02『火刑の魔女』 専用考察スレ
227:名無しさん@何にするか募集中2011/02/05(土) 20:44:46 ID:fAFkWEvHAAS
石のように歳を取った老婆=シスターの母=グレーテル達に殺された老婆説です。
今までの書き込みで同意したい意見をコピペさせていただきながら書きます。

《解釈1》
「井戸に毒を入れた等と、謂われなき罪で虐げられる事も多く」
→ペスト流行中、毒を投げ込んだのはユダヤ教徒だと迫害されることもあった。
 老婆はユダヤ教徒だったが、迫害による貧困から脱却するために改宗。
 「一人の食い扶持さえもう侭ならなかった」ところに「イエズスのお使いの方」が来たので改宗の甲斐あったと喜ぶ。
 逆十字はそのまま「謙虚」「無価値」のような意味で捉えて、
 偽装改宗なのに十字架があったのは、改宗したということをわかりやすくする為。
 それを逆さにしていたのは、偽装改宗の為、堂々と正位置の十字を掲げることを躊躇った為。
 また、もう一つは偽装改宗な為に逆十字に祈ったところで意味がない=価値がない。
 
 もしくは、当時、食の施しを行っていた教会は、聖使徒、聖ペテロ、洗者聖ヨハネを祀る(?)教会だった為、
 老婆が世話になっていた教会が逆十字――聖ペテロ教会だっただけなのかもしれない。

→我を忘れた老婆にシスターが殺される

「改宗したけれど時は既に遅く〜」
→改宗してしまえば迫害や貧困から脱却でき、娘と共にいることも可能だったのではないかと考え改宗。
 しかし「時は既に遅く 一人の食い扶持さえもう侭ならなかった」ため、娘を捨てる。
 また、「罪を祀る歪な祭壇」の「歪」は偽装改宗者の祭壇だから。
1-AA