… メルとエリーゼが屍人姫達の元へ辿り着いた時にはまだ彼女達の体には血液が流れているように思います(「火刑の魔女」はちょっと怪しいですが…) もしかすると、二人は「まだ体に血液の残っている状態の屍」の指揮しかできなくて、だから「乾かぬ間に紡ぎなさい」なのかなと… あまり本編に関連ないですが;;
99:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/24(月) 00:33:49 ID:0Z61/N6/ クラシックゾーンでの疑問です モーツアルトはオーストリアの作曲家 ベートーベンはドイツの作曲家 オーストリアはイーストの国で、ドイツよりも東の国です この時点で東に進んでませんよね? 現在の国で考えるからかもしれませんが やはりザルツブルク生まれのモーツアルト ライン川を渡った更に西のボンで生まれたベートーベン その生まれからフランスの自由思想の影響を受けて第九を作ってるわけですし モーツアルトより東というのは無理があるように思います 音楽史的には順を追ってるのでしっくりくるような気もするんですけどね なぜドイツより東の印象が強いモーツアルトなのか 音楽史を合わせるのならまだバッハのほうがベトベンと同じドイツ人として東に行けそうな気もします 単純に有名だから、「小さな夜の歌」→「宵闇の唄」につながるからモツなんだというのはわかるのですが こう・・・納得がいかなくて・・・ まとまってない長文ですみません みなさんどう思いますか?
100:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/24(月) 00:47:32 ID:0Z61/N6/ 追記です オーストリア→ドイツ西部ときて幻想即興曲→展覧会の絵ですが ショパンはポーランドを捨てパリで活躍し帰国することなく死んでます 展覧会の絵はムソルグスキーの作のピアノ曲ですが当初評価全く評価されず フランスのラヴェルによる管弦楽編曲によって世に名をはせてます ムソルグスキーよりもラヴェルの心象のほうが強いのかもしれません そのラヴェルはフランス南西部の生まれでスペインの血も入ってるほど西の印象がある作曲家です 無理やり感もありますが旋律はオーストリアから西に進んでるとも言える気がするんです そうなると「黒き死を遡る様に旋律は東を目指す」といった言葉と矛盾してます 矛盾してるなら何か意味が? それともただのこじ付けでしょうか?
101:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/24(月) 01:08:33 ID:MG1qJI49 >>98 私も「緋い葡萄酒」=血液?という気がします。 「小さな川」の後に突然、「緋い葡萄酒」だなんて脈絡が無さすぎるので、やはり何かの暗喩としか…。 「(血液が)乾かぬ間に紡ぎなさい」だとすると、 流れ出た血液が乾く前=死んだ直後。 =その流れた血(=殺されたという証拠)が生々しく遺されている内に憾みを紡ぎなさい →"憾みの感情が失せない内に、今すぐ憾みを唄いなさい" …という事かなぁと。 恨み(憾み)は時間が経つと薄れたり萎えたりしてしまいます。 メル達(特にエリーゼ)は復讐劇を繰り広げたいわけですから、その感情が薄れてしまっては困るでしょうし。 ところで、血液って以外と早く乾いてしまうと思うのですが、"その前に"と言っていることから、「さぁ、今すぐ復讐を!」と急いてるような気すらします。
102:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/24(月) 02:43:50 ID:4DjP9f4k >>101 火刑や薔薇の塔など、話によっては復讐に時間がかかっているのが気になります。 古井戸では、考える時間を与えよう、と言っていますし・・・。 ちょっと怖い話ですが、ストーリーがペスト感染と関係があるとした場合、 血(=葡萄酒)が乾く前 = ペスト菌が死ぬ前 に復讐を・・・ととらえる事ができるかもしれません。 なんで「童話」や「物語」じゃなくて、「歴史」なんだろう・・・と思いまして。 耳を塞ぎたい気分ではありますが・・・
103:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/24(月) 10:51:12 ID:21eFGTtx >>102 意見ありがとうございます。 "憾みの感情が失せない内に、今すぐ憾みを唄いなさい"というのは、 "憾みを忘れない内に復讐を「実行」する"のではなく、"憾みを忘れない内に復讐を「決意」する"…ということです。 一度憾みを唄ってしまえば、復讐(の手伝い)をするという約束が成立してしまう(と思う)ので、 復讐に時間が掛かろうとも、一度約束を取り付けてしまえばこっちのもの。みたいな。 復讐する気がないような井戸子も、「憾み唄った」と言っていますので、知らない内に復讐する約束が成立させられているのかと。 もしかすると、一度憾みをうたってしまえば、その後に迷いがあろうとも強引に実行されてしまうのかも? 「問うべきは手段ではない」…そんな歌詞が過去にありましたが…。まさに、復讐さえ出来ればそれで良いのでは…? (エリーゼなんかはそんな感じがします。) なんだか文章がごちゃごちゃしてるかもです…スミマセン;
104:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/24(月) 23:19:01 ID:3lxxQInl >>103 追記ですが、 「葡萄酒」は「真実」の象徴でもあるようです もしかすると 「君の死の真相が埋もれてしまう前に」 という意味なのかもしれませんね 「青き伯爵」はモロに死体隠蔽(笑)してますし、「硝子」の妃なんかは立場利用して裏で色々暗躍。 「女将」は無実のぶらん子に罪をなすりつけたとすると、ぶらん子の潔白をもみ消しています。 まぁ、屍人姫達の証言が仮に全部真実だったらの話ですけどね・・・
105:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/25(火) 11:20:12 ID:tJzbPZ53 話ぶったぎるようですが、出てないようなのでカキコ エリーゼパートの「人ヲ殺メテ〜」のところで 歌詞カード二重になっていますが、 「生キ延ビルナド」の部分の「生」のバックが別の「生」以外のものに見えます どなたか解読できた方おられますか?
106:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/25(火) 13:58:13 ID:eAlzdtxg >>101 小さな川→血管 だったりして……
107:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/27(木) 19:38:37 ID:F99SgA1v 初めまして、豚切りで失礼します。 個人的に メルのモデル≒ベートーベン 説を推したいです。 宵闇の唄にベートーベンの『喜びの歌』が入っていることは当然まずひとつですが、 ウィキのベートーベンの項に以下のような文章があります。 1804年に交響曲第3番を発表したのを皮切りに、その後10年間にわたって中期を代表する作品が書かれ、 ベートーヴェンにとっての傑作の森(ロマン・ロランによる表現)と呼ばれる時期となる。 この「ロマン・ロラン」、サンホラーの皆さまならば私なんぞよりご存知かと思いますが、 『ジャン・クリストフ』を主人公とする本です。 そしてあの賢者です。 このクリストフ、モデルがベートーベンです。 (無論、メル=クリストフはないと思いますが) また、『エリーゼのために』の項にはこんな文章があります。 曲のタイトルにある「エリーゼ」とは、お金持ち(貴族)の娘だった。 あるところでベートーベンと知り合い、お互い恋に落ちる。 しかし、ベートーベンは 貴族ではないため、もちろん、結婚する事、 恋愛関係になる事は許されなかった。 皆さま『エリーゼのために』の項は読まれているのだろうなとは思うのですが、 メルとエリザベトの関係に似ていませんか? 更に『エルジェーベト』の項まで足を延ばすと、彼女の嫁ぎ先は「ルートヴィング家」です。 ドイツではよくある名前であるということを先に断っておきますが、ベートーベンのフルネームは ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン です。 この「ルートヴィヒ」は家名であるため、ウィキでの表記は 4歳の時にテューリンゲン方伯でルートヴィング家のルートヴィヒと婚約し、 テューリンゲンに連れて来られた。当初の婚約者に目されていたヘルマンが夭折したため、 その弟のルートヴィヒが婚約者となったのである。 となっています。 やや曖昧ですが、ベートーベンについている「ルートヴィヒ」と婚約をしていた可能性があります。 そして、彼女が本当に愛していた、兄の方の「ルートヴィヒ」。 名を「ヘルマン」といいます。 文中の「夭折」とは若く(幼く)して死ぬことを言い、メルの状況とも合致します。 そしてこの「ヘルマン」という名、トリックの基本であるローマ字にすると「HERUMAN」です。 若干違うのですが、「メルヘン」をローマ字化した「MERUHEN」と良く似ています。 揃えると M E R U H E N(メルヘン) M E R U H A N(ヘルマンのアナグラム1) (M A R U H E N)(ヘルマンのアナグラム2) となりました。 ローマ字説はふとした思いつきなのですが、やはり似ていると思ったので書かせていただきました。 全体に既出だったら申し訳ございません。 長文、乱文失礼致しました!
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