03『黒き女将の宿』 専用考察スレ
131:名無しさん@何にするか募集中2010/12/24(金) 22:12:23 ID:/gJtRyM1 [sage]
やっぱりどこかしこに「虚構」がある気がしますね。自分がおかしいなと思った点を幾つかあげてみます。

客は何故か酒場だと思った。
ぶらん子は町へ売られたと言ったが、女将は拾ったと言っている。
町へ売られた(?)のに「こんな田舎」である。
本来訛るはずのない女将が訛りだす。それに女将が愛した男たちから考えても女将は貧しい境遇では無かったと思います。
省13
132:ミロ2010/12/25(土) 02:06:43 ID:yqBLZbmS [sage ]
長い描き込みになるので数回に分けさせてください。

>>13さんの女将の彼氏(?)の名前と史実のすり合わせと
120さんの
女将の暴走に巻き込まれたり、それより前に女将の犠牲(綺麗事ばかりじゃないわよ)になった方々のかな?

省37
133:ミロ2010/12/25(土) 02:08:37 ID:yqBLZbmS [sage ]
ルターの宗教改革は贖宥状(以前は免罪符と言われていました。私もこちらを習いました)批判が元になっています
贖宥状はカトリック教が発行した「お金を払い贖宥状を買えば罪が軽減される」という書状です
サンピエトロ大聖堂建設のお金をねん出するために、ドイツでこれを発行したのがきっかけに宗教改革へ
(イギリスとフランスでは自分の教会にお金が入らなくなるため発行を拒否しました)

女将はカトリック教に当たり、女将の持ってきた贖罪の食材はこの贖宥状にあたるのでは…?
省24
134:ミロ2010/12/25(土) 02:09:11 ID:yqBLZbmS [sage ]
宗教革命、と言いますが、革命を起こしているのは支配層や裕福な層のみです。
農民は領主の考えに振りまわされ、領主がルター派を支持すればルター派を支持する事になり
(ぶらん子の住んでいた村はルター派でしょう)領主や聖職者の先導に従い戦争に駆り出されます。

農民戦争は農民の大敗、農民のぶらん子はそこから拾われ、カトリックで裕福層である女将に雇われます。
そこで罪はお金で軽減できると、ルター派からすれば否定すべき現状が行われて居る事になります。
省30
135:ミロ2010/12/25(土) 02:23:21 ID:yqBLZbmS [sage ]
少し修正を。
カトリック、と表現している部分はすべてカトリック「教会」と理解していただけると幸いです。
宗教自体が悪いわけではなく、それを利用している人間に下心があったわけなので、
「カトリック」では誤解をさせてしまうかと思いますので…

こんな考えもあると思っていただければ幸いです。
136:名無しさん@何にするか募集中2010/12/25(土) 02:32:18 ID:gebR3JCr [sage]
女将が富裕層なら、『暴走』はしないんじゃないでしょうか?

137:ミロ2010/12/25(土) 03:46:07 ID:yqBLZbmS [sage ]
>>136
昔から裕福層だけど、この頃はお金使っちゃって貧乏で、お金が必要だった、と言うのが正しいです
「あんな惨めな思いはもういやあぁ!」って事で
支配層、の方が表現として良いかもしれないですね。指摘ありがとうございます。

この考えだと「それで君は吊るされた訳だね」より「それで君は潰された訳だね」のほうがしっくりきますね。
省8
138:名無しさん@何にするか募集中2010/12/25(土) 04:58:24 ID:hr1kCtQi [sage]
話をぶった切って申し訳ありません
些細なことなのですが
女将が飛び出す直前に発した言葉が「ちょい失礼」かくしゃみかという議論があったと思うのですが
私はドイツ語のTschüs. (チュース); さようなら だと思いました。
どうでしょうか?
139:名無しさん@何にするか募集中2010/12/25(土) 10:03:47 ID:HhIHwywy
ぶった切りすいません
思いつきなのですが、
女将は「戦争に出て帰ってこなかった村の男」だということはない・・・ですかね?
ひもじい思いも惨めな思いもしたでしょうし、
あるいは戦傷によって不具となったかもしれません。
そのせいで女として生きることとなった、というのは考えすぎでしょうけど。
140:名無しさん@何にするか募集中2010/12/25(土) 14:32:33 ID:5Q1NAEdv
>必死に生きたけど ロクなことがねぇ…

歌詞やセリフのどこを見てもぶらん子が必死で生きていた描写なんて無い。
むしろ仮にも保護者かつ雇い主に対する態度、口ぶり等から
その真逆なのが気になります。勤務態度も実に不真面目ですよね。
1-AA