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02『火刑の魔女』 専用考察スレ
191:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/11(火) 00:36:56 ID:5wENzwx5 はじめまして。 一通りのレスを読ませていただいてから浮かんだのですが、 今まで、メルとエリーゼが死んだ(もしくは意識がない状態:眠り姫)の元へと会いに行く形で復讐の手伝いをしているのかと思っていたのですが、 イド(衝動)へ至るモリ(死)を遂げた者(復讐する要因のある死を遂げた者)が辿り着く場所が存在し、当て嵌まる人間はそこへと行くのではないか。 そしてそこを井戸(異次元)とすれば、復讐を手伝う事を存在理由とするメルとエリーゼが、集まった七人の女優たちの話を聞き、復讐に手を貸す。という流れなのでは、と思いました。 そうすれば女優本人が語るわけですからメルが死ぬ前の出来事であろうと復讐は可能であり、時系列的な問題もないと思われます。 ポイントはメルが物語を語るのではなくそれぞれの女優が語るという点。 すると火刑の魔女後半からの「改宗したけれど〜」もシスターが改宗したという事になり、 ユダヤ教→カトリック(ここで修道院に拾われ改宗)→プロテスタント(暫くは旧教を信仰していたが宗教改革の波には逆らえず新教へと改宗)なのではないかなと思いました。 この仮説を使って曲全体を考察してみると、矛盾が生じてきます。 そこで、「作為的な嘘」が登場するのではないのでしょうか。 愛していた母親に捨てられ、修道院に拾われる→宗教改革で修道院は破壊され、生家へと戻る →母親は迫害に耐えられず移住、その後別の老婆が住み着く又は、生家そのものを間違える →老婆に食い物を寄こせと言われ、揉み合いに→間違って老婆を殺してしまい、悲鳴をあげる(ここで作為的な嘘が働き、シスターが殺された事に?) →また別の宗教に改宗したけれど時はすでに遅く、殺人など罪を重ねる→断罪者によって殺される →自分をこんな人生に陥れた母親に対する恨みが爆発し、兄妹を使って母親に対し復讐する →シスターを捨ててから夫の遺産を受け取った母親がシスターへの贖罪の意識から兄妹へ食べ物を与える →母親は殺され、シスターの復讐は完了 なんとなく矛盾はないように感じます(多分…) ブックレットの絵は、断罪者に殺された時のシーンだと考えれば、 罪を犯した罪人→逆十字 斧→処刑道具 ともとれます。当時の死刑執行はギロチンが無く人が手を下していたため、 下手くそな執行人がやるととんでもないところを切り落とされたりしたらしいので… 皆さんの考察に役立つと幸いです。 長々と失礼しました!!
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