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02『火刑の魔女』 専用考察スレ
277:える@投稿 ★2012/06/02(土) 00:02:00 ID:yYaeFiMAAAS
私の解釈はこんなのです。
貧しいユダヤ人の母が食いつめて、森から離れた大きな街に行き、修道院の前に娘を捨てる。
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十年ほど経って、娘は修道女に。
一方、宗教改革のため修道院が安全な場所ではないという噂を聞き、気が気ではない母親。そんなとき、金貸し夫の遺産がようやく届く。
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宗教改革の嵐。修道女は、母が自分を愛していることを信じて生家を探しに行く。
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遺産を得た母親が娘を迎えに行くも、すでに破壊された協会に住むものはだれもいない。
母が留守の間、生家には気のふれたユダヤ人の乞食女が住みつく。
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修道女が生家に着き、ユダヤ人の乞食女を母と間違えた挙句殺される。なぜ石のように年取ったまるで見知らぬ女性を母と間違えたかというと、ユダヤ人特有の大きな鼻です。
修道女は自分と母親以外のユダヤ人に会ったことがないので、その特徴を知らなかった。
だから、自分たち親子と同じ、独特の大きな鼻をした老婆を母親だと信じ込んだのではないかと。
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修道女の遺体は逆十字の祭壇にもたれかかり、捧げ物として祀られたように見えた。(生活のため改宗したので十字架祭壇がある。でも心はユダヤ教徒。身近に同胞もおらずユダヤ教の厳しい戒律も守れない日々に罪悪感=歪な祭壇、懺悔をわらう、罪だけが増えていくなどの言葉の説明がつく)
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老婆の凶行は村人の知るところとなり、老婆は始末され修道女の遺体も片付けられる。
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メル登場。自分を捨てたのも愛ゆえだと信じようとした修道女だったが、その母親に殺されたこと、さらにメルとエリに煽られたことで憎しみに支配される。ちなみに「時間がかかる」のは母親が生家に帰ってくるのを待つため。
修道女は「母に殺された恨みを晴らしたい」と嘘をついたが(女優は全員何らかの嘘をついている)、メルとエリもそれを承知で復讐を手伝っている。
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母親が街から帰宅。グレーテルに火刑にされる。
ちなみに兄妹がなんなく帰宅できたのは、来た時と同じように修道女が鳥を使って導いてあげたからです。修道女は、子どもに恨みは持っていないので。ライブでも孤児たちを思いやってるようだったし、子ども好きなんじゃないかな。だといいな。
長くなりました。読んでくださったローランさまに感謝。
矛盾や補足などご指摘いただけたらもっと感謝。
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