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02『火刑の魔女』 専用考察スレ
193:NV 2011/01/11(火) 19:51:54 ID:ebsClRyG >>192さん いくつか指摘させて頂きます。 1,金貸しの夫と結婚、までの件は良しとしても、夫が死ぬのを待つというやり方は非合理的ではないでしょうか? もし、夫が死んでいないにも拘らず、「子供が成人し、独立する」等になると失敗すると思うのですが… それに、“子供に殺される”のが目的なら、2人も産む必要があるでしょうか? また、「生きては帰らなかった」と言っているので、死亡した理由は恐らく “仕事のために出かけて行き、危ない橋を渡ろうとしたために、取引が破談して殺された。” だと思います。 2,老婆は子供に食べ物を与え続け、後にグレーテルの被害妄想で殺されています。 もし、嘘を言い聞かせていたのなら、「刃物を持ち出す」「不気味な事を仄めかす」等をすれば 易々と子供に殺されることが出来たハズですが、何故太らせたのでしょうか? “シスターの母の願いでもあった”とありますが、何か腑に落ちません。 修道院で育ち、聖堂が破壊された時にも必死に守るような穏健な子が母親の願いを悪用するとは思えないです。 3,どれほど変装が上手くても、流石に実母の声や姿形などは判るのではないでしょうか? 特殊メイクなどない時代なので、顔は変えられないと思います。 4,“森にいる孤独な老婆は魔女”とありますが、ヘンゼルは家を見て「怖い魔女の家かも知れない」と言っています。 まだ、中にいる人が老婆かすら解らないにも拘らず。この矛盾はどこから来ているのでしょうか? 5,年齢に矛盾を感じます。当時は35歳で老人だったと言う事を差し引いたとしても、歌詞本にあるような 腰の曲がった老婆の姿にはならないと思います。 6,『母親に愛されていたシスター自身が、己の子供を「自分を殺させる道具」の様に見ている。』 そう聴こえます。あまりにも酷な話ではないでしょうか?この仮定に沿うならば、母親がシスターを殺したのは過失。 その事を悔やみ、「自分が子供に殺される事で罪を償おう」と考えたのであれば、【復讐】と呼ぶでしょうか? それに、「一つの終わりは新しい始まりと信じて」いたにしては不自然な行動です。 長々と書き連ねましたが、参考になった点も多々ありました。ありがとうございます。 解釈の仕方による齟齬があるかも知れませんが、ご了承下さい。 それでは、乱文・駄文失礼致しました。
194:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/11(火) 20:39:27 ID:RKO5c3nB >>192さん 二つほどお聞きしたいことが… 1、シスターが子供を生んだ(ヘンゼルとグレーテル?)と考えた理由が知りたいです。 2、捨てられた子供たちは実母の元へは戻らない、と書いていますが童話でヘンゼルとグレーテルは実家に帰りますし、曲中でも隣に住むトムと会話していることから実家に帰っていると私は考えますが、いかがでしょうか。
195:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/12(水) 11:03:55 ID:JCiovJu6 シスター死亡説と母死亡説があるようですが 「美しすぎる屍人姫にご登場願おうか」「さぁ唄ってごらん」と宵闇の唄で歌われてる 神に捧げられた屍と火刑の魔女冒頭で歌われてる ここから屍人姫の一人であると思われるシスターが復讐するときまで生きているとは思えないのですがそこら辺はどうなんでしょうか
196:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/13(木) 03:37:59 ID:pJk7rqYz 個人的な考えを忘れないうちに書いておこうと思うのですごく雑な考察です シスターの住んでいた生家=石のような老婆の家=ヘンゼル達が訪れた家 シスターは生前、森の動物達と親しかったので シスターの思念や幽霊のような存在が鳥達を操りパン屑の道しるべを消し、 真雪のような鳥に歌わせて兄妹を生家=老婆(復讐対象)の住んでいる家へ誘った 捨てられた子の悲しい気持ちは痛いほど解る=自分も捨てられた子供だから 老婆の金貸し夫=シスターの父、だとすると、幼い頃は消息不明だっただけで 生きて帰らなかった=死んだことが判明するのはシスターが捨てられたかなり後 なので遺産が渡されるのが遅かった(それまでは一人分の食い扶持さえままならなかった) 娘を捨てた後悔の念から、子供にお腹いっぱいご馳走を振舞うのが老婆の夢だった、と あと、シスターが一緒にいるだけで幸せだった母を憾む理由ですが 捨てられた理由を訊ねに帰郷したら、自分が娘だとわからない母親を目の当たりにし、 期待を大いに裏切られて、あまつさえ殺されてしまった反動で憾みに昇華したのではないかと 老婆の宗教=ユダヤ教(金貸し夫)改宗後→カトリック教(イエズスの〜と言ってる) 老婆の罪=娘を捨ててしまったこと、食い物ほしさに殺人を犯したこと 老婆が、自分が殺した相手が娘だと気づいたか、については不明です
197:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/14(金) 22:16:47 ID:8eRaz9xK [sage ] 罪があるのは復習する側とも、屍人姫たちとも言われていますよね。 ホレ子の怠惰とか、いろいろ考察されています。 私もいろいろ考えてみたのですが、シスターの罪ってなんだと思いますか? 曲を聞いている限り、シスターの罪が見当たらない気がするのです。
198:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/15(土) 16:57:49 ID:n9uGu14u [sage] 字体の差に注目しました。 明朝=シスター 筆文字風=シスター母 丸ゴシック=ヘンゼル POPな字体=グレーテル だと思います。 その上で流れを考えました。 シスターが母に捨てられる ↓ 曲折の末、シスターが生家に戻る ↓ 貧苦で錯乱した母、シスターを殺害(罪を重ねる) ↓ 財産が戻り、母正気にもどる。子を捨てた事は悔いている(殺害の記憶は不明)。 ↓ シスターが捨てられた兄妹を誘って母=老婆の家へ ↓ 老婆は子を捨てた過去があるので、兄妹を可愛がる ↓ グレーテルが肥ったヘンゼルに危機感を感じる ↓ それに乗じてシスターは兄妹をけしかけ、老婆を殺害させる だと思いました。 「殺らなきゃ〜」の箇所は文字の印刷が3重になっています。 声の対応的にも一応、合っているかと思うのですが…
199:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/15(土) 17:58:10 ID:WezqI2CT >>198さん シスター母の字体をよーく観察してみてください 「改宗した〜」のところと、「屋根は焼き菓子〜」のところの字体が似ているけれど微妙に違うのです。 比較しやすい字は「さ」です。 私も字体の違いに気付くまでは198さんと同じ考えだったんですが、字体が違う=別人?と思って考察がぐちゃぐちゃになりました…;
200:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/18(火) 02:09:16 ID:UGh4i4UU [sage ] >>197 解釈によっても違ってくるかもしれませんが、 シスターが訪ねた老婆と母親が別人ならば確認せずに思い込んだこととか… 母親の想いに気づかなかったこととか… 七つの大罪の中からだと私も思いつかないですね。 妄想になってしまいますけど、 老婆に自分が娘だと言った時のシスターの態度によっては、 “憤怒”になるかもしれません。
201:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/18(火) 11:15:40 ID:yeVGIoWW [sage ] >>197さん >>200さん 罪が死後におかしたことにも含まれるなら シスターの罪は、ヘンゼルとグレーテルを暴食へと導いた (きっかけとなる老婆の家へ導いた)事になるんじゃないでしょうか。 確か、自分自身ではなく、他人を誘導(誘惑)するのも罪に含まれていたと思います。 そう考えると動物のモチーフそのままに「暴食」でも構わないかな、と。 あと…宵闇でわざわざ「女優」達と言っているので、 屍人姫達は 演技(悲劇のヒロイン)をしている=彼女達の話は全てが真実ではない(自らの清らかさを目立たせる為)=それ故に嘘もある で で、私もいいと思います。 これ以上はスレチになるので、ここで留めておきます〜。
202:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/21(金) 13:23:42 ID:fOVshLa4 一つだけ疑問なのが 母は自分を捨てたと言っているのに 母を捜す時には自分の生家を訪ね、そしてそこに家と自分を捨てた母がいる ってのはちょっとおかしいと思うのですがどうでしょうか? もちろん家と子を捨てたがやっぱり戻る。がすでに子はいなく帰りを待つ。 と言う事もあるかもしれませんし、旅行先で置き去りにしたかもしれませんが…。 実際は魔女の一家だと言われることに耐え切れずに家出し、 修道院に拾われたが戦争に巻き込まれ生活できなくなったので金をせびりに家に戻った。 こう考えると「強欲」と言う大罪にも当てはまると思います。 改心したけれど〜の所は メルがなるほど〜と言う前、つまり屍人姫が唄っている事なので事実ではない、と考えればこの説もアリなんじゃないかなと 矛盾点疑問点あればよろしくお願いします。
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