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03『黒き女将の宿』 専用考察スレ
102:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/21(火) 11:34:49 ID:S7aeok6p 既出ですが「あんな娘のお守りはもう嫌」ではなく 訛っていますが「あんなみずめ(みじめ)な思いはもう嫌」に聞こえますね
103:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/21(火) 13:09:33 ID:UP8U04EH ぶらん子が売られた前後は同じ時なのでしょうか? ぶらん子は黒狐亭に引き取られたと明言はされてませんし。 実は女将が年をとったぶらん子だったりしませんかねぇ。 で、後半の「おら」という存在や復讐は虚構だとか。 ちょっと苦しいかな。
104:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/21(火) 13:28:39 ID:VK890DZG >>96 上でも散々指摘されてたことですが、 >「あの娘のお守り〜」 →「あんな惨めな思い〜」が正しいかと… あと、たまに女将がくしゃみで料理を駄目にした、という書き込みを見かけますが、何処を根拠になさっているのでしょうか? 飛び出した際の「ちょい失礼」がくしゃみに聞こえるとかいった類でしょうか? >>101 全体を否定する訳ではないのですが、確か魔女狩りで絞首刑が主流だったのはイギリスのみで、他のヨーロッパ大陸においては火炙りが主流だった気がするんですよね… やはり魔女狩りとかではなく普通に冤罪をかけまくって「屍体をつくる」と言っても個人では数に無理はありますし、ましてや舞台は田舎ですし、今後どのようにして賄っていくつもりだったのかが疑問です
105:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/21(火) 13:33:59 ID:r4EDbUsg >>104 >今後どのように賄っていくつもりだったのかが疑問 だからこそエリーゼに「あんなずさんな計画」と笑われてるんじゃないでしょうかw 実際無理ありますよねー…。
106:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/21(火) 14:52:30 ID:VK890DZG >>105 やっぱり無理ありますよね… 今のところ自分の中では 急に食材が必要になって死体から拝借、味を占める ↓ これいけるんじゃね?と思って繰り返していたが死体が足りなくなる このような流れで、エリーゼもここまでを指して「杜撰な計画」と評しているのだと思っているのですが、それから何故ぶらん子が吊るされたのかがいまいち納得出来ずにいます 他の人ならまだしもぶらん子を犠牲にするのは本当に最終手段に近いと思うんですよね…
107:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/21(火) 18:44:14 ID:xWQCwO8+ [sage] ふと聖戦とイベリアの暗号ページで狐が化けるものと扱われているのを思い出した。 今回もこの狐は化けているのか?と考えると、 >>88みたいにぶらん子が女将のふりをしているのではないか?と思ったりしてます。 どうでしょうかね???
108:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/21(火) 20:24:14 ID:XjQBP/D0 [sage] イラストからの考えです。 ぶらん子が絞首刑に処せられていたら、森や林の様な背景ではなく、 絞首台だと思います。 罪を被せられたぶらん子説だと、執行人や見物人がいてもおかしくないのでは。 女将が告げ口をするわけですから、大きな街なら役人、 小さな村なら近隣の教会関係者に訴えて、事が露見するはずです。 ぶらん子が吊るされているのは、時間帯にしたら夜、もしくは森の奥深く陽射しが 届かない場所に思います。 では女将がどこから肝臓を調達してきたのか、と聞かれたら答えが出せないのですが、 少なくともお医者さん関係では無いような気もします。 ぶらん子達が生きていた時代に、どこにでも医者がいて開業していたか不思議に思います。
109:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/21(火) 22:22:58 ID:ObqHvApv とりあえずまとめてみますね。 ・何故女将が席を外し、ぶらん子が平謝らなければならなかったのか。 これに関しては「女将がくしゃみをし(セリフがそう聞こえる)料理を台無しにしたため、急ぎ調達するはめになる」 「上記とは別の理由で食材が足りなくなり、急ぎ調達するはめになる」 ですね。女将はこれが初犯であり、この時点ではぶらん子は生きている という点は皆様一致の意見だと思います。 かまんぐがなんと言っているか確定できればいいんですけれど…。 ・で、ぶらん子の死因。 童話の元が絞首台から来た男(客)ということもあり、「なんらかの罪を着せられ、絞首刑にされる」 女将の人殺しの罪をぶらん子に着させ、絞首刑にしたと考えるとその時点で黒狐亭が人間の肝臓を出すことが公にしられているので ぶらん子の肝臓を盗む必要性がなくなり、復讐シーンのセリフに違和感が生じるのと、 イラストの背景が森で、絞首台とは言い難い点が残ります。 (黒狐亭が人間の肝臓を出していることがバレていない状態で絞首刑が行われ、 女将が継続して運営するのならぶらん子の肝臓が死んでから利用された可能性はあります) 及び「ぶらん子がなんらかの理由で自殺。その後女将に肝臓を利用される」 童話のモチーフと少々異なり、自殺理由が薄い点(女将への恨みは肝臓を盗まれる前から多少はあるはず)から まだ確定には至りませんが、イラストを見る限りは有力です。 私自身原作の童話をみたことがなくて申し訳ないのですが>>79 さんの内容であればなかなか納得がいきます。 その他、女将と共犯説、つまみ食い説、実はぶらんこ=女将説など 歌詞の内容としては「真実であれ虚構であれ」「杜撰な計画」「身に覚えのない罪」がひっかかっているようです。 わざわざ戦争を前半歌詞に置いているくらいだから、何かしら関係してくるはず。黒いぶらんこの「黒い」はただ衣装が黒っぽいだけなのか。 そもそも女将に人体掻っ捌いて肝臓取り出せる技術があるのか、味を占めるほど人間の肝臓っておいしいのか、 繁盛した店にしては人間の肝臓で量的に足りるのか…悩み、ひっかかりどころは様々です。 皆様のお役に立てればと、長々と大変失礼しました。 はやくスッキリしたいですね!
110:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/21(火) 22:57:12 ID:FFM3M+4z [sage ] 初めての書き込み失礼いたします。 79含め上の説では「潰された」の表現に疑問が残るように思います。 家畜のように食材として利用するために殺されたからこその「潰される」ではないのかな……と。 なので、私は自殺説には賛成できないかな…… あ、でもぶらん子が語る中の嘘にここが含まれてしまうと意味がないですね。 うーん、難しいですね。 でもぶらん子=女将説など読んでいて非常に面白いです!
111:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/22(水) 00:19:41 ID:0ZUE4kdh 初めまして、横から失礼します。 黒き女将の宿の元の童話は「絞首架の男」ではないでしょうか。 岩波文庫の金田鬼一訳、完訳グリム童話で見つけました。 本編とは別に断篇となっている物語のようで、とても短いです。 以下あらすじです。 あるばあさんのところへ、夜にお客がたくさん来た、けれどもだす食べ物がない。 死人が一人ぶらんこをしている絞首架(くびつりだい)へ行って、 その死人の肝臓を切りとってきて、それを火であぶって、客たちにだした。 夜中に、戸をとんとんとたたく者があるので出てみると、 そこにはぼうず頭で目玉がなく、腹に傷がある死体が。 「おまえ、髪の毛はどこにあるの」「おらの髪は風に飛ばされちゃったのさ」 「おまえ、目玉はどこにあるの」「おらの髪はカラスにほじくりだされちゃったのさ」 「おまえ、肝臓はどこにあるの」「おらの肝臓は、おまえがむしゃむしゃ食べちゃったのさ」 死体の一人称が「おら」なこと、ぶらんこ描写までありましたので、これで間違いないかと思います。
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