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02『火刑の魔女』 専用考察スレ
196:名無しさん@何にするか募集中2011/01/13(木) 03:37:59 ID:pJk7rqYzAAS
個人的な考えを忘れないうちに書いておこうと思うのですごく雑な考察です
シスターの住んでいた生家=石のような老婆の家=ヘンゼル達が訪れた家
シスターは生前、森の動物達と親しかったので
シスターの思念や幽霊のような存在が鳥達を操りパン屑の道しるべを消し、
真雪のような鳥に歌わせて兄妹を生家=老婆(復讐対象)の住んでいる家へ誘った
捨てられた子の悲しい気持ちは痛いほど解る=自分も捨てられた子供だから
老婆の金貸し夫=シスターの父、だとすると、幼い頃は消息不明だっただけで
生きて帰らなかった=死んだことが判明するのはシスターが捨てられたかなり後
なので遺産が渡されるのが遅かった(それまでは一人分の食い扶持さえままならなかった)
娘を捨てた後悔の念から、子供にお腹いっぱいご馳走を振舞うのが老婆の夢だった、と
あと、シスターが一緒にいるだけで幸せだった母を憾む理由ですが
捨てられた理由を訊ねに帰郷したら、自分が娘だとわからない母親を目の当たりにし、
期待を大いに裏切られて、あまつさえ殺されてしまった反動で憾みに昇華したのではないかと
老婆の宗教=ユダヤ教(金貸し夫)改宗後→カトリック教(イエズスの〜と言ってる)
老婆の罪=娘を捨ててしまったこと、食い物ほしさに殺人を犯したこと
老婆が、自分が殺した相手が娘だと気づいたか、については不明です
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