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02『火刑の魔女』 専用考察スレ
253:名無しさん@何にするか募集中 2011/03/16(水) 11:32:44 ID:YODaJbAE >>252 殺された場所と唄い始める場所ですが、私は「磔刑〜」も動いてると思います 磔刑は晒し刑であり、物凄く屈辱的で不名誉な刑罰ですので、屋内どころか教会でやるなど、考えられません メルヒェンが訪れたのは彼女が御像となっている場所(参詣の途絶えた教会)なので、正確には死んだ場所では無いと思います 私は老婆は1人と考えますが、シスターは別に死体がずっと祭壇にあった訳では無いのではないでしょうか? メルヒェンは「ささげられた」「まつられた」と言ってますが、此れは「奉げる」「奉る」だと思います 意味は神(上位者)への供物的な意味です 逆十字自体は「聖ペトロ十字」と言いカトリックの正当な印ですので、老婆はカトリックへ改宗した人と思われます 教派に関わらずキリスト教は一神教ですので、他のものを「祀る」事は考えられません 因みにキリスト教は「偶像崇拝」を禁止しており、聖人への崇敬は神に対する崇拝とは別の感覚ですので、聖人も「祀る」とは言いません お供え物にしろ衝動的な殺人の後にしろ、普通は其れ(遺体)を其のまま放置はしない筈です お供え物でも、野晒しなら兎も角、家の中なら見た目がまずくなれば片付けます 殺される→比較的すぐにメルヒェンが訪れる→唄う→その後、遺体遺棄という流れなら不思議は無いと思います 先に挙げた様に逆十字自体は「聖ペトロ十字」と言いカトリックの正当な印ですので、死体さえ無ければ兄妹が祭壇を見たところで奇異には映らない筈です そして殺された後なら家に戻った後ですので、唄い出しの「幽かな記憶の 糸を手繰るように」というのは当て嵌まりません 青髭の妻の様に時間が経っているなら兎も角、上記の様にメルヒェンが祭壇に訪れた事を考えると、殺されてから間もなかったと考えられます それなら道順の記憶は鮮明な筈です 詰まり、あの歌詞は生前の事と思います なので唄の順番も、「何故〜越えてしまったのか?」→「記憶の糸を辿って家に戻って来たから。何故、戻って来たかというと〜」という流れとも解釈できます 因みに、私はシスターの遺体は森に捨てられたんじゃないかと思います 子供達が家に辿り着いた道がシスターの辿った道と違う件も、此の辺が理由かなと 普通、森に子供を捨てる場合、道がある場所には捨てないと思います 道を辿れば何処かしらに着いてしまいますから シスターが辿った道は町や村から其の家へと辿り着く正規のルートで、森に迷う様に捨てられていた子供達が辿った道は、その道とは違って当然なんじゃないかと思います 最初にシスターが捨てられたのは親心かもしれませんが、殺した後もシスターを実子と気付いていないで、結局は本当に捨ててしまったのかも・・・と思いました
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