02『火刑の魔女』 専用考察スレ
89:名無しさん@何にするか募集中2010/12/23(木) 00:50:08 ID:5tpDtshP
>82
サンホラをじっくり聞いてこういった考察スレを昨日隅々まで熟読しまして初めてレスをします。
82さんの意見で目から鱗しました、初見で聞いた時とこちらで見た情報をまとめて私なりの考察ですが

皆さんこのタイトルをは「火刑の魔女」です。
他のタイトルは大体が〜姫君等、おもに主人公をメインとしているタイトルです。
ここでミソなのが誰が主人公であるということですが。これは皆さんの思う通り最初の独白から始まる通り、
修道院〜の下りを歌っている年若い女性です。
そこで私が思ったのは

「冒頭で出てきた年若い女性=ヘンゼルとグレーテルに殺された老婆」

なのではないでしょうか?

皆さんの時間軸では老婆は二人いるとおっしゃっていますが。
その通りです。
ですが登場人物は 若い女性(1) 若い女性の母親とおぼしき老婆(1) かまどで殺された老婆(1) ヘンゼルグレーテル(2)
の5人ではなく
若い女性=成長し老衰しかまどで殺された老婆(1) 若い女性の母親とおぼしき老婆(1) ヘンゼルグレーテル(2)
の4人なのでは?

これは「誰が殺された話なのか」「誰の復讐であるか」を良く考えます。

母親、女性を貧困の為に修道院にあずけられる

女性は母親に捨てられたと思いこみ時代に奔走される

女性は生家と思われる自宅に帰る

母親とおぼしき老婆がいるが自身の事を覚えていない

母親とおぼしき老婆に絶望して女性が斧を持って母親とおぼしき老婆を殺す※ここが皆さんの話の流れと真逆に違う解釈です

悲鳴を上げて死んだのは、母親とおぼしき老婆

復讐には時間がかかる理由→子供に復讐させる意味がある→殺された者と同じ境遇を味わなくてはならない

これは母親(女性を助けたいと善意で修道院に預けたが逆に殺された母)の復讐
もしくは
母親とおぼしき別人の老婆(謂れのない他人の娘に勝手に勘違いされ殺された赤の他人)の復讐

復讐を受けたのは 母親とおぼしき老婆 を殺した 主人公本人つまり ヘンゼルとグレーテルに殺された魔女 火刑にされた魔女=主人公

ということではないでしょうか?
1-AA