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02『火刑の魔女』 専用考察スレ
121:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/25(土) 17:59:11 ID:0rb85buZ 私は グサッ(老婆がシスターを刺す) 悲鳴(老婆が自分のしたことに気付き悲鳴をあげる) ドサッ(シスターが倒れる) と解釈しました。 「子供の憾みは、子供が晴らすものさ」というのは 「捨てられた子の復讐は、同じ境地の捨てられた子が成し遂げるのがいい」ということかと。 そして私も≫117さん同様、曲のテーマから復讐者はシスターだと思います。 老婆が「よこせ! もっと食い物をよこせ!」と斧を手にシスターに詰め寄ったのですから 暴食により恨まれ復讐されるのはシスターではなく老婆なのでは。 それから老婆が復讐者だとすると、老婆は復讐のために何もしていませんよね。 メルヒェンは復讐を促しはしますが、彼自身は復讐には手を出しません。 復讐のために積極的に誘導するのは前半と同じ歌い手であり、それはシスターだと考えるのが妥当では。 ここからは妄想です。 老婆がシスターを食べようとしていたのかは定かではありませんが シスターは「食われる!」と思ったでしょう。 それでグレーテルが同様に「食われる!」と思った時に「殺られる前に殺らなきゃ」と囁いて 自分が何もできなかった未練を晴らしたのではないでしょうか。 グレーテルはシスターほど切羽詰まってはいませんでしたが、 シスターの言わば「やり直し」のために同じような境地に誘導されあんな行為に及んだのかと。
122:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/25(土) 18:12:17 ID:Ly1AazRd >>115 「鳥達を操って」というところなのですが娘の子供時代に森の動物たちだけが友達だと言っていたので協力をしてもらったというだけで魔法などではないと思います。 たぶん娘同様母も人の友達はいないと考えられますのでどちらでもあてはまるのではないでしょうか。 すごく細かいところにつっこんですみません。
123:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/25(土) 18:27:24 ID:gebR3JCr [sage] 114です。 シスターとその母親 → 私は殺されたのはシスターだと考えています。 イラストと甲高い悲鳴からの推察です。母親は低めの声音ですので。 兄妹を誘導した → 青髭で死んだ妻達が新妻さんに囁いているので、思念力みたいなもので 囁いている(?) お菓子の家 → 『幾ばくかの遺産』で作ったもの 魔法的なものといったら、シスターの復讐心ぐらいでしょうか。
124:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/25(土) 18:53:50 ID:G6AzJ488 割り込み失礼します 歌詞の〜おばけモミの木を左へと〜のところで 矢印がモミの木を右回りに書かれていると思うんですが… 家はモミの木の左側にあるんですが、 “モミの木”を左なら左回りに矢印が書かれるはずだと思うんですけど… 読みづらい文ですみません;
125:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/25(土) 20:44:51 ID:anv7BTsA >>118 暴食ですか、勘違いでした そしてその話を聞いて赤ずきんが混ざっているというのもしっくりきました
126:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/25(土) 22:23:33 ID:/qBWsqFj お菓子の家に使う「レープクーヘン」は修道院で作られることが多かったそうです もとは「レーベンクーヘン(生命の菓子)」「レープクーヘン(平らな菓子)」だそうで、 木型で聖書や聖者にちなんだ刻印をつけてあるものが多いそうです。 なのにお菓子の家で「ヘキセンハウス(魔女の家)」だなんておかしな話ですよね お菓子だけに!
127:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/26(日) 00:06:16 ID:yTLZO9FV >>115 私は、歌詞に出てくる「お菓子の家」は魔法で作った人が住めるものではなく 普通の御菓子で作るミニチュアの家だと思っています。 グレーテルは「あそこに家がある」と言っているだけで御菓子の家とは言って居らず、 兄妹はいきなり家をかじったりせずノックして「誰か居ませんか」と聞きますよね。 老婆は二人を迎えてから「御菓子の家をこさえてあげようかね」と言っているので 迷い込んだ子供たちに対してミニチュアの御菓子の家を作ってあげようか、という意味だと思います。 曲の終わりにメルの台詞で老婆が魔女ではなかったと示唆している様に思えるので 私は老婆が魔力の様な力を持ってはいなかったと考えます。
128:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/26(日) 01:31:25 ID:ko/lasJ2 [sage] なんだかこの曲に違和感があるように感じるのは、 他の曲と比べて、この曲の内容はすごく現実的ですよね。 青髭と同じくらいの現実度合い? 個人的な予想としては、グリム童話が版を重ねるごとに、だんだんと 内容が現実ばなれして、メルヘンな内容になっていったように、 marchenの世界に新しいイドが生まれる度に、物語の内容が書きなおされて いくんじゃないかと思います。 一番修正された物語は境界の古井戸、 まだ修正を加え始めた段階が火刑の魔女って感じで。
129:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/26(日) 03:52:22 ID:7CVGrCq4 [sage] はじめまして。 ふと思いついたことがあったので私見ですが述べさせていただきます。 私はシスターが老婆(母)を殺し、その後の兄妹に殺された老婆はシスターであると考えていますが、 それと同時に復讐者もシスターであってもおかしくないのではないかと思っています。 殺すつもりはなかった母を殺してしまい、でも異教徒を殺したとして祀られ、 母殺しの罪を罪として懺悔することも出来ない。 それならば自分で自分を罰しようと考えても不思議ではないのではないかと。 もし殺したのがシスターだとして、イラストが「嘘」でないとするなら、 あれはシスターが殺された場面でなく罪を悔いて自殺しようとした場面だ、とかどうでしょうか。 一度自殺しようとしてメルにあって、でも(別の)老婆?に発見されて助かる、と。 それで、確か自殺は罪であるはずですし、(死という)赦しは得られず罪が増えたとか…… 我ながらこじつけくさいですがそんな解釈も面白いのではないかと思ってます。 私的にこの曲がメルヒェンの中で一番解釈に困ったというか、 矛盾が多い気がして気になっているんですよね……
130:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/26(日) 13:31:33 ID:v+VklM/i はじめまして。 皆さんの見解、とてもおもしろいです。 しかし、殺されたのは老婆、シスターは生きていて子供に殺されたという説は少し無理があるかと思われます… 宵闇でメルが「死んでから出直してこい」的なことを言っていた気がしますので、復讐する側はみんな死んでいるかと
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