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02『火刑の魔女』 専用考察スレ
208:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/23(日) 10:57:30 ID:VBWtDsdj [sage ] ぶった切り失礼します。 子捨てなんですが、中絶を良しとした考えが無かった為に、 生んでから捨てるということの方が多かったそうです。 また、育てられなかった場合に子供を捨てるというのは 古くからそういった風習があったようです。 そうした事が多かった為か、中世では子供を捨てる場所というものが 定められており、捨て子を収容する為の孤児院及び修道院などが各都市に 設けられていました。 ですので、シスターの母親は決められた場所にシスターを捨て(置き去りにして) 、家に帰ったのだと思います。 また、このような行いが当たり前にならざる終えなかった時代ならば 周囲の人間も黙認するしかなかったのが現状なのではないかと思いました。 あと、逆十字の件なんですが、食の施しを行っていた教会というのが 聖使徒、聖ペテロ、洗者聖ヨハネを祀る(?)教会だったそうなので (宗教に詳しくない為、表現が間違っていたらすみません;;) 単純に挿絵老婆のお世話になっていた教会が 逆十字――聖ペテロ教会だっただけなのかもしれないな、と考えた次第です。 丁度書き込んだタイミング的に、先の方の考察を否定するような 形になってしまうかと思うのですが、あくまで時代全体の有様が そうだった言われているだけなので、当時の個人の考えが 全部当てはまるとも言い切れないと思います。 なので、細かい部分は各個人様の解釈で…ということで宜しくお願いします。
209:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/23(日) 23:26:56 ID:h2wXKXD4 初めまして。 流れをぶった切ります、すみません>< 皆さんの考察を読んでいると深読みしすぎて頭がこんがらがってきました(… 私は素直に 殺されたのがシスターで、殺したのは母である老婆 ただ「何故私を捨てたのか」を知りたくて生家へと戻ったのに殺されてしまったから、 子供達(ヘンゼルとグレーテル)を使って老婆(母)に復讐したんだと思ってます。 まぁ歌詞を丁寧に見ていくと色々気になるところもあるんですが 今回それは置いておいて… ちょっと気になったことを書き込ませていただきます。 「ヘンゼル(Hänsel)」はドイツ語で「男の子」 「グレーテル(Gretel)」は「女の子」です。 また、wikiによると「ハンス」は「ヨハネス」や「ヨハン」というドイツ人男性名の愛称だそうです。 私は「ハンス」って「ヘンゼル」から来てるのかなーとなんとなく思っていたんですが これでよく解らなくなりました。。。 この二人の兄妹にはちゃんとした名前があるって事ですかね…?(妹に関しては何も触れられていませんが) 「トム」もドイツ語圏と言うより英語圏によくみられる名前です。 いきなり出てくると言えばトムも結構突拍子もなく出てきますよね… なんだか関係なさそうではありますが謎謎です… もっと聴き込まねば…! あとわからないんですが 「改宗したけれど〜」までの老婆と 童話パートの老婆って声違うんですか?? 老婆二人説は「書体の違い」と「声の違い」からだとどこかに書いてあったような気がしますが 私は同じ声だとばかり… 書体はブックレット確認する暇が無くて(泣)見てませんが… 長文申し訳ありません>< 初心者が出しゃばりました。失礼します。。
210:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/24(月) 08:00:04 ID:gnVYEsJZ [sage ] >>209 二人の老婆ですが、私は「石のように〜…」+「童話パート老婆」がMIKIさん、「改宗した〜…」はかなみさんだと思っていました。
211:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/25(火) 19:00:59 ID:RHr63iwp シスターと老婆のやり取りの場面ですが、 老婆の台詞の「寄越せ、もっと食い物を寄越せ」の部分がシスターの声になっていないでしょうか?
212:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/26(水) 12:44:56 ID:ffcZg9UQ >>211 やっぱりあの声ってシスターですか? 私もあの台詞、途中から声が変わっているように感じます。 だからあの声がシスターだとすると、シスターの罪は「もっと食い物を寄越せ」→「暴食」なのかなーと…。
213:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/26(水) 13:16:04 ID:u241vpEK 私もシスターの声かと思いました。 これに気付いてからは>>206のようにこの場面全体のシスターと老婆のセリフが入れ替わっているのかなと思うようになりました。
214:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/26(水) 14:07:13 ID:3b4mJbDu 初書き込みで流れぶった切り失礼します。 曲ラストでヘンゼルがハンスと呼ばれているのにずっと疑問を抱いていたのですが、 これは単に兄妹が『ヘンゼルとグレーテルごっこ』をしていたのでは…?と思いました。 当時はそれほど娯楽もないでしょうし、 近所の森に入って2人でごっこ遊びをしていただけなのかな、と。 もしくは本当に捨てられた子が空腹紛れにごっこ遊びをしていたとか… そうしたら偶然にも同じ出来事(パン屑が食べられる、お菓子の家を発見など)が起こり、 たくさん食べ物を出してくれるのでつい長居して兄が太り、 『本当に魔女なの?殺られる前に殺らなきゃ!』という事になった。 この考えだと既にグリム童話が普及している、というのが大前提になりますが… そもそも>>209さんが挙げているようにハンスがただの愛称だったら意味ないんですけど; どうにも気になったので書きこませて頂きました、失礼します。
215:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/26(水) 20:32:00 ID:SCQKcSPO ヘンゼル=ハンスで間違いないと思いますよ。 昔ヘンゼル・グレーテル事件と呼ばれる事件があったそうです。 17世紀ドイツでの話で、そこに出てくる兄妹がハンスとグレーテ。 因みにヘンゼルの愛称がハンスなのではなく、ハンスの愛称がヘンゼルだそうです。 同じくグレーテの愛称がグレーテル。愛称だからといって短くなるとは限らないんですね。 二人は仲の良い兄妹だったため、お互いを愛称で呼び合っていたのでは無いでしょうか。 それからイドイドに出てくるメルを殺した二人組の男、 お互いのことを「トム」「ハンス」と呼び合っていますよね。 恐らく「魔女のお宝」で甘い蜜を吸った彼らはそのまま犯罪者になってしまったのでしょう。 とすると、火刑の魔女の時間軸はメルが死ぬ前です。 彼らの復讐劇は時代もさかのぼっていたんですね。 若しこの復讐をしていなければメルは死なずに済んだのかも…と思ってしまいます。
216:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/26(水) 21:22:56 ID:H3eN+zb+ >>209 ハンスとトムについては、>>55さんも書かれています。ポピュラーらしいですよ。 ドイツ語でもThomasさんはいるので、愛称のトムはありえるのでは? イエスの十二使徒のひとりにトマスがいますので、有名な名前なはずです。 もちろん英語圏の方が多いかとは思いますが・・・。 むしろトムの出身が英語圏で、Hänselを素読みするとハンスェルなので、 Hansという愛称に読み替えたという可能性もあるんじゃないでしょうか。 まあ、識字率が高くなかった時代ですから、関係ないですかね。 名前については、あまりおかしいとは感じませんでした。
217:名無しさん@何にするか募集中 2011/01/27(木) 05:34:59 ID:6uHnSRHT Gretelは大本をたどれば「(神の)恵み」ですよ 英語のgrateful「ありがたく思う」やcongratulation「共に喜ぶ→おめでとう」等もその派生です Hänselですが ドイツにはHänselもHanselもHansもいます みんなご指摘の通りヘブライ語のJohananからです 意味はたしかGretelとほぼ同じような意味だったと思います これは英語ではJohn、フランス語ではJean、ジャンとなり胡散臭い犯罪心理学者のにおいがしますね もっともご指摘の通りよくつかわれる名前ですのでRomanにはつなげないほうがいいでしょうが・・・ 別の名前だから別人とも取れますし、語源が同じだから同じ人としてもいいと思います Tomに関しては>>216さんに同意です 光と闇の童話での彼らの役割って エリーザベトが自由の象徴として「私だけの翼」といったメルツ 「白い鳥」である彼にいざなわれて魔女の家へとたどり着きその魔女を火磔に送る 名前だけじゃなくストーリーも重なるわけで同一人物説が有力だと思います もしかしたらこの曲はイドイドの焼き直しで前半部分はテレーゼの半生のヒントになるのかもしれませんね
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