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02『火刑の魔女』 専用考察スレ
242:名無しさん@何にするか募集中 2011/02/27(日) 00:05:13 ID:sbDDJF43 私も>>241さんの考察と同じ見解になりました。 食料が足りなく、自分の子供を捨ててまで自分の命を優先した老婆はその時点で気が触れていて、 食料が無いから捨てたのだと考えればわかってくれるはずなのに いけしゃあしゃあと戻ってきたシスターに対して 「娘が戻ってきた喜び」よりも「自分の食料危機」の方が重要になってしまったのかなぁ、とも考えたり。 ただそうなると老婆の「お前は何を言っているんだ」的なセリフが説明つかないのが難しい所です…。 (↑>>241さんとまた考えが違ってたら申し訳ない><)
243:名無しさん@何にするか募集中 2011/03/01(火) 13:35:17 ID:tDk4DuOF [sage ] 話は変わりますが、最後に兄弟が家に帰った時 トム「よぉ、ハンス!」って普通に返事してますが・・・ 『丸々太』るほど長い間 行方不明になっていた友達が帰ってきた、って反応じゃないですよね? 普通はもっと・・・「どこ行ってたんだよ」とか「心配してたんだぞ」とか言いません? 実はただの隣人ってだけで、別に仲良しって訳でもなかったのかなぁ・・・
244:名無しさん@何にするか募集中 2011/03/02(水) 16:39:55 ID:6p8CJQKR シスターを迎えた老婆と殺された老婆は、同一人物でシスターの母親派です。 別人の可能性を考える内、ふと浮かんだ案があったので投稿します。 殺された老婆は、ヘンゼルとグレーテルの母親ではないでしょうか? 『改宗したけれど〜』は、年取った老婆=シスターの母の台詞、 『遠慮はいらないよ〜』は、殺された老婆=ヘンゼルとグレーテルの母の台詞とします。 (別人なのでフォントも違う) まずシスター側の話。 自分を捨てた母に会いに行ったシスターは、そのまま殺害されます。 (話の流れや「暴食」というテーマから見るに、老婆に食われたのかなぁと。 奉られる=神へのお供え物、(仏教的考えかもしれませんが)お供え物は一度捧げた後食べるもの、 肉=パン、血=葡萄酒……と連想していった結果です。 流石にダイレクトにカニバリズムを描くのは商業作品としてアウトだったのかな、 とか陛下の裏事情も考えてみたりして) そしてシスターはメルに会い、「子を捨てた親がその子に殺される」という復讐を願いました。 (殺されたとは言え実の母を憾むのはどうだろう?と思うので、メルやエリーゼが唆したのかも) 『時間は掛かるが〜』というのは、シスターの時代からヘンゼル達の時代へ、時間が経過しているということ。 メルとエリーゼは時間超越が可能っぽいので、似たシチュエーションを探した結果そこに行き着いたのでしょう。 家がそっくりな位置取りということは、建物自体は同じだったかもしれません。 (シスターの母の死後にヘンゼル達の母が移り住んだ?) で、ヘンゼルとグレーテル側の話。 グリム童話のヘンゼルとグレーテルは、 「森に捨てられた2人は、(森の外にある)生家に帰ろうとする途中、魔女の住むお菓子の家を見付け〜」 というお話だったと思います。 が、あくまでこの童話が曲とは「似て非なるお話」であり、 「生家は森の外にある」と思わせる策者のミスリードだとすると。 ヘンゼルとグレーテルは森の中の家(老婆の家)で生まれる。 が、家は貧乏であり、母は2人を森の外の町か村に捨てる。 そこで2人は成長し、トムと仲良くなる。 しかし養子になった家もまた貧乏で、森に置き去りにされる。 道に迷って帰れなくなったところ、シスターの示唆もあってか生家に辿り着く。 一方その頃母は、夫の遺産が入って来てある程度裕福になっている。(この辺りの時間の空白は既出なので割愛) しかし今更親だと名乗り出る訳にもいかないので森に1人で住んでいると、息子と娘がやって来る。 自分の子供と分かったかどうか定かではないが、上記の理由で分かっていても明かせない。 どちらにしろ子供に喜んでほしくて、お菓子を振る舞う母。 しかしシスターの『嘘=2人を食べちゃうつもり』により、 結果的に魔女は火刑にされ、2人は何はともあれ財産を持って本来住んでいた家に帰る。 ……という流れは考えられないでしょうか。 わざわざ2回捨てられる辺りが不自然ですが、 宗教やら戦争やらで荒れた時代ならあり得なくもないかな、と。 「赤ん坊が子供(10歳ぐらい?)になるまでの時間では、老婆にならないのでは?」 という疑問も残りますが、「苦労した結果、年老いて見えた」とかで。 根拠も乏しいですし、最初の老婆と次の老婆の関連性が全く無いのも気になりますが。 あくまで一案ということで、皆様の考察のご参考になれば幸いです。
245:名無しさん@何にするか募集中 2011/03/02(水) 17:04:20 ID:6p8CJQKR >>244です。自分の第一考察は>>241さんとほぼ同一ですが少しだけ。 私はシスター殺害時の悲鳴はシスターのものとずっと思ってました。 刺された音の後に悲鳴がしますが、 刺される→血が出る→それを見て怖くなって悲鳴を上げる→そのまま力尽きて倒れる、かと。 老婆の力じゃ一撃で殺すのは難しいでしょうし、 十字架に奉った(老婆がシスターを食べた?)後で我に返り、『懺悔を嗤う〜』の部分を唄ったのではないかと思います。 >>242さんの「お前は何を言っているんだ」的なセリフについてですが。 当時老婆は食料を得ることで頭がいっぱいになり、 それ以外のことは聞こえていなかった(認識出来なかった)、または誤解したのではないでしょうか。 シスター『私が誰だか分からないのですか?(私は天下のイエスズ会の者です)』 老婆『何訳の分からぬことを言ってるんだい!(イエスズ会の者なら助けてくれるはずだ) (それとも)お前も私を(異教徒だと)差別するのかい!?』 と受け取ったものかと。(カッコ内が老婆の認識) そもそも老婆は、シスターが自分の娘だと、この時点では分かっていなかったと思います。 殺した後で(もしくは正気に戻ってから)冷静に見たら、実の娘だった。 懺悔をするも赦す者は居らず、娘は復讐に奔り……というストーリーなのかなと。 >>243さん 本当は「よぉハンス!」の後に「どこ行ってたんだよ」を続けようと思っていたけれど、 太っているのを見て驚いて、そっちが先に口に出たのではないでしょうか? そもそも「よぉハンス!」の時点で、行方不明者の発見時にしては声が明るい(毎日会っている友達との挨拶レベルだろうと感じました)ですが…… 再会の喜びがあった、と思えばこれでも不自然でもないかと。 私見ですが「トムにも自慢しなきゃ」という台詞と口調から、結構仲良しだと思ってます。
246:名無しさん@何にするか募集中 2011/03/04(金) 16:29:50 ID:MjSFIIbT >>244さん シスターを迎えた老婆と殺された老婆は同一人物、と初めに書かれていますが、 「シスターの母の死後、ヘンゼル達の母が移り住んだ」というのはどういう事でしょうか? これだと同一人物とは言えないと思いますが…。
247:名無しさん@何にするか募集中 2011/03/04(金) 21:20:25 ID:lwXuwCZH >>246さん >>244の者です。言葉足らずで申し訳ありません。 私は同一人物である可能性が一番高いだろう思っていますが、 逆の可能性(もしも別人だったらどういう話になるか)を考えている時に思いついた案、 ということです。
248:童話初心者 2011/03/05(土) 21:23:45 ID:rp7IOrUN 初投稿です^^話をぶったぎってもうしわけないのですが、 私は「私の生家」じゃなく、「私の聖火」だと思っています。 まず聖という部分はこの女性がシスター=聖女(磔の方ではありません) なので聖という文字はぴったりかと。 火というのは歌のタイトル「火刑の魔女」だからという理由と、 ブックレットに載っている生家の絵は12Pと14P、 そして復習の舞台、お菓子の家も同じ家です。 おばけもみの木も書いてありますから同じ家でしょう。 16Pの絵で女性が斧で殺害されています。 その横で蝋燭が燃えていますね。つまり、 逆十字の裁断を照らす蝋燭の火→聖火 そして老婆を焼焼き殺した暖炉(釜戸?)の火→聖火 同じ家(生まれた家)には聖火がたたずんでいるという考察です。 証拠やらいろいろと説明不足でしょうが私は聖火だと思います。 (生家でもなるほどですが) あと、「おばけもみの木」は単に大きいからとか見た目が恐いとかいうだけでなく、 知らない間に移動しているのでおばけなんじゃないでしょうか? 復習前はどこかへいく時はかならず「小川を〜」の部分を歌っていましたが 復習後は歌わない=おばけもみの木は移動しているからもみの木は通らない というのはいけないですかね? 復習後は女性は死んでいるので「私の聖火」ではなく、老婆もしくは グレーテルの聖火なのでもうこの歌は歌わないみたいな・・・。 という二つの解釈ですが、意味が分からない人はすみません! これは違う!という人は私をなっとくさせてください! 間違ったまま覚えると考察の仕方が変わってしまいますので・・・。
249:名無しさん@何にするか募集中 2011/03/05(土) 21:42:34 ID:BGmSDSvY >>248さん 木が移動するというのは現実にありえないと思います。 また、移動する木を目印にするというのも普通に考えてしないんじゃないかと思います。 面白い考察ですが少々飛びすぎかなと思いました。
250:童話初心者 2011/03/05(土) 23:52:46 ID:rp7IOrUN そうですよね・・。なんかすみません・・。 で、でも虚構やら現象やら・・としつこく追求するのはやめて、 指摘してくださりありがとうございます。 面白い考察と聞いて嬉しくなりました♪
251:名無しさん@何にするか募集中 2011/03/09(水) 12:22:14 ID:S+8ewpkX 個人的な意見を失礼します。 私も>>241さんと基本的には同じなのですが、違う箇所が。 ・悲鳴を上げたのはシスター 音から考えると、斧が振り下ろされたのは悲鳴の後です。肉に何かが刺さる音じゃなかったですし。 バキッという音は多分、シスターが老婆に殴られた(?)音のように思います。 ・老婆の宝は本当に夫の遺産だったのか? 子供たちに対して夫の仕事や遺産の話をする必要は無いと思うんです。多分言っても理解してないでしょうし…。 何かを弁解しているような気さえします。 「罪だけが増えてゆく…」の台詞が現在進行形なのも気になります。 シスターからヘンゼルとグレーテルの間に老婆の罪科が増えている可能性はないでしょうか? 殺人…は無理だとしても、人身売買や窃盗など…。 ・トムは「何処の」隣? 兄妹は生家に帰れなくなって老婆の家に導かれたはずですよね? トムが住んでいたのは老婆の家の付近、ということは無いんでしょうか? 勿論の事ながら、両家の間には相当な距離があるはずですが、場所の分からない兄妹の家よりは近かったのではないかと思います。 乱文失礼致しました。
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