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02『火刑の魔女』 専用考察スレ
141:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/28(火) 12:10:38 ID:9pMTRUAT [sage] >>140さん 森に住む孤独な老婆〜はそのままじゃないでしょうか? 実際、魔女として罪に問われた者は身よりのない独身女性や老婆が対象だったとされていますし。 ここはグレーテルが自分の罪を正当化する為に老婆=魔女とし、またこれは当時の魔女狩りにおいて当たり前に行われていた行為を指すのではないでしょうか。 タイトルも火刑ですし。
142:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/28(火) 21:15:44 ID:ifp0QUez 140さん 修道院が壊されたのに開き直りが早いかですが みんなは神様のもとに旅立った・・・ などと思い開き直ったんでしょう。 2番目は、その家に住んでいるのは母しかいないからでしょう。 昔は永住が普通でしたから 3番目 母親は魔女ではないからです。 子供たちは魔女だと思ったんでしょうが、シスターにとっては母でしかないのですから。 シスターが「歌わせてさそった」とあるので、その家は老婆の家でしょう 4番スルーして5番目、罪を祀る=子供殺しという罪 歪な祭壇=祭壇はもともと神に捧げものをする場所。その祭壇の十字が逆というので歪な信仰方法という意味でしょう これは6番目にも当てはまり、祭壇に置かれただけでも奉げられることとなるのでしょう。 よく、祭壇の上でいけにえを捧げる事をします。 それが知らずして起こったということなのでしょう。・・・たぶん 7番目 子供たちが連れられてきて、老婆に不信感を感じるまでの間だと思います。 8ばn 141の人が言ってるように、魔女狩りは老若問わず、孤独で身寄りのない人や人が知らない知識を持った人も狩られたといいます。 メルツの母が魔女とされたのもそのためでしょう。 9 シスターはもう大人です。料理もでき、1人旅もできます。 それに、もし子供だったらシスターの母親は帰ってきたときにシスターが自分の子だと気づくでしょう。 シスターが母親にも分からないくらい成長してたのでしょう。 以上
143:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/29(水) 01:13:06 ID:4UnMPOQD [sage] ほんの少し思いついたことが初めて書き込ませて頂きます >森に住む孤独な老婆は、全て魔女だったそうだよ この部分が少し引っかかったのですが、「全て」の部分に、老婆は一人ではないという意味が含まれているのではないでしょうか 勘違いしたシスターを殺した老婆も兄妹に殺された(火刑にされた)老婆も両方魔女だったそうだよ、と
144:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/29(水) 02:18:46 ID:7RN670p9 [sage ] >>140 >>142 私はエリーゼの嫌う『子供』に、シスター自身を含むこともできると思います。 年齢的な問題ではなく、探している『母』に対してであればシスターも『子供』です。 老婆が2人いた説であれば、シスターが母を間違えて復讐したというのも、 【復讐を正当化する】→図々しい、【(不本意でも)母親を間違えた】→嘘つき と云えるのかな、と。 考えてみればエリーゼは『子供』を持つことはありえないから 「大嫌い」と断言できるのかもしれませんね。彼女は人形ですし
145:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/29(水) 08:33:27 ID:17CMaMXK [sage ] 初めて書きこませていただきます。 >>44さんが指摘している、おばけモミの木の「ブーン」の音。 私も気になっていて、ずっと考えてたのですが あれ、ハエの音に聞こえてならないんですよね。 で、「おばけモミの木」というと「おばけのように大きい、不気味な木」 という解釈が第一義的かとおもいつつも、 「木の枝にたくさんの死体(死刑にあったとかで)が吊り下げられている木」 という解釈もできるのではないか、と…… 「ブーン」という音は、そこにハエがたくさん集って羽音がうなってるんじゃないかと…… 謎ときの考証にはあまり役に立たなそうな観点ですが、 せっかく思いついたので書き込んでみました。
146:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/29(水) 12:09:00 ID:yKR+E1x8 一応すべて読んだつもりなのですが、すでに出ていたらすみません。 ヘンゼルとグレーテルの魔女は、目が不自由だった記憶があります。 兄妹が出合った魔女がシスターの母なら、目が見えず娘と分からなくても仕方ないかなと思いました。 でも勘違いだったらそれほど強い復讐心を抱くことはないですよね。 ましてや誰か良く分からない人にごはん作らせて刺したりしたらとんだ悪人です。 ふと思ったので、関係なさそうですが書き込んでしまいました。
147:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/29(水) 13:17:10 ID:yOaeUrhe [sage ] 私は、シスターの母と 兄妹が出合った老婆は同一人物だと思っています。 >森に住む孤独な老婆は全て魔女だったそうだよ これは、シスターからすれば自分を殺した復讐の相手ですが、 老婆は兄妹には何の危害も加えていないのに グレーテルが老婆を魔女扱いして殺してしまうことに対して 言っているのではないかと思いました。
148:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/29(水) 15:55:29 ID:iUKowow/ 大体なぜいきなり違う老婆が出てくるのでしょう? 私には同一人物だとしか思えません・・・・
149:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/29(水) 16:39:52 ID:n2NqLXNv [sage ] 私も老婆と母親は同一人物だと思ってます 別人だと何か突飛すぎて…
150:ミロ 2010/12/29(水) 17:12:33 ID:FiGjobGb [sage ] >>142さん あ、いえ、私が気になった部分を皆さんで共有できれば考察のヒントになるかな?と思って投稿しただけなので、 ご丁寧にお答え頂いてしまって恐縮です…ですが気になった点があったので少し。 開き直りの早さにもし宗教的な意味、教義が含まれている場合、大きなヒントになりえると私は考えてます >その家には母しか住んでいない 最初の描写からして親子はユダヤ教徒です。井戸に毒〜は沢山の方が言われてますが、ペスト発生時のユダヤ迫害の出来事を表しています。 ですが、十字を掲げるのはキリスト教。キリスト教の家に住んでいる老婆をシスターはなぜ母親だと思い込んだのでしょう? >母親は魔女ではないからです。 まだ断言できる段階ではないと思います…根拠が曲中に一切ないので… >その祭壇の十字が逆というので歪な信仰方法 逆十字はカトリックにおける「謙虚さ」「自分がキリストより無価値」を表すので、歪と言いきれないと思います。 歪な信仰とは具体的にどのような宗教を指すんでしょうか?現代におけるデスメタルだと逆十字使ったりするらしいですが、 それ以外の意味を見つける事ができませんでした…舞台である時代に歪な信仰に使われていたという文献ご存知でしたらお教えください。本当に謎で… >シスターが母親にも分からないくらい成長してたのでしょう お互いわからないのに、どうしてシスターは母親だと思い込んでご飯まで作ってるんでしょうね…矛盾感じます そういえば、老婆がシスターを殺した後改宗しています。これはどうしてなんでしょう? 改宗すれば罪から逃れられる可能性があったから改宗したのでしょうけど、では何教から何教へ改宗を? 孤独な老婆は魔女狩り対象…これは年代的にも当てはまりそうですね。 グレーテルが偏見でお菓子の家の老婆を魔女だといいかまどへ蹴り込んだ、は魔女狩りの事なのかもしれませんね。 …と打ったあと、ウィキペディアで魔女狩りを調べたところ、こんな一文が。 「魔女は本来群れるものとされていたのであり、森に一人で住む魔女というイメージはグリム童話などに負うところが大きい」 グリム童話にて「魔女は一人」というイメージが作られている、と言うのは、グリム童話を元に作られているメルヒェンではかなり有力な足がかりになりそうです。 実際は魔女は集会(サバト)を開くもの。これはユダヤ教徒が集団でいる様を見て「何をやっているかわからない、怪しい」と言う所から来ているようです。 ユダヤ教徒はその宗教的規則から外部とあまり生活を共有できないため、ユダヤ教徒のみで集まり集団で独自の生活空間を作り暮らしていました。 「サバト」、という集会の名前も、ユダヤ教の「安息日」という言葉を転用したようです。 グリム童話によって作られたイメージで、私たちは老婆を魔女狩りにあったと決めつけていました。 これは思いこみによって私たちも正しい解釈から外れてしまっていた、むしろ外れるように「作為的な嘘」をついているのでは…? 火刑の魔女、思ったより深い意味が込められているのかもしれませんね…
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