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01『宵闇の唄』 専用考察スレ
106:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/25(火) 13:58:13 ID:eAlzdtxg >>101 小さな川→血管 だったりして……
107:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/27(木) 19:38:37 ID:F99SgA1v 初めまして、豚切りで失礼します。 個人的に メルのモデル≒ベートーベン 説を推したいです。 宵闇の唄にベートーベンの『喜びの歌』が入っていることは当然まずひとつですが、 ウィキのベートーベンの項に以下のような文章があります。 1804年に交響曲第3番を発表したのを皮切りに、その後10年間にわたって中期を代表する作品が書かれ、 ベートーヴェンにとっての傑作の森(ロマン・ロランによる表現)と呼ばれる時期となる。 この「ロマン・ロラン」、サンホラーの皆さまならば私なんぞよりご存知かと思いますが、 『ジャン・クリストフ』を主人公とする本です。 そしてあの賢者です。 このクリストフ、モデルがベートーベンです。 (無論、メル=クリストフはないと思いますが) また、『エリーゼのために』の項にはこんな文章があります。 曲のタイトルにある「エリーゼ」とは、お金持ち(貴族)の娘だった。 あるところでベートーベンと知り合い、お互い恋に落ちる。 しかし、ベートーベンは 貴族ではないため、もちろん、結婚する事、 恋愛関係になる事は許されなかった。 皆さま『エリーゼのために』の項は読まれているのだろうなとは思うのですが、 メルとエリザベトの関係に似ていませんか? 更に『エルジェーベト』の項まで足を延ばすと、彼女の嫁ぎ先は「ルートヴィング家」です。 ドイツではよくある名前であるということを先に断っておきますが、ベートーベンのフルネームは ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン です。 この「ルートヴィヒ」は家名であるため、ウィキでの表記は 4歳の時にテューリンゲン方伯でルートヴィング家のルートヴィヒと婚約し、 テューリンゲンに連れて来られた。当初の婚約者に目されていたヘルマンが夭折したため、 その弟のルートヴィヒが婚約者となったのである。 となっています。 やや曖昧ですが、ベートーベンについている「ルートヴィヒ」と婚約をしていた可能性があります。 そして、彼女が本当に愛していた、兄の方の「ルートヴィヒ」。 名を「ヘルマン」といいます。 文中の「夭折」とは若く(幼く)して死ぬことを言い、メルの状況とも合致します。 そしてこの「ヘルマン」という名、トリックの基本であるローマ字にすると「HERUMAN」です。 若干違うのですが、「メルヘン」をローマ字化した「MERUHEN」と良く似ています。 揃えると M E R U H E N(メルヘン) M E R U H A N(ヘルマンのアナグラム1) (M A R U H E N)(ヘルマンのアナグラム2) となりました。 ローマ字説はふとした思いつきなのですが、やはり似ていると思ったので書かせていただきました。 全体に既出だったら申し訳ございません。 長文、乱文失礼致しました!
108:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/27(木) 21:26:12 ID:YiDC8bip 私は、 「小さな川」=涙 「緋い葡萄酒」=血液 の比喩ではないかと思ってました。 流した涙、そして血が乾かないうちに紡ぐ =悲しみや苦しみを忘れ(乾か)ないうちに証言を(イドに)して復讐をする となるのでは?と思いました。 ただ、涙を流した描写がないのでなんとも言えませんが… (青い〜では女性たちが涙を流していてもおかしくないですね…) あと気になったのは、エリーゼがセリフで 「おバカさんの復讐を手伝うことこそ、私たちの復讐…」 と言っているところですが エリーゼは復讐をする七人の女優に対して「おバカさん」と言っていることから、 何処か馬鹿にしているような気がします。 エリーゼにとっては「そんなことで復讐するの?」といった感じでしょうか… (人間の感情がわからない?のもあると思います) まあ、エリーゼやイドにとっては、復讐することが存在意義ですから そこまで考えているかどうか… そもそも人形であるエリーゼがそのような感情を持っているのかは不明ですが… 既出だったら申し訳ありません。
109:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/28(金) 01:44:32 ID:dxrC0Vei >>108 エリーゼが七人の女優を「お馬鹿さん」と言った理由に関してですが、 私は彼女達の言い分には勘違いや思い込みがあって、 復讐する動機や方法に問題があるのではないでしょうか。 エリーゼはそれを知っていて「一人で勝手に空回りしている」ことを笑っているように思えます。 他の曲のスレでも彼女達の主張に疑問を感じている書き込みを見かけますし…。
110:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/28(金) 19:54:07 ID:h1LNdgFl [sage ] >>107さんの考察、非常に面白いですね。 ちょっと自分でもベートーベンについて色々調べてみたくなりました。
111:名無しさん@何にするか募集中 2011/02/10(木) 23:27:55 ID:8ZWhV7uN >>100 旋律が西に向かってるなら、「黒き死」=ペストとすると、 その感染拡大(西→東)には遡ってますね。 考察の参考になるか解りませんが、曲中で 「憾み」と「怨み」って漢字使い分けてますよね。 明確に意味を分けるなら 「憾み」→後悔 「怨み」→憎悪 になります。
112:名無しさん@何にするか募集中 2011/02/10(木) 23:35:44 ID:8ZWhV7uN 「物語の策者は 作為的な嘘で 錯落なる幻想を紡ぐ」 ↑これが嘘だったりして……とか考えましたが、 それじゃ嘘吐きのパラドックスですね……。
113:名無しさん@何にするか募集中 2011/02/11(金) 20:34:11 ID:Egd2qC8H >>105 そこ、自分も気になって考えたんですけど、 「彼女が魔女になった理由」のテレーゼのセリフの書体だと思うんです。 人物ごとに書体が決められているとして、(自分はそう考えてます) テレーゼのものだけが一致したので。 テレーゼの書体の「生」はだったらたぶんあっていると思うんですけど… 「生」の3つの横線の2本目から3本目にかけて線がつながっているので。 よくよく聞いたら、裏でエリーゼの声の1オクターブ下の声が聞こえるので、 テレーゼの声かなぁ…と、思ってみたりもしています。
114:名無しさん@何にするか募集中 2011/02/11(金) 23:28:54 ID:Rd0oRZmo >>108 あれ・・・? セリフのところですが、 「お馬鹿さんの私(あたし)を・・・」って言ってませんか? 歌詞スレの方が間違っているのか、自分が間違っているのか。 ↑で考えていたので、エリーゼが「お馬鹿さん」とむしろ自虐的なのであって、 メルに手伝ってもらわないと復讐できないのだと思っていました。
115:名無しさん@何にするか募集中 2011/02/12(土) 15:41:30 ID:jj1idX6a >>112 その部分は2通りの説を私も考えているのですが・・・ 1)幻想物語組曲『Roman』の作者ノエルが亡くなった兄イヴェールを生きているかのように 著したものである。(漫画版の解釈より) 「Another Roman」では「嘘をついているのは誰か?」とイヴェールの台詞が確認できる。 2)「光と闇の童話」の作者の可能性が高いメルヒェンか、イドルフが紡いだ。 恐らく一般的な説。 1は「古井戸」と「朝と夜の物語」で関連があったので5th『Roman』が出てきてもおかしくはないかと。 歌詞の登場の仕方が突拍子ない感は否めませんが・・・ 2はMarchenの話に沿うなら妥当ではないかと。と、いうか七人のヒロインが嘘言ってようが、真実を 言ってようが結局は作者の自由。私達の読んでいる歌詞カードは『光と闇の童話』という本。 なら、策者によって既に改竄された完成品なのでアテにならないかもしれません。 ヒロインの嘘探しよりも、何の為に虚構を書いたのか?に重点を置くべきではないかと思います。
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