02『火刑の魔女』 専用考察スレ
121:名無しさん@何にするか募集中2010/12/25(土) 17:59:11 ID:0rb85buZAAS
私は
グサッ(老婆がシスターを刺す)
悲鳴(老婆が自分のしたことに気付き悲鳴をあげる)
ドサッ(シスターが倒れる)
と解釈しました。

「子供の憾みは、子供が晴らすものさ」というのは
「捨てられた子の復讐は、同じ境地の捨てられた子が成し遂げるのがいい」ということかと。

そして私も≫117さん同様、曲のテーマから復讐者はシスターだと思います。
老婆が「よこせ! もっと食い物をよこせ!」と斧を手にシスターに詰め寄ったのですから
暴食により恨まれ復讐されるのはシスターではなく老婆なのでは。

それから老婆が復讐者だとすると、老婆は復讐のために何もしていませんよね。
メルヒェンは復讐を促しはしますが、彼自身は復讐には手を出しません。
復讐のために積極的に誘導するのは前半と同じ歌い手であり、それはシスターだと考えるのが妥当では。

ここからは妄想です。
老婆がシスターを食べようとしていたのかは定かではありませんが
シスターは「食われる!」と思ったでしょう。
それでグレーテルが同様に「食われる!」と思った時に「殺られる前に殺らなきゃ」と囁いて
自分が何もできなかった未練を晴らしたのではないでしょうか。
グレーテルはシスターほど切羽詰まってはいませんでしたが、
シスターの言わば「やり直し」のために同じような境地に誘導されあんな行為に及んだのかと。
1-AA