03『黒き女将の宿』 専用考察スレ
151:ミロ2010/12/27(月) 01:53:04 ID:AWmEQ51n [sage ] AAS
>>150さん
いえいえ、理論の穴を探す事が考察をより深めていくと思ってますので、ツッコミ歓迎です。

まず前提として、童話の世界(虚構、曲に書かれている事)と現実世界は、リンクしていますが別世界です。
現実世界の皮肉を表したのが童話(紙の上に書かれた虚構)だとここでは位置づけています。
実物の世界と、鏡に映った世界、と思うと分かりやすいかと思います
(ex:レバーは贖宥状を揶揄しているが、贖宥状がレバーで出来ている訳ではない。)

料理する=贖宥状の効果はカトリック教会のお墨付きだよ!と効能を約束(でっち上げですが)だと思います。

カトリック教会の信仰心が神に届き、このような罪を許す神のご加護を紙として発行できたのだ!
と言うふうに当時宣伝しており、それを信じたカトリック教徒がこぞって買ったとの事です。
当時、罪を許してもらうには順番に儀式をする事が必要で、時間もかかり、かなりの苦行だったようです。
それが、まさかこんな紙が罪を軽くする事が出来るなんて!なんておいしい話なのだ!
客は贖宥状を発売し始めた頃のカトリック教徒の反応なのだと思います。
その客(カトリック教徒)の反応を見た女将(カトリック教会)は暴走し、レバー料理(贖宥状)を出しまくり…

考察図解右にも書いてあるのですが、当時は領主の宗教は領地に住む農民も信じなければいけませんでした。
これは宗教改革のカトリック教会とルター派の話し合いにて明確に決められました。
農民に自由に宗教を選ぶ権利はありませんでした。領主がカトリックならカトリック、ルター派ならルター派になる事が
取りきめだったのです。ぶらん子は女将(カトリック教会)に拾われた時点でカトリックへに改宗、となります。
これが「宗教に振りまわされる」という事です。明記しておけば良かったですね…
1-AA