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03『黒き女将の宿』 専用考察スレ
98:名無しさん@何にするか募集中 2010/12/21(火) 00:23:35 ID:ah7RyyVr 女将が自分のことを『クソババアが一人』と言っているのが気になります。 この歌はあくまでもぶらん子の視点から見たぶらん子の人生がメインです。 で、そのぶらん子が女将のことを「おいクソババア」と呼んでいるので、女将がわざわざ自分のことをクソババアと言ったのは、ぶらん子の視点が女将の語り部分にも影響しているのでは? そうすると、女将の行動すべてを一概に信用することができなくなります。 メルヒェンは「事実であれ虚構であれ」と、若干ぶらん子の言い分を疑っている節があるようですし。 また、女将の最後の「おら、貧しいのは……ひもじいのは……」のところですが、「おら」という一人称や「まずしい」が「まずすい(ぶらん子の訛りっぽい)」と聞こえます。 復讐シーンが曖昧なのは、本当は復讐ではないからではないでしょうか。 女将とぶらん子は共犯で、でもぶらん子は罪から逃れたいから、復讐という体裁をとることで自分を正当化……とか。
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